正恩氏、トランプ氏演説に反発「史上最高の超強硬措置」
日米韓の首脳と、北朝鮮のキム委員長との言葉の戦争は、段々行きつくところまで来ているようになっている。
そうしたことを見ていると、童謡の「ウサギと亀」を思ってしまう。
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もしもし かめよ かめさんよ
せかいの うちに おまえほど
あゆみの のろい ものはない
どうして そんなに のろいのか
なんと おっしゃる うさぎさん
そんなら おまえと かけくらべ
むこうの 小山(こやま)の ふもとまで
どちらが さきに かけつくか
♪
この童謡の中の「むこうのおやまのふもとまで
どちらがさきにかけつくか」
のどちらとは、勝敗を意味しているだろが、この勝敗は単なる勝敗ではない。
どちらが先に先端を切って、戦争に持ち込むかということを意味している。
のみならずこの戦争は、核兵器を用いたものとなり、核戦争に繋がっていく。
これによって我が国はまた、3度目の被爆国になるかもしれない。それも1発ではなく、いくつもの米軍基地めがけて襲ってくると、多重被爆国になる。
ところがこの国の首相は、被爆国の首相でありながら米国の傘に依存しようとしていて、核兵器使用禁止条約にも参加しようとしていない。
むしろ核戦争になってくれるのを、自衛隊の最高指揮官として待っている。
正恩氏、トランプ氏演説に反発「史上最高の超強硬措置」
安倍首相は国連演説において、持ち時間の8割がたを北朝鮮への圧力や制裁を加えるという非難に終始していた。
ならば間もなく開かれる臨時国会においては、冒頭解散宣言する前に、これまで国民とも約束していた「国有地売却、森友学園、加計学園」問題についてしっかり説明責任を果たす説いた言葉に従って、多くの時間を使って説明を求める。
これは蔑ろにしての国会解散するというのであれば、これはこれまで国民が投票所に足を混んで投票権を行使してきたことを蔑ろにする行為で、犯罪行為と言っていい。
国家の首長がこんな有様だから、閣僚も見習い、議員も見習い、企業首脳も見習っている。
それが人心不信を招き、暗い世の中にしていくばかりでなく、将来の子孫にも影を落としていく。