遊びをせんとや生まれけん

キャンピングカーGTで車中泊したり温泉巡りしています。

ホームグラウンドで

2019-11-28 06:41:11 | 日記
先月はわがキャンカーGTの販売店であるRVランドのキャンプミーティングに参加したため、いつものオフ会は2ヶ月ぶりの開催となりました。
ミーティングは初参加でしたが、想像以上に運営、参加者の方々のマナーが素晴らしかったので快適に過ごすことができました。
一度くらいは、のつもりでしたがまた来年も参加しようかな。



さて、今月のオフ会はホームグラウンドである南小国町のゴンドーシャロレーでメンバー5人プラスワンでの開催となりました。
来月はミーティングで知り合った方の参加もあり、少しづつではありますが仲間も増えつつあります。
今年は天候、特に台風絡みでオフ会の開催が危うくなることも多く、今回も27号くずれの低気圧による雨が心配されたのですが、23日は好天予報が出たためなんとか行うことが出来ました。
翌日は朝から雨予報ですが、キャンプは初日がメインなので撤収の時間を早めるなどして対応します。
もうすっかりやる気になって前のめりなので止まりません。
メンバーはtakaさんご夫妻とtakaさんのお友達、かおなし♪さん、hopさんと私。
takaさんのお友達は山で星空が見たいとの事でしたが、さてどうなったでしょうか。

昼前には現地に到着し、前泊のかおなし♪さんと合流、取り敢えず温泉だ!ということでキャンプ場そばの黒川温泉にしむら旅館のたちより湯へ行ってみます。










キャンプ前の解放感、下を流れる川の音と相まって気分は最高です。
昼温泉は昼酒と似たような背徳感もあり、ある意味ここが気分的には最も高揚する時かもしれません(笑)
先日庭の木を切っていて、腐った枝を掴んでしまい2mの脚立の上から落下した時に出来た背中の傷(約40cm、傷+黒血)を披露してかおなし♪さんを驚かせたり下の川を覗き込んだりしながら入浴を終え、車で5分のところにあるゴンドーシャロレーオートキャンプ場へ到着。
何度来たでしょうか、ここはもうフランチャイズと言っていいでしょう。
先日五家荘へ行ったときも感じましたが、例年に比べて紅葉が茶色がかっていて残念です。
管理人さんにうかがうと、10月にいったん紅葉しかかったものの記録的な暖かさのせいで止まってしまったとのことでした。

今回のサイトは展望はないけれど木に囲まれ広々した場所でしたが、景色がよくトイレに近いところは予約で埋まっていて取れませんでした。
我々が利用を始めた頃に比べて客数がかなり増加しており、キャンプブームが定着してきたことを感じます。
私自身は周りの物音が少ないこのサイトが気に入っているのでかえってラッキーでしたが、始めてきた人には眺めのいいサイトを用意できず残念でした。

簡単な昼食を終えた頃他のメンバーも到着。





私は翌朝用の3×3のタープ、かおなしさんは持参の灯油ストーブ(アラジン)の燃焼試験のためティピーテントを設営します。
今回のキャンプでは私も確認したいことがあり、そのためのタープ設営です。
昨年冬のキャンプでは気温低下と共にガスを使った暖房器具や調理器具が能力を十分に発揮できず、寒い中テンションが下がってしまったことがとても残念でした。
寒い朝に手早く暖かいものが食べられないのはなかなか辛いものなのです。
そこで冬キャンプに備え先月ビールの酔いに力を借りてポチったのがSOTOの「ムカストーブ」でした。
ついでに暖房器具としてコールマンの「ヒーターアタッチメント」と綺麗な?ガソリン用ボトルも入手しています。
ただ、今回は残念ながら気温が今の季節にしては高く、低温でもしっかり燃焼するかどうかは確認できませんでした。
なので、ともかく実際に朝食作りに使ってみようということになりました。






かなりコンパクトかつ精緻な造りで、さすがSOTOさん、さすがメイドインジャパンというところでしょうか。
これ、実はキャンプミーティングで着火だけは試しました。
最初ガソリンを少しだけ入れてポンピングしたところ上手く着火しませんでしたが、規定量を入れてみたところ難なく着火。
操作も一通り行い取り扱いは大体分かりました。
明朝の食事時を待つばかりです。

