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中華紀行文

アイ リブ イン サンハイ チーナ。
現地採用、海外就職、危険です。現地採用ダメ、ゼッタイ。
現地採用には…なるな!

北外灘に昼食難民が発生!中国人の昼の予算は?

2014-10-19 | 現地採用関連以外の上海、中国ネタ


上海市東部の北外灘では飲食店が少なく、「昼食難民」が大量に発生しているそうです。

記事全文はこちら「上海熱線」
http://hot.online.sh.cn/content/2014-10/17/content_7134160.htm

■ボヤく王さん
「毎天回家要準備第二天带的飯菜実在麻煩。上班擠車還要帯个飯盒,不小心還容易撒,一次飯盒遺忘在車上,連午飯也没得吃。」
(毎日帰ったら、翌日の弁当に準備するのは面倒だよ。混んでる道を車で出勤しなくちゃいけないし、車中で弁当がこぼれないように注意しなくちゃいけない。忘れたら昼ごはんが食べられないよ)

王さんはボヤいております。

■弁当率
記事の中ではこのエリアのホワイトカラーのうち30%が弁当持参とのこと。
ちかくに飲食店ないのですかね?

上海では、「外売(わいまい)」といってデリバリーをやっているお店が多いんですが。

■ホワイトカラーのお昼事情
僕自身ホワイトカラーとして働いておりますが、20代中国人スタッフのお昼予算は大体
15元~30元、250円から500円ぐらいでしょうか。


ちなみに僕はそれよりも安く、10~13元(200円前後)を目安にしています。

■小汚い「小吃店」は嫌う人が多い
「小吃店(しゃおちー)」と呼ばれる、個人商店、例えばラーメンとかワンタンとか
のお店ですが、あまり衛生的ではないので、嫌う中国人も少なくないです。

特にホワイトカラーの上海人はこの傾向が強く、マクドナルドなどのファーストフードやスターバックス、ショッピングモールのフードコードが好きです。
味なんてたいして変わらないのに。

■僕は貧乏
僕は貧乏なので、ほぼ毎日「小吃店(しゃおちー)」で食事をしています。
なので、周りのスタッフから驚かれます。

と、同時にマジで貧乏だと思われているみたいです。。

■最後に
北外灘で「昼食難民」を救う移動式弁当屋なんかを出したらヒットするかもですね。
ドリンクセットで20元くらいが限界値だろうな。

ちなみに北外灘ってこの辺です。




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上海版「深夜食堂」!でも王様はやっぱり…。

2014-10-18 | 現地採用関連以外の上海、中国ネタ
上海にフォーカスしたポータルサイト、「上海熱線」の記事で、
「上海現実版深夜食堂」という記事がアップされていました。

http://hi.online.sh.cn/content/2014-10/13/content_7126584.htm

日本由来で記事タイトルをつけていますね。
上海では至るところに日本が感じられるのです。

上海市内中心部で、深夜に食事を摂れるお店が、10店舗ほど紹介されています。

■2軒目が物足りない上海
日本だと、1軒飲んで、「さあ2軒目」とはしごして飲むケースも少なくありませんが、ここ上海は外国。
中国人にはまだまだそういう飲み方は少ないようです。

中国人は、1軒飲んだらわりとサクッ帰ります。
上海人との飲み会だときれいに終わりますが、外地の方とだと、1軒で終わるものの、しこたま飲まされます。

日本人が多いエリアでは、深夜営業をしているお店もありますが、
それでも2時くらいまで。朝まで営業している店は多くないですね。

■2軒目はショットバーへ
僕自身が30歳を超えて「オッサン化」してきているのもありますが、
日本人はショットバーでしっぽりと飲みたい人も多いです。

古い民家を改装して造られたバーなんかは雰囲気が良く、会話も弾みます。
日本人バーテンダーも上海にはたくさんいらっしゃいます。

ただ、上海のバーはちょっと日本のバーと比べて、うるさいかなー。

完全に日本人向けのところに行くとなると、「意外と見知らぬ日本人同士」「聞き耳たてて」るんですよね。

広い広いと言われる上海の日本人社会も広くはないので、あんまり不用意な発言はできません。
こわいこわい。上司の悪口とか、どこのだれが聞いてるかわかったもんじゃないです。


