遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

ヒゴタイ公園と気になるあそこはどうなった?

2017-08-29 13:48:39 | 旅行
店休日の今日、久住のヒゴタイ公園に父と行ってきました。
場所は大体わかっていましたが、景観はどうなのか、ヒゴタイの咲き加減は等やはり初めて行くところは気になります。



天気は快晴に近く、若干霞んでいるもののミルクロードからは360°のパノラマビューがたのしめました。
阿蘇谷

久住連山。お気に入りの湧蓋山もくっきりと。

阿蘇山の東側には霞に浮かぶ祖母山



日差しは強く、日向では暑いくらいですが、標高1,000mの久住高原では爽やかな風か吹いており、すでに季節は秋に変わっていました。








よく見ると先週訪れた荻岳が見えています。




入り口が一番高いところにあり、風の影響で倒れかかったヒゴタイが多く見られ数自体ももそれほど多いわけでもなくちょっと残念な感じもありましたが(入場料は300円)何より景観が良く、空気も爽やかで高原の雰囲気を十分に楽しむことができました。


ここに寄り道してちょっと買い物。

相変わらず人が多い!
そして私的には本日のメインである、一昨日開通した立野の長陽大橋に行ってみました。
仮の開通ということですが、あの切り立った崖を一体どのように修復したのか、気になります。
工事用のスペースにちょっとだけ入らせてもらい写真を撮りました。






以前あった橋のたもとのあずま屋と駐車スペースは跡形もありませんでした。
仮というだけあって、体裁は整っていません。荒々しいむき出しの断崖がそのまま残っていました。
元々良くこんなところに橋を作ったもんだと思っていましたが、更にその感が迫ってくる光景でした。
しかし久し振りに阿蘇から大津までを山越えなしに走ってみて、あっけないほど素早く到着したので、地元の人たちにとっての恩恵は絶大なものがあるのだと思いました。


R57のトンネル工事は掘削が始まり、2020年度に開通するとのことですが、事故など無いように祈っています。
まだ豊肥線や南阿蘇鉄道の開通は未定、阿蘇大橋の架替えはかなり先と、災害復旧、復興には多くの時間と莫大な費用が必要なんですね。

荻岳

2017-08-22 17:14:20 | 旅行
先日の温泉三昧オフ会で、満天望の湯から見えた独立峰ですが、地図で見るとどうやら荻岳という名の山らしい事が判明。
説明書きを読むと波野周辺の広大な原野や畑の中に飛び出した山で、九州中央部が広く見渡せるとありました。
これは行ってみる価値があるのではないかと思い、店休日の今日、父の月一の病院参りが済んだ昼前から波野方面めがけて出動しました。
今日のお供は、途中の道路が狭いと思われたので10年オーバーのMOCOです。


Geo Trackerというアプリで記録してスクショを張り付けましたが分かりやすいかどうか?
Googleマイマップが良さそうだけど、PCの調子が悪く(古いし)携帯でアップしているので無理みたい。
今回は時計回りで進んでいます。


月曜日は雨模様で蒸し暑く、かなり仕事のダメージもあったんですが、今朝は市内から山方面がくっきり見えたのでチャンスと思い出かけました。
この判断は結果的に大成功で、なかなか見られない眺望をいく先々でゲットできました。


最寄りの滝水駅までは問題なく来ましたが、駅舎が閉まっており、あるはずの情報が得られません。
なので、駅前のお店で教えていただき事なきを得ました。
古澤商店さんどうもありがとうございました!


登りにかかったとたん予想通り道幅が狭くなり、木の枝も覆い被さってきます。
キャブコンは勿論、バンコンでも擦り傷は避けられないと思います。
すれ違いもほぼ不可能。






上るに連れて素晴らしい景色がチラチラ。
思わずオー!と声が出ますが、なんせ道が狭いのでゆっくり見られません。


やがて頂上の駐車場に着くと素晴らしい景色が。
祖母山

久住連山

高千穂方面

阿蘇山を東から

産山村、久住高原

よく見ると産山の風車やタワーが

由布岳もチラリ

花も




展望所は2ヶ所あるので両方で360°ではありますが、まがりなりにも車で登れる、たかだか800mあまりの山にしては素晴らしい眺望と言って良いですね。
山頂も結構暑かったのですが、景色を十分に堪能し、高森方面へ向かいます。


月廻り温泉前で根子岳と夏雲と飛行機雲を眺め






やはり最後はここでシメなければね!



mont-bellへも行きましたが今日のところは収穫なし。
何故ここのシェラカップにはメモリがついてないの?