さて、いつものように談笑タイムの後食事タイムへと流れていくのですが、ここでちょっとしたハプニングが発生。
かおなし♪さんがあまりにも下らない冗談を言うので私が爆笑した瞬間に咳が出てきて、一瞬の間に肺の中の酸素がなくなり酸欠で気を失ってしまいました。
幸い近くの人に助け起こされて事なきを得ましたが、何が起きるか分かりません。
皆さんご心配をおかけしました。

夕食はいつものように持ち寄りとしました。
takaさんの親友Gちゃんのマグロとサワラの刺身(サワラ、脂がノッている)、恒例のふかけんさんの手打ちそば、takaさんお取り寄せの一鶴の骨付き鳥、hopさんの野菜と私の炭火焼鳥等々。
柿の葉寿司もあったけど食べられなかったなあ、残念。

失神のショックからなのか(笑)あまり酒類が進まず次第に眠たくなる私。
とはいえアラジンストーブのテストは気になります。
写真は上手く撮れていませんでしたが、結論から言えば思った以上にテント(サーカスTC)の中は暖まっていました。
燃焼音も匂いも気にならず十分に実用に耐えると思われます。
ティピー型のサーカスTCは6人入るとギリギリでしたが4人位ならストーブを囲んで食事も出来そうです。
実験成功でしたね。

暗くなってGちゃんお楽しみの星空観察ですが、ほぼ雲のない理想的な条件となりました。
何度も来ているこの場所ですが、月も見えず今までで最高の星空でした。
星の一つ一つが普段見ているものの倍くらいの大きさに見えます。
あまりいいサイトではなかったけどちょっと満足してもらえたでしょうか?


今回は翌日の雨が確定的だったのでテントは持ち込まず車中泊しました。
設営、撤収の手間もなく快適ではあるものの、せっかく来たのに物足りないなあという気持ちもありました。
でも湿ったテントを家に持ち帰って乾かす手間を考えたらこれは致し方ないところですね。
こんなケースではポリ素材の1~2人用のテントがあれば対応できるな、などと余計なことを考えないでもないんですけど(笑)

後半へと続く、か?


ご無沙汰です

2019-08-15 13:14:28 | 日記
7月に計画していたキャンプが台風の影響で中止になりました。
えびの市の「ベルトンオートキャンプ場」を予定していましたが、山の上で遮るものがない、途中のルートが狭い等の理由で安全が確保できない可能性もあることから中止しました。
雨が広範囲に及ぶことが予想されたので、代替案も出せず見送りましたが、自然の中での遊びなのでやむを得ないところだと思います。


このブログを書いている8月15日は台風10号が豊後水道から四国へ上陸していますが、そんな中大分県で乳幼児連れのグループがキャンプに行って山中で孤立するという出来事がありました。
幸いなことに今日全員無事に救出されたとのことでひと安心しましたが、よく言われる自然の脅威というのはいつでも誰にでも降りかかってくることなので、情報を取りつつ正常な判断を下していただきたいと思います。


離れて暮らしている妻が盆休みの間毎年熊本にやって来て一緒に過ごすのが恒例となっていますが、今回は長女も一緒に来ることになり、その都合もあって今年は7月末に妻、長女、長女の子供、ついでに次女の子供の計4人が集合することになりました。
長女の子供はまだ1歳半なのでコントロールが効きにくく、やってはいけないことを真っ先にやってしまう状態で暴れ回ってくれましたが、離れて暮らす私にとってはなかなか楽しい日々でもありました。



これは行きつけのゴンドーシャロレーキャンプ場でデイキャンをした際に、タープ設営の手伝いをしている次女の子供です。
キャンプというものに興味を抱いてくれたでしょうか?
妻はかなり楽しかったようで、次に来たときにはキャンプを予定に組み込むことになるかもしれません。
ちょっと暑かったけれど風が涼しく空気も澄んでいて良いキャンプ日和でした。




