青い鳥の世界へ

人として厳しい中で生きていかなければならない中、少しでも良い世界になったら。そして、より明るく、清らかに、暖かく。

進行する虐待

2008年12月14日 | 人生設計
「虐待」と言っても、普通は「憎い」とか「嫌な」相手に対する行為だが、それだけとは限らない。というよりは、それだけとは、いえないような「虐待」が多くなってきた。
親が子供が言う事を聞かないから、「何となくそうしないではいられない」というようなことになり、又「家庭内暴力とか配偶者暴力(DVとか言われる)」ものは、「かわいい、愛しい」と思いながら「虐待」しないではいられない面を持っているらしい。無意識な不安に、襲われるようなのである。それを他の人にではなく、身近な人に対して、向けている。
こうした人達を、何故「虐待」に走らせるのだろうか。

最近知ったことだが、「血液型」とか「運勢」なんかの書本が売れていて、ひとつの流行になっているらしい。テレビや週刊誌など、マスメディアでも取り上げられ、広まっているという。
血液型や運勢を通して、自分や身近な人の性質や性格とか将来の運勢を知る、それによって安心し不安になる。
だがそれは言い換えると、自分や他人に対する「虐待」になる。そしてそれを、進行させていく。

本に記述されている通りになるとは、絶対に限らない。記述された通りになったとしても、続く事はないし、反対になる事もある。
元々性質とか性格とかは、長所と短所を併せ持っている。それが普通であって、だからと言ってそのどちらにも片寄っている事はなく、長所と短所を持って平均化しバランスを保っている。
それが書本では、「こうだ」という風に型にはめるような表現をしているようで、それで人は不安心理を煽り立てられ、人や自分を「虐待」させるようなことになってしまう。
食品などの「偽装、捏造、汚染」や、振込み詐欺と言った「だまし」なども、人に対する「虐待」と同時に、自分自身に対する「虐待」でもある。
こういう「進行する虐待」は、どうして起こるのだろうか。

実は、こうした「進行する虐待」の原因は、「人間界の自発的対称性の破れ」が原因している。この原因を、良く知り、改めていけばよい。
しかし残念ながら、今日の人々は、この「進行する虐待」の原因は、「人間界の自発的対称性の破れ」が原因と知る人はいないようだ。ノーベル賞とか何のかのとかの賞を取り、研究施設や費用に恵まれても、この「解」を摑めないでいる。

私は障害者だし、中卒の学力しかなく、今は車イス生活だが、この「解」を得ている。尤も、どうも私の思考の仕方は、普通の人の思考のとは異なるみたいだ。
普通は「大から小」へと、「小から大」へと考える。時間も「過去、現在、未来」と考える。だがそうしない。
「大も小」も無く考え、「時間の存在」も無く考え、その中での一点性に気が付くと、「解」が得られる。
そこに「進行する虐待」の原因と、「人間界の自発的対称性の破れ」の原因がある。
コメント
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