【日本人が落ち着けるバーを探すならこちら】上海ナビ
http://www.shanghainavi.com/special/5001057

■欧米人はクラブへ
僕は欧米人と出かける機会が少なくないですが、欧米人は2軒目で踊りに行くことが多いです。

既にメシ食って腹も重いのに、「よくやるなあ」と感心します。
だから僕は真っ先に退散することが少なくないのですが。最近は。

それか、ショットバーではなく、パブに行きます。
欧米人はバーで深刻な話をするよりもパブで騒ぎたいんですね。

【欧米人の遊び場探し】シティウィークエンド上海
http://www.cityweekend.com.cn/shanghai/nightclubs/

■王様はやっぱり屋台
でも、個人的に王様はやっぱり屋台だと思います。
上海の路上には夜9時過ぎぐらいから、いろいろな種類の屋台が出始めます。

好きな食べ物を購入して、お酒はコンビニで調達。
衛生面に疑問が残りますが、加熱してますし、まあ、大丈夫でしょう。

仮に下したとしても、下しておけばいいんです、そのうち慣れるので。

特にこの時期、涼しくて気持ちが良いので、「上海ヤキソバ」なんかをつまみながら
ビールを飲むのが、僕は結構好きです。経済的だし…。

(この写真は上海じゃないですが、中国らしい屋台風景ということで。ごめんなさい)


<深夜メシ教えてやるぜ!という方はご連絡ください>
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孤独のグルメ (扶桑社文庫)
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米娜(Mina)が創刊10周年

2014-10-18 | 現地採用関連以外の上海、中国ネタ


■Minaが創刊10周年
ミーナが創刊10年だそうです。日本のフアッション誌ですね。
発行は提携してるプロダクションからだと思いますが。

■街には日本のフアッション誌が溢れてる
上海の街中には日本のキオスクのようなブックスタンドがたくさんあり、レイとかビビとかも売っていますが、売り上げは厳しいみたいです。

そもそも、現在、紙媒体が厳しいのは日本に限ったことではなく、中国も同じ。

オッジもありますが、先日撤退を決めたようです。

■洋服は韓国勢が強い
韓国は国をあげてKPOPの普及に余念がなく、中国にも相当浸透しています。特に若い世代からの支持は絶大で、街中には「韓式」の看板を掲げた洋服屋さんも少なく無いです。

これはネット店舗も同じで、「韓」の文字は一定の影響力を持ちます。

ポップスやファッションの分野では日本は完全に後塵だと思います。

■韓国政府はVISA条件を緩和
2013年、韓国政府は中国人観光客向けの観光VISA条件を大幅に緩和し、今や中国人観光客の海外渡航先は韓国がナンバーワンです。

原因の一つに、日韓関係の悪化がありますが、こうして韓国のPR活動に遅れを取りつつあるのかなと感じます。


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昨日は「扶貧」の日だったらしい。

2014-10-17 | 現地採用関連以外の上海、中国ネタ


■昨日、「扶貧」の日だったらしい。

昨日、10月16日は扶貧の日だったみたいです。貧困を補助し、助けるための記念日ということですね。

この記事は中国人民解放軍の軍報です。

中国は広い分凄まじい数のメディアがあるので、なかなか追い切れません。



記事によれば、新疆ウイグル自治区の貧困家庭に就学の機会を与え、これまで二万人が高等教育の機会に恵まれた、ということです。

卒業後は警察官、教師、解放軍などいろいろな道が開かれてる、と記載されてます。

ウイグル族への支援は、漢化の狙いがあると思います。

ウイグル族は本当に冷遇され、嫌われているので、この機会を掴んだ青年たちには是非、成功して欲しいと思います。

ただ、貧困家庭の子供たちに機会が与えられることは、本人たちには良いことですが、民族問題というのは、なんとなく囓った程度じゃ全然わかりませんね。こうして漢化を進めて行くことで、独立派などを抑え込む意図があるのは明らかです。