次の日は近くのスポーツ公園の水路で水遊び。
私は日陰のベンチでごろ寝です。


カドリー・ドミニオンにも行ってみたかったけどあまりの暑さに断念し、家でごろごろしたあとスシローに(笑)
5時頃に行くと案外すいてるんですね。
移動を除くと実質5日間の滞在でしたが、あっという間に終わったような気がしました。
次回みんなが集まるのは来年3月の母の七回忌になる予定です。



そして盆休みです。
キャンプ仲間のかおなし♪さんが今年はなんと8月8日から4連泊するという思いきった行動に出ました。
2泊3日はよく聞きますが4泊5日なんてYouTubeでも見たことありません。
何だかんだでいつの間にかしっかりとキャンプ沼にはまり込んだようです。
私は連泊ができないので9日と11日に合流することにしました。
場所はすでに常連の端くれくらいになった感じのゴンドーシャロレーです。
南小国町を目指していつものミルクロードを登っていきますが、8月頭から続いている阿蘇中岳の噴火による噴煙がミルクロードに降りかかっており、大型トラックが巻き上げる砂煙をかいくぐって走りました。
噴煙は菊地方面に流れているようで、キャンプ場に影響はありませんでした。

これはたまたま8月1日に草千里に行ったときに撮ったもので、車にサラサラ音をたてて降ってきたので、慌てて逃げ帰りました。

9日はかおなし♪さんがBサイト、私はGサイトで最近は違和感もなくなったソロ×ソロとなりました。
両サイトは約100m離れていて標高差もあります。
Gサイトは林間サイトで眺望は全くない代わりに風が遮られ面積も広いのでゆったり出来て、私のお気に入りです。

自作のアンティーク風の道具類に囲まれて余裕をかますかおなし♪さん。
悔しいけれどなかなか統一感があり他にはない雰囲気が出ていました。


私のサイトはよく言えばシンプル、というか殺風景ですね。
オシャレ感なんか1ミリもありません。
いいんですこれで!
今度は前回と異なったテントとタープの連結方法を試してみました。
これの方がコンパクトです。
だんだんと余裕も出来てきて、タープもピンと張れているでしょう?

相変わらずそれほど大量には食べられないので小型のグリルに炭を熾して焼き鳥やソーセージなどをチマチマと焼き、ビールと一緒に食べますが、案外調子がよくビール2缶と焼酎を飲み、ツマミも予定量を食べたので椅子を抱えて急坂を100m登ってかおなし♪さんのサイトへお邪魔しました。
寄る年波で太ももがプルプルします。
何かを頂き(何かを忘れる)ワインも頂きいい気持ちに。
あ、湯豆腐か!
他にも何かあったような・・・
ソロ×ソロならではの楽しみ方でしょうかね?

朝一の気温です。
暑がりの私には最適温でした。
もちろん熟睡。

定番となった焼きマフィン。
ハムやレタスを挟んで粒マスタードを塗りつけて頂きます。
粒マスタードは美味しいんですが、あの酸味が少し気になるので次からは芥子バターにしてみるかな。


タープに少し結露がありましたがすぐに乾いたので思ったより早く撤収が完了しました。
今回は長めのホウキを持ってきていて、タープやテントに付着した木屑や蟻や水滴を掃き飛ばしてみましたが、なかなかいい仕事をしてくれました。
設営に比べて気の重い撤収ですが、次第に段取りも固まってきたのか、それほど苦にはなりませんでした。
面倒くさがりの私ですが、テントやタープの設営は結構楽しいと感じます。
テント泊も最初から抵抗なく楽しめました。
使う機会はあまりありませんが、ロープワークも少しづつ習得中なのでブッシュクラフト的なことにも挑戦していきたいと思っています。
ただ、次第に道具が増えていき、何がどこにあるかの把握が出来なくなるのが問題です。
今回も事前に古くなった食品を中心に断捨離をおこなってきたんですが、量的にはあまり変わってないような気がします。


というわけで私の1日目は無事に終了し帰宅。


さて次の日はかおなし♪さんの最終日、私とhopさんも合流し久々の3人でのグルキャンでした。

3人だとソロに比べ食事も賑やかになります。

これは袋マニア(笑)のhopさんに頂いた袋で、私のスキレットにピッタリでした。
ありがとうございました!