帰り着くと郵便受けに不在配達通知が入っていたので(ゆうパック)再配達をお願いして届いたのは





またポチってしまいました。
真鍮のシェラカップ。
これにコーヒー入れて飲んだら旨かろうと悪魔の声がささやくものでつい(笑)


明日からも酷暑の日が続きそうですが、水分(砂糖、塩、クエン酸、蜂蜜、スポドリ粉)を摂りつつ、次のオフ会を楽しみに頑張りたいと思います。

温泉三昧のオフ会 続き

2017-08-17 12:28:55 | 車中泊
若干蒸し暑さを感じながら、それでもよく眠れました。かなりの雨が降ったようでしたがほとんど気づかず朝を迎えました。


Bさんは昨日の激走がこたえたのか、なかなか起きてこないので見切り発車で朝食にします。



Bさんがこの席にいればホットサンドや美味しいコーヒーが出てくるのですが、まあどうにかこうにか格好をつけて朝食にします。
それにしてもガスランタンにCB缶は似合わないなあ!


午後からの仕事に間に合うように200kmの道程を戻るBさんと別れ、温泉三昧の開始です。
まずは黒川温泉の旅館山河へ。
ここは黒川温泉エリアの西のはずれにあり、賑やかな温泉地の雰囲気はありません。













道路から1段下がった林のなかに駐車場、更に1段下がったところに旅館山河があります。
周囲の手入れはよく行き届いており、従業員の方々も丁寧な対応です。
旅館のなかもそれこそピカピカに磨きあげられ隙のない雰囲気に期待も高まってきます。


先客があがったので写真を撮ってみました。
事前のイメージほど広くはなかったものの、緑の木々に囲まれた心地よい空間です。
木漏れ日が水面に反射したり、水中に浸透して光の帯を作ったりして刻々と変化し、見飽きることがありません。
紅葉の時期も良いでしょうね。
お湯は無味無臭で薄い茶色です。
ここには露天の他に家族湯と内湯があるのでついでに内湯のほうに入ってみました。


整然としています。
露天と同様に古いものかと思いましたが、柱や石壁などを見るとまだかなり新しいものです。恐らくコーディネーターか空間デザイナーを入れて作った可能性がありますが、それもまた企業努力の一環ではないかと思います。
自然のなかにひっそり佇む温泉宿という雰囲気で全体が統一され、心地よい時間を過ごすことができました。
家族を連れてまた来たいと思います。


更に温泉三昧の旅は続きます。
次は黒川から竹田方面に20分ほど走った赤川温泉。
しかし残念なことにこの日は休館日で利用することができませんでした。
建物の前には温泉水が流されており、硫黄がベッタリと付着しています。(冷泉)
硫黄泉好きのAさん、残念でしたね。





さて、今回の温泉三昧の旅も終わりに近づき、訪れたのは久住高原オートビレッジです。
温泉のあるキャンプ場なので、そちらの下見もかねて来てみました。
R442から別れて10分位の場所ですが、阿蘇から産山村まで一望できる牧場のなかの道を通っていきます。





キャンプ場は広々してますが、オートキャンプ場としてみれば平坦な場所がなく、下がぬかるんでいるところもあります。
電源設備も古びていて、これ大丈夫かなと思いました。
全体的に整備が行き届いておらず、これで6,000円は高すぎではないでしょうか。
少なくとも私はここで泊まりたいとは思いませんでした。


