青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

普遍的現象と一般的現象

2008年12月30日 | 人生設計
我が国から、本年度のノーベル賞受賞者が四人の方が選ばれた。その内の三人の方は物理学賞対象者で、「自発的対称性の破れ」という理論が、その授賞対象に選ばれている。
前にも述べたが、私が思っていた事や考えていた事の言葉としての表し方がうまくできなかったものが、この自発的対称性の破れ」という言葉で表すと、すっきりするように思えて多用させてもらっている。

この「自発的対称性の破れ」という現象には、私から見ると二つの形態がある思われる。
一つは「普遍的現象」。
もう一つは「一般的現象」とでもいい、他の言い方もあるが、そこは皆さん方自身が気が付いて頂くことにしてもらいたい。

「普遍的現象」というのは、この世を形成させる現象を表す。
それに対して「一般的現象」とは、「普遍的現象」によって形成された「この世」を、営ませる現象とでもいってよく、よってこの二つの「普遍的現象」と「一般的現象」は、別個として表れる現象ではなく混在して融合して存在している。

ちなみに「一般的現象」は、「変質、変形」とか、「再生、復元」という性質をもつ。これは時間を表すものでもあり、子孫の保存行為を表す行為でもある。
われわれ人間は、この「一般的現象」という「自発的対称性の破れ」のみに見舞われ、「普遍的現象」という「自発的対称性の破れ」ということに目を向けていないところに、世の中の乱れの原因がある。

では、よいお年を・・・・
コメント
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