今回のサイトはやはり林間でそれなりに広いのでハイエース3台と4m×4mのタープとテントをひとつ張ってもまだ余裕がありました。




前回に比べ少し温度は上がりましたがそれでも快適な気温で気持ちよく寝ることが出来ました。
今回から新規にコットをテント内に持ち込んで寝てみましたが、事前に1週間ほど家で使って馴れたせいもあって違和感は感じませんでした。
こうやって道具が増えていくのですね。



何はともあれこうして無事に盆キャンプも終わりを迎えました。
次回はどこになるのか?
それを楽しみにまた1ヶ月頑張っていこうと思います。



5月のあれこれ

2019-05-30 20:00:05 | 日記
5月は10連休(すでに懐かしい感じさえ覚える)後半もあり、仲間たちも色々忙しいようで、結局オフ会は来月に持ち越しとなりました。


22日はライフワークでもある、父とのお出かけ。
手近なところはかなり行き尽くしてますが、季節ごとに見所も違ってなにかと新しい発見もあり、飽きることはありません。
新緑、紅葉、遠望、積雪等々。
今回のルートは、これも数えきれないほど訪れた菊地、小国、瀬の本、筋湯、長者原、牧の戸コースで、そのあと箱石峠、高森を通って南阿蘇に新しく出来た商業施設を覗いてみるという計画で出発しました。


途中、南小国で山鳥の森キャンプ場に下見のために立ち寄りましたが、あいにく休業日で誰もいません。
とりあえず場内を一周してみます。
敷地のなかには魚釣りのできる池や子供用のプール?もあり、完全なファミリー仕様のようです。
我々の仲間も私自身も徐々に経験を積み、自分達の楽しみ方も覚えつつあり、その流れから見るとここはベクトルが違っていると感じました。
でも、小さい子供をつれてくるには素晴らしい場所だと思います。



その後長者原から牧の戸峠を越えて降りたところにあるハーブティーの店に立ち寄り、コーヒーを一杯。
Tea&Herbtea36というお店です。
店休日でしたがたまたま中にいた店員さんが我々に気がついて店を開けてくれました。
ちなみにこの店員さんは熊本市内から通ってきているそうです!
そこで耳寄りな情報をふたつ。
ひとつは内牧の「はな阿蘇美」でバラ祭りが開催中であること。
もうひとつは地震による道路崩壊で閉鎖されていた仙酔峡が開通となり、ミヤマキリシマが咲いていること。
どちらにしようか悩みましたが結局バラ祭りに行くことに。
私は植物全般にあまり興味がなく、逆に植物大好きな父に聞いて決定しました。

手前に咲いているのはネモフィラ(と書いた札がありましたww)
これを覚えたのが今回の大収穫です。

なかなか見事です。
お手入れも大変だろうなあ。

大喜びの父とあっという間に飽きてしまった不肖の息子(笑)
でもこれだけのバラを見るのは初めてかな?
去年水俣で見たけれど、これほどきれいに咲いてはいなかったような気がします。




そして

花に囲まれて一服。
ここでパッタリいっても本人的には大満足かもしれませんね。
ちょうど満開のようで、いいタイミングでした。
この後併設のレストランで食事をしましたが、何気なく付けたサラダバーが思いのほか充実していてちょっとビックリでした。
これだけで(¥320)完全に1食分はあるので、次回はちょっとだけなにかを頼んでサラダバーをつければ丁度いいのではないかと思います。
ちなみに内容は、お茶、ご飯、高菜飯、味噌汁、スープ、サラダ各種、プリン、ソフトクリーム、デザート類等でした。
ハンバーグの単品かなにかを頼めば十分ですね。
というわけで色々充実した半日を過ごすことができ、父も大満足でした。


もともと25、26日はオフ会のために仕事を休む予定でしたが、来月に持ち越しとなったので、当然のようにソロキャンに変更し南小国町のゴンドーシャロレーに予約を入れておきました。
友人の一人は同日に開催されているキャンピングカーショー(in熊本)に奥様と一緒に行って、次期キャンカーの下見という重要なミッションがあるとのこと、もう一人の友人は仕事が最近忙しく疲れぎみで腰の具合もよろしくないそうで、その時点で今回は一人オフ会だなと思っていました。