温泉は途中で見た景観が目の前に広がっており、見ごたえ十分でした。
「満天望の湯」というだけのことはあります。
デッキに座って景色を見ていると、非日常感に心が軽くなっていくようです。
出来ればここに寝椅子のようなものが置いてあると良いんですが。
あと、浴槽が少し深めで、中に腰かけるところもないので、風呂につかりながらゆっくり景色を眺められません。
これは本当に残念でしたね。
全体的に細かい配慮が行き届いておらず、その点では午前中の「旅館山河」とは対照的でした。


終わってみればあっという間でしたが、色々なタイプの温泉を経験できた充実の旅になりました。
周囲にはまだまだ数多くの温泉があるので今後が楽しみです。
また、キャンプの方も次第に道具も増えレベルも上がってきつつあるので(本当か?)、こっちの行方も楽しみにしています。
ちょっと前までは温泉なんて暑くて嫌だ、キャンプなんてめんどくさい等と思っていましたが、我ながらえらい変わりようです(笑)

温泉三昧のオフ会

2017-08-16 19:12:23 | 車中泊
月例となったオフ会ですが、今回はスケジュールの都合でB氏が参加できないとのことで、A氏と私の2名で開催というちょっと寂しい状況となりました。


1日目
集合場所に向かうべく、濃い霧の中内牧方面に向かいます。
台風5号の前あたりから曇りや雨が続き、今年はいつもの夏とは様子が違っているようです。



場所はいつもお世話になっている阿蘇市のRVパークB&B阿蘇。
雨が降ることは事前にわかっていたので、屋根の下でBBQが出来るここにしました。
納屋を改造したものですが、大変きれいに改造され、炭や氷も用意していただけます。
安定のホスピタリティー。
屋根裏も板を張ってロフト仕様になっていました。


昼食はA氏持参のソーメンを茹でて食べましたが、薬味として登場したのは小ネギと「へべす」なる柑橘類。
カボスやスダチの親戚のようです。
見るのは勿論聞いたこともありません。
皮をすりおろしてつゆに入れると爽やかな風味が鼻に抜けていきます。
A氏と知り合わなければ恐らく味わうことはなかったと思われる「へべす」
こういう体験がとても貴重なんですね。


さて、今回のテーマである温泉三昧。
そのスタートは筋湯温泉の筋湯うたせ大浴場です。



ここは長者原等に向かうときに毎回通るところですが、外からはよく見えなかった温泉街がありました。
しっとりした風情のある昔ながらの温泉街です。
うたせ大浴場の内部は大きめの浴槽(12m×6m)と天井近くの壁から勢いよく落ちてくる約20本のうたせ湯からなるシンプルな構造。
両肩に落ちてくるように調整した間隔ですが、勢いが強く辺りに飛び散ったりもするのであまり長くは当てられませんでした。
ひどい肩凝りの人には効くのかも。
お湯は無味無臭の単純泉です。
その後更に共同浴場を求め、近くの薬師湯に行ってみましたが、奇数日は女性専用で入浴出来ませんでした。

良い雰囲気だったのでちょっと残念ですが、次の機会を楽しみにしておきます。


筋湯を離れ次に向かったのは九重星生ホテル山恵の湯。
長者原から見える星生山の麓にあります。
内湯の他に広い敷地内に露天風呂が6種類設置されています。
その内2つは硫黄泉(ひとつは冷泉)で、硫黄泉マニアのAさんは大喜びでした。
今日(8月15日)は山に霧がかかって半分しか見えない状態でしたが、天気の良い日は最高の眺望を楽しめるのではないでしょうか。

(写真がとれなかったのでちょっと拝借)
入浴料は高めの800円ですが、濃いめ硫黄泉と素晴らしい景観付きなのでまあ妥当な額かと思われます。


本日の温泉探訪はここまでで、牧の戸峠を越えてB&Bへ戻ります。




さあ、そしていつものように赤牛と野菜のBBQタイムです。
とはいえ少しづつは進歩しつつある我々。
今回は前菜として刺身(ミズダコ、アオリイカ、カンパチ)を加えてみました。
更には昼食から活躍しているシェラカップ。
世間的には今更ながらですが、私にとっては初の実践投入なんです。
結論からいうと大変役に立ち、使いやすいものでした。今のところ2個ですが、今後数を増やしていきたいです。
直火OKだし、紙コップのようにあとでゴミにならないだけでも良いんじゃないでしょうか。
きっかけを作ってくれたBさんに感謝ですね。


宴もたけなわな頃、突然の大サプライズが。
何と200kmほど遠方にいたはずのBさんが登場しました。
9月のオフ会も事情があり参加が不透明なので来てくれたとのこと。
食べるものもあまりなくて申し訳なかったです。
でも本来のメンバーが揃い、何となくホッとしました。
次回オフ会も是非事情をクリアして部分的にでも参加してください。
イヤー、それにしても驚いた!

