星を数えながら

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分かち合えればいいなぁ。

一羽の雀

2009年03月20日 09時53分23秒 | 聖書・賛美・メッセージ
昨日の昼、ある方と昼食をご一緒した。
楽しい会話の中で、「一羽の雀」の話しが出てきた。

それは、今は引退されて京都におられる
私の大先輩のT師が話されたことだそうだ。
若かりし頃、極寒地域で牧師として働かれておられた時、
まだ日本の社会も貧しい時代で、
牧師の生活もそれ以上に貧しさを強いられる時だった。

「家族もいる、でも充分に食べるものがない。
 もう牧師の働きを辞めようか」と思いながら、
朝、歯を磨きながら窓の外に目をやると、
丸々太った一羽の雀がいたそうだ。



(私は一瞬、その雀を美味しそうに思ったか、
 網を持って捕まえに行ったのかなと思った・笑)

その時、T師は聖書の言葉を思い出した。
「二羽のすずめは一アサリオンで売られているではないか。
 しかもあなたがたの父の許しがなければ、
 その一羽も地に落ちることはない。
 
 またあなたがたの頭の毛までも、みな数えられている。
 それだから、恐れることはない。
 あなたがたは多くのすずめよりも、まさった者である」
                マタイ10:29-31

T師は「あの雀はどこから餌を得ているのだろうか。
そうだ、神様は一羽の雀さえも目にとめて下さるんだ」
と神の言葉によって励まされたそうだ。
そして神の不思議な方法で、家庭が支えられていったとのこと。

先日T師とお電話で話しをさせて頂いていたので、
T師が独特の口調で話される様子が想像できた。



そして私の頭の中では、レーナ・マリアさんが歌う
一羽の雀に」が流れ始めていた。

  心くじけて、思い悩み
  などて寂しく、空を仰ぐ
 
  主イエスこそ、我が真の友
  一羽の雀に目を注ぎたもう
  主は我さえも 支えたもうなり
 
  声高らかに、我は歌わん
  一羽の雀さえ 主は守りたもう

  心静めて、御声聞けば、
  恐れは去りて、ゆだねるをえん

  ただ知らまほし、ゆくての道
  一羽の雀に目を注ぎたもう
  主は我さえも、支えたもうなり

  声高らかに我は歌わん
  一羽の雀さえ 主は守りたもう