前日の金曜日、腰の痛い友人からラインが入ってきます。

こんなところでこんなことをしているようです。
ああ、家(M崎県)の近くでいいとこ見つけたんだな。
それも良いよね。
腰が痛いから遠出は無理だしね。
「で、そこはどこなんです?」
「鍋の平です!」
「ハア?」
鍋の平キャンプ場は熊本県の高森町にあり、我が家からもそう遠くはありません。
腰が痛くて動けないはずなのに隣県まで出張って来ている模様です。
おまけに優雅にソロキャンを楽しんでいる雰囲気ではないですか!
あとで聞けば、私を騙し討ちにして楽しもうという魂胆であったとのこと。
人の良いのだけが取り柄の私は見事に引っ掛かったというわけです。
当然のごとく次の日の私のソロキャンにも参加するとのことで、追加予約をすることに。
持つべきものは友・・・・ですね。
それはともかく、鍋の平キャンプ場は根子岳の麓の芝生のきれいなところだったようで、近いうちに行ってみたいと思います。
もう一人の友人は前週に雨のなか、この鍋の平を下見してあまりいい印象を持たなかったようですが、ここに限らず雨キャンプは出来れば避けたいところですね。



さて、私にとってはソロキャン本番の日、日本全国が5月としては異例の猛暑に包まれました。
いつもならこの時期20℃を下回るはずのミルクロードの上も27℃。
標高1000m弱のゴンドーシャロレーに着いても26℃。
でも日陰でじっとしていれば湿度が低いためかヒンヤリして快適です。


今回は前回のソロキャン同様展望のきかない林間サイトを予約しました。
木立に囲まれているため落ち着いて過ごせてとても気に入ったからです。
サイトも広々しています。
平地では滅多に聞くことの無いカッコウやホトトギスがひっきりなしに啼いて高原気分を盛り上げてくれます。
キツツキのドラミング音も響いてきます。
鹿とよく似た鳴き声からするとアオゲラでしょうか。
あと、茶屋の原でも聴こえていましたがアオバトの「ワーオーワーオー」という奇妙な鳴き声も。


それはともかく、今回は自分にとって大事なミッションがあります。
前回の茶屋の原キャンプ場で初張りしたテントに、新たに購入したヘキサタープを連結してみるというものです。
連結は無理としてもとりあえず被せる位はしてみたい。
午後の日差しに照らされて大汗をかいてなんとか張ってみました。

アレッ?
なんか違うなあ。
こんなはずではなかったような気がする。
寛ぐべき前室的なスペースがない!
タープに対してテントが大きい?
でも前後にポールが立っているのでずらせない。

でもまあ、今回は張れることが分かっただけ良しとしようか。
次回は前方(向かって左)のポールを高くする、タープ後方とポールの間にロープを張ってテントを後ろ(向かって右)にずらして前室的なスペースを稼ぎ出す、という方針でカッコヨク張りたいものです。


テントを張っている最中にやって来た友人と共に近くの黒川温泉の「野の花」で温泉を楽しみ、サイトに戻って(10分位です)いつものごとく焚き火と食事になだれ込みます。




手前で私が焼き物を、友人は向こう側で地鶏やこてっちゃんを調理という、ちょっとソロソロ気分で静かに時が過ぎていきました。
この辺の何気ない、それでいて非日常のひとときが私にはキャンプの醍醐味と思えます。


林間サイトは3つ並びであり、片側はソロ(ハンモック泊!)、もう片側は中学生くらいの男の子をつれた父親でそれぞれゆっくり楽しんでいたようです。
この日は50組位の利用者があって、上の景観の良いところも満席状態でした。


テントで寝た私は(友人は車中泊)朝の5時前にテントに降り注いでくる鳥の声で目が覚めました。
すぐ側で名前のわからない鳥がしきりに囀ずっているようです。
長い間生きてきて、恐らく最高の目覚めだったのではないでしょうか。
外に出ると鳥が逃げると思い、しばらくの間テントの中でじっと聴いていました。