2日目の様子は後日アップします。

桜島

2017-08-13 16:14:03 | 旅行
今日は父と妻を連れて桜島を巡る小旅行をしてきました。
父は70数年前に3年ほど滞在、私は現役時代に仕事で度々訪れたことがありますが、妻は初めてでした。


途中えびのPAから先は霧島の山々が左手に見えて綺麗なんですが、今回も靄がかかっており、霧まで出てきたので残念ながら全く見えずでした。
最近はちゃんと見えたことがありません。
秋から冬に期待しましょう。


今日のルートは
九州自動車道熊本IC→鹿児島北IC→R3など
→鹿児島フェリーターミナル→桜島→R224
→R220→R10→霧島→R223→R504→溝辺鹿児島空港IC→熊本IC
前々回のオフ会のコースの近くを通ったりしてますね。

自宅からフェリー乗り場までは約180kmと案外近く、約2時間半で到着です。
お盆休みの真っ只中とあって乗船待ちの車で駐車場は埋め尽くされていましたが、船は次々に到着するため30分待ちくらいで乗船できました。




フェリーに乗るのは久しぶりなのでなにか新鮮な気分で潮の香りを吸い込みましたが、更に魅惑的な匂いが。
それは売店のうどんでした。
これはアゴ出汁でしょうか?
ちょうど小腹も空いていたので妻と私で一杯づつ。

やはり出汁が良い感じで美味しく頂きました。ちょこんと乗ったさつま揚げが良い雰囲気だしてます。


うどんを食べ終わると同時に桜島着で、ゆっくり海を見て旅情に浸る計画もぶち壊しとなりましたが、まあいつものことなので気にしませんが。



到着後付近を移動しているとAcoopが見えました。ここは仕事できたときに何度か立ち寄ったことがあります。
久しぶり!頑張ってるねえと再会を喜びつつ、取り敢えずビジターセンターでざっとお勉強をしました。
過去の何度かの噴火による溶岩流で島の面積が増え、九州本土とも繋がったこと、溶岩の流れたあと何年かたつと植物が根付き、200年もたてば立派な林になることなど知ることができ、立ち寄ってよかったと思いました。


今日も熊本では猛暑が続いていますが、海の側だからか桜島では暑いながらも爽やかな風が吹いて、あまり汗もかかずに動けました。


その後烏島展望所でネコちゃんの歓迎を受けつつ、鹿児島市や垂水市を眺めます。
辺りにはいかにもという形の溶岩が林立し、妻も喜んでいました。




その後砂防ダムや退避壕を見ながら有村溶岩展望所に着きました。
着く前あたりから周囲の路側や広場が灰に覆われているのに気がつきました。
沿道の家々に雨樋はありません。
事前にキャン友の方に降灰があったという情報を頂いていましたが、まさにこの事だったんですね。
駐車場には舞い上がるほどの灰が積もっていました。




駐車場の整理係の方に伺うと降灰は昨日からだそうです。
地元の方には厄介な灰ですが、我々のような観光客にとっては貴重な体験となりました。


以前私が通っていた頃は、展望所から桜島口にかけての海側の溶岩流は植物もあまり生えておらずむき出しの荒々しい風景をしていた記憶があるのですが、今回はほとんど松の木に覆われており、時間の経過でこうなったのか記憶違いか、ちょっと違和感を感じました。


その後道の駅たるみずでお土産を少し買い帰路に着きました。

思ったよりは近い鹿児島だったので次回は桜島一周か、思いきって開聞岳まで行けるのではと考えています。