もっと勉強しないと。


■初めて携帯から投稿
htmlの設定とかが、楽では無いけど、ありですね。投稿増やせそうです。

中国の貧困層は1.28億人

2014-10-17 | 現地採用関連以外の上海、中国ネタ
ボケーッとニュースを眺めていたら興味深い記事がありました。

★「最も貧しい」貴州省の貧困脱却に向けて
http://www.chinanews.com/df/2014/10-16/6686439.shtml


中国は2010年までに全国で「小康社会」となることを掲げていました。
小康社会とは、日本国憲法にもある、いわゆる「健康で文化的な最低限度の生活」を維持しつつ、余暇を楽しむことができる、
やや余裕のあるライフスタイルを持てる社会です。

■最も貧しい省

同僚に貴州省出身の青年がいるのですが、「中国で最も貧しいところはどこ?」と聞くと「貴州省に決まっているだろう」と答えます。

前述の「小康社会」になることを掲げて発展の道を走ってきた中国ですが、内陸部の発展はまだまだです。

■中国が定める貧困層は1.28億人
上の記事では、「貴州省は2020年までに小康社会の達成を目指しており、あと6年と迫った。昨年、26.8%だった貧困率は現在21.6%まで低下した」としています。

中国では、年収が2,300元(約4万円)に満たない人間を「貧困層」と定義し、「国家扶貧標準」に基づいて支援するとしています。
この援助対象になっているのが、全国で1.28億人いるとしています。

また、記事内では、「特に貧しいと定められている全国14の地区のうち、3地区が貴州省内にある」
「国家扶貧標準による支援対象は省内に700万人居住している」となっています。

省内だけで700万人ってすごいですね。
ヨーロッパのバルト三国(エストニア、リトアニア、ラトビア)全部足した数の倍以上です。各国100万人程度です。
日本だと兵庫県(560万)+沖縄県(138万)を足した数と同じくらいです。

兵庫と沖縄の県民すべてが年収4万円ということになります。

■省都、観光地は発展しているけれども
貴州省へは14年04月に旅行したことがあります。
この時は、上海から、江蘇省、江西省、湖南省と抜けて寝台列車で20時間かけて現地へ向かいました。


▲これが省都の貴陽駅。「ぐいやん」と読みます。

旅行で訪れる街は、整っているので、予備知識がなければ、一見すると中国は全国レベルで大きく発展した国家に見えるかも知れません。

しかし、目立った観光資源もない、ただのド田舎は遅れています。
また、そこに暮らす中国人は、上海など大都市にいる中国人と全然違います。


ど田舎のイメージは、車窓から見えたこういった農村部ですかね…。
降りた事はないです。興味はありますが、こういうところに外国人観光客が行く用事もないので。

日本のように、全国津々浦々、普く発展している国家に生まれると、同国内でこれだけの格差が生まれている事実に、僕は驚きを隠せません。

■グローバル企業がごぞってCSR活動を行う貴州省
貴州省に対しては、グローバル企業がこぞってCSR活動を実施しています。
これは、貧しい地域に対してCSR活動を実施することで企業のイメージアップを図るためです。


▲これは貴州省のどっかの機関とサムスン中国が共催で何かした時の式典の様子(2013年)

特にサムスンなどはグループを挙げて貴州省へのCSRを展開しています。
中国サムスンのトップと貴州省高官が会談した、などはしばしばニュースになります。


日系企業はPR下手な会社が多いので、もう少し頑張ってほしいのですが。

■13億の市場
中国と言えば13億の市場、と語られる事が多いのですが、年収4万円に満たない人口が1.28億人もいます。
そのうち、ほとんどが農民なので、半ば自給自足の暮らしをしているのですが、それでも、全国で1.28億人。

つまり我が国日本と同じくらいの人数が年収4万円以下で暮らしているという事になります。
13億の市場は、なかなか幻想、マジックワードではないかなと思う事もしばしばです。




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貧困・環境と持続可能な発展―中国貴州省の社会経済学的研究
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