朝食はマフィン、ハム、レタス、卵とコーヒーで簡単に済ませました。
食べ終わる頃友人も起きてきましたが、この辺がソロソロの良いところで、自分のペースでゆっくり過ごすことができます。
オフ会でも夜はみんなで、朝は各々というのがいいかもしれませんね。



今回はタープとテントが思ったように張れず、それぞれで夕食とはならなかったのですが、次回は出来ればそれを実現したいと思います。
やはり自分のテントとタープの下で食事、というのがベストの形ですからね。


当初の予定では撤収後キャンプ場を下見しつつ帰宅するはずだったのですが、前日キャンカーショーに行ってきた友人が、珍しい車があったので是非見ておくようにと何度も言うので、予定変更で益城町のグランメッセ熊本に出かけてきました。

分かりづらい写真ですが、SUZUKIキャリー(現行ではない)ベースのキャンピングカーで、荷台に鉄製の箱を載せさらにその上に折り畳みのテントのようなものを就寝スペースとして載せています。
ノンターボの軽四だし、そこそこ重量もあるので長距離は無理だけど、自衛隊の小型特殊車両のようでカッコいいし、キャンプなどの遊び車としては十分使えるのではないかと思いました。




というわけで5月も終わり、梅雨から夏へと苦手な季節がやって来ますが、できるだけ高度のある場所でのキャンプを楽しみつつ、乗りきっていきたいものです。

なお、別日に3ヶ所ほど南阿蘇周辺のキャンプ場の下見をしましたが、それはまた機会があればアップしたいと思います。

新緑の日向路

2019-04-24 17:17:55 | 日記
以前から久しぶりに太平洋を見てみたいと言っていた父の希望により宮崎県日向市周辺に出かけてきました。


4月最初に二人とも誕生日を迎え、合わせて162歳の高齢コンビとなりましたが、まだまだ遠征を続けています。
父は先日定期的に通っている医院の先生から、もう薬や通院の必要はないと言われ、気をよくしていました。
耳がよく聞こえず、時系列や方角などが把握しづらくなってはいますが、食事は少量ながら私と同じものを食べ、観光地にいけばゆっくりではあるけれど歩き、車で1日10時間位の行程をほとんど居眠りもせず景色を眺めて喜んでいます。
この調子だと大台も夢ではないかも?


この日の日程は6時過ぎに出発。
高森、高千穂、延岡を経由して日向の馬ヶ背周辺、私の希望でサンパークキャンプ場の下見、美々津の町並み、諸塚村、五ヶ瀬を経由して南阿蘇村で食事をとり帰宅というもので310kmありました。



最初は太平洋を望む馬ヶ背。



この日は午後から雨が降るという予報で、あいにくの曇り空でした。
しかし岩場に打ち寄せる波の音を聴くと、以前に住んでいた和歌山県の枯木灘を思い出しました。
植生もよく似ています。




細島灯台と馬ヶ背。
柱状節理があちこちに見られて見事でした。

時にはこんな雄大な景色を見ることも大事ですね。
何となく気持ちが軽くなったような気がしました。
まあ、脳天気で悩みなどないんですけどね(笑)


この辺りでもうひとつの有名スポットであるクルスの海も見ましたが、父が一言「これをクルスというのはかなり無理があるな」
いい景色ではあるけれど・・・


ここまでは延岡から東九州自動車道を利用し門川で降り日向の街中を通ってきましたが、南国ムードが宮崎市ほどではないものの、そこはかとなく漂っており、全体にきれいに整備された都市という感じがしました。
通りすぎただけでしたが、ひょっとしたらあちこちに古いものが残っているかもしれません。
仕事でこの辺りを行き来していた頃は単なる通過点でしかなかったので印象に残っていませんでしたが、状況が違うと見方も違ってくるものですね。
住んでいる人はまた違った見方をするでしょうけど。


好印象を持ちながら次の目的地である日向サンパークオートキャンプ場に向かいます。
キャンプ場は大きな公園的な施設の中にあり、今まで見たどのキャンプ場より整備されていました。




