第54回奈良県連盟大会

毎年、昭和の日(4月29日)は、奈良県連盟大会の日です。4月に上進したボーイスカウト隊員にとっては、入隊式以降の初めてのボーイスカウト活動への参加となります。
ボーイスカウト隊は自転車で会場の大和郡山市矢田山総合運動公園を目指します。片道約12kmの距離です。三宅町役場に集合し、班毎に自転車で列を組み出発します。指導者は手分けして各班の後ろをついていきます。私はしろくま班につくこととなりました。出発早々、コースを逆走するハプニングがありましたが、なんとか正しいコースに戻りました。途中、先発のしろくま班が進路を探していると、後発のはやぶさ班が追い越して行きました。何分か話し合った結果、しろくま班ははやぶさ班と違うコースをとりました。計画では両班ともに同じコースを行くはずなのですが。道に迷うのも学習のうちです。何度かとまりながらも中間目的地の郡山金魚卸売センターに到着ました。はやぶさ班も少し前について、待っていました。
郡山は日本の三大金魚生産地の一つです。この卸売センターは金魚の競売のほかに釣り堀もやっています。ここで金魚釣りを体験しました。竿と餌をもらい、池で糸を垂れ、じっと待ちます。1時間半ほどでしたが、何人かの隊員は金魚が釣れました。もちろん、まったく釣れなかった隊員もいます。
矢田山総合運動公園につくと、磯城一団のビーバー隊、カブ隊、ベンチャー隊は先に到着していました。昼食にした後、会場のアリーナに入場します。会場内は約1800名のスカウト、指導者で埋め尽くされています。式典は県連儀礼隊による連盟旗入場で始まりした。来賓の挨拶、表彰に続き、富士章、菊賞スカウトの顕彰がありました。昨年度、磯城一団からは3名のスカウトが菊章を取得しました。当団の隊員たちも前にでて、紹介されました。会場全員から弥栄を贈られました。
式典が終わった後は、来たときと同じように、自転車で帰ります。途中のコースも道を確認しながら進んでいったので、いくつかの他団スカウトの自転車に追い越されながら、なんとか三宅町まで帰ってきました。