ここでキャンプしたら気持ちいいでしょうね。
温泉も近くにありました。
下見の許可をいただくために電話でお話しした管理人の方も非常に丁寧な対応で、ポイント高かったです!
ただひとつ残念だったのはトイレが和式洋式各1台しかなかったことです。
もちろんきれいではありましたが。


次の目的地、美々津の町並みはキャンプ場から程近いところにありました。
私は直接行ったことがありませんが、耳川をちょっと遡ったところにアユの養殖施設があり取引関係もあったので懐かしい場所でした。
町並みに到着したのがまだ10時過ぎだったため店舗がほとんど空いておらずちょっと寂しい雰囲気です。









ここに着いたとき2台の観光バスが入ってきて計6~70人ほどの中高年女性の団体を下ろしていきました。
(日本の方達です!)
見るところは同じようなものなので、行く先々で行く手を阻まれ脱出に手間取ってしまいました。
店舗もまだ開いておらず、色々とタイミングの悪い訪問でしたが、江戸時代の回船問屋の威光がしのばれ興味深いものがありました。
次回はもう少し到着時間を調整して訪問したいと思います。
馬籠や豆田や飫肥や竹田など、今まで行った古い町並みが残っている場所はどちらかというと内陸が多かったのでここは新鮮な感じがしました。


この後もう1ヶ所西の正倉院というところを見学する予定でしたが、時間が厳しそうだったので帰路につくことにしました。
耳川を遡り東郷町、諸塚村を通って五ヶ瀬町に出るルートを通りましたが、R265で椎葉村に出るのではなく、何となくR503を選んでしまいました。
この道は最高点が1000mあり、離合不可能な箇所も多く、いわゆる酷道的なルートであったため美々津から五ヶ瀬まで3時間かかってしまいました。
ただ、その分新緑が見事で恐らく紅葉もそれなりに見ごたえがあると思われるので怪我の功名といった感じで、今後の楽しみが増えました。


その後五ヶ瀬町→高森町→南阿蘇村と走って移転新設されたあそ望の郷くぎのの蕎麦道場で食事をし(以前は蕎麦を頼むとお握りがついてきたのですが、それは無くなっていました。実質値上げですね)


阿蘇五岳が一望できるのは以前と同じです。
道場は広々してキレイでした。
GWは大にぎわいだと思われますから近づかないようにしましょう。
帰宅したら3時半でした。


余談ですがキャンプ的な趣味を持つ私ですが、キャンピングカーがあるので今までテントは持っていませんでした。
製品のメーカーや知識もほとんどありません。
ところがとてもテントなど買いそうになかった友人が急に興味を持ち、人気テントの争奪戦にエントリーし、なんと当たってしまい(私はハズレというよりサイトに繋がりもせず)テント持ちになってしまったため、行き掛かり上Amazonでポチってしまいました。
また一歩、イケないところへ足を突っ込んだ感が・・・
友人のは泣く子も黙るテンマクデザインのサーカスTC DXですが、私のは在庫豊富なフィールドアのワンポールテントです。(これもサーカスど同じで火に強いポリコットン製です)。
ただその友人は異常な怖がりで、セキュリティー上の問題があるためテントに寝ることは100%ないと言います。
槍で突かれるかもとのこと(笑)
ではそもそもなぜテントを買おうと思ったのか?
聞いてみるとリビング的な使い方がしたいそうです。
寝るのはキャンピングカーで。
まあ、キャンプに公式は当てはまらないのでそれも十分にありでしょう。
ということで近々新米テント持ちの中高年コンビがソロⅩソロのキャンプを行うことになりました。
食事とかどうなるんでしょうか?
雨は降らないでしょうか?
今度はメスティンでご飯炊くかな?



普段から主にキャンプの動画をYouTubeでよく見る私ですが、音楽を聴いたりもします。
そのなかでたまたまSinonという女性歌手を知りました。(日本人)
カーペンターズの歌もよく歌っていて大変素晴らしいのではないかと思います。
「青春の輝き」など再現性が半端ではないように思いました。
こんな発見があるので、TVそっちのけで見てしまいます。
でもトークは???不思議系でした。

休日にあちこち

2019-02-27 19:43:36 | 日記
昨日(2月26日)は午後から会社行事のため仕事が少なく、午前中休みました。
天気は霞がかかったようで展望もききませんが短時間で行ける南阿蘇をひとまわりします。
まずは先日立ち寄ってとても美味しかった「グランツムート」というパン屋へ。
野菜とチキンの燻製入りのパイのようなサクサクのパン(デニッシュ?)と、これも燻製の卵が入った惣菜パン的なのを昼食用に買い求めました。
値段もそれなりではありますが、なんと言っても食べるときに手についた薫製の香りがなかなかとれないくらいに香ばしく、今後もリピート確定。
店舗の半分はカフェになっており、景色も良さそうだったのでコーヒーを飲みたかったのですが、暖房が効いてなかったのと、ご主人の愛想があまりにも悪かったので撤退しました。
後でGoogleMapのレビューを見たらやはりその事に触れた書き込みもありました。
パンが美味しければまあ良いけれど、もう少し普通の対応なら嬉しいんですが・・・
職人気質の方なんでしょうかね?


コーヒーは「あそ望の郷くぎの」でいただきました。
いつ来てもいい眺めです。
インスタントよりちょいマシなコーヒーもグレードアップしたように感じる?
食堂のとなりに建物を建設中なので聞いてみると、1キロほど離れたところにあるそば道場が移転するとのこと。

かえり道、萌の里の近くにあって前から気になっていた「塩井社湧水」へ行ってみました。







味は「ああ、美味い」という感じではなく無味無臭。
もちろん不味いと言う意味ではありません。
数多くのパイプが敷設されていて、生活用水や農業用水として活用されているようでした。


そして今日(2月27日)は店休日なので、今が見頃と思われる梅の花を見に人吉梅園に行ってきました。
ループ線とスイッチバックで有名な大畑駅の近くにあるそうなので、鉄分のない私ですが一応見ておいてもいいかな等と思いながら向かいます。






緩やかな傾斜なので足が弱った父でもなんとか登れます。


間近に九州自動車道が見えます。
24日の日曜日に梅祭りがあり、恐らく賑わったことでしょうが、今日は平日の午前中のため閑散としていました。
満開の一歩手前のように見えましたが、静かにゆっくり見物することができ父も大喜びです。
私と違って植物好きなのでね。
大畑駅にも行ってみましたが、当然ながらループ線の全貌も見えず、線路の傾斜だけチラ見して通過しました。
帰りはいつものようにR219で球磨川の流れを楽しみながら走ってきました。
それにしても全く寒さを感じない1日で、このまま春になりそうな感じがします。
桜が咲くまでもう一月足らずだし、阿蘇の野焼きも始まりますからね。


附録
N-VAN改装の経過です。
コンセプトは手っ取り早く安上がり(笑)
快適な車中泊にそなえて少しづつ改装を行ってます。
まずは遮光から。
オプションのサンシェードはペラペラな布で装着もしにくいので自作します。
ハンズマンで車中泊定番アイテムの銀マットを2枚購入。
厚みは8mmで折り畳みタイプです。
1枚1,200円位でした。
型どりして嵌め込むのですが、後ろの3枚は窓枠が鉄板なのでシート状の磁石を切ってマットに接着しました。

簡単にパチパチッと装着できます。
他のところは鉄板ではないので、ガラス面より少しだけ大きめに切り抜いて押し込むように嵌めました。



そこそこいい感じでしょう?
お洒落なものに敏感な私の友人達には不評かもしれませんが、良いんです機能すれば!
そして助手席前の簡易テーブルです。
これはオプションで提供されていますが、なんと税抜き13,000円です。
使ったのは100均(ダイソー)の板とカッティングシートで合計216円です。
なんと1/65!
見かけは劣りますが機能は同じですからね。

ここに

こんな風に装着できます。
車体側にスリットがあるので軽く差し込むだけです。
次回はいよいよベッドです。
いま設計図を作成中(頭のなかでwww)
使用するのはイレクターパイプです。
塩ビパイプでの組み立て作業一式は仕事で日常的に行っていたのでなんとかなるでしょう。
完成は未定ですが納期もないので気が向いたときに作業することにします。