暇なざれごと

ごくごく日常の話とか色々ありのノージャンルの戯言(?)日記です。

1リットルの涙。

2005年12月20日 23時57分19秒 | Weblog
実は、この後にやっている「鬼嫁日記」を見るついでに見ていたの
です。
去年あたりにも映画になったそうで。
これのドラマ化を知ったときに、「今頃、ドラマ化するのか」っていう
のが私の気持ちでした。
私の中では「結構有名な本」という認識はあったのですが、ドラマ化
はされていなかったはずなので。

でも、本当はあまり知られていなかったみたいですね。

他の人のブログとか見ていると、知らないようなことを多くみかけ
ましたしね。
私が知っている限りでは、小学生の頃に周りでブーム(っていうより
ベストセラーみたいな扱い)になっていたいうのは覚えているのです。
おかげで、どいう内容かっていうのは、本読んでいなくても知って
いましたから。
だけど、良く知っていたのは、当たり前だったのかもしれません。

この話は地元が舞台でしたから。

ちょっと気になってネットで調べて判ったことなのですが。
亜也さんが通っていた高校は、私の地域ではかなりの進学校の
部類に入るところでして、「ここに入れば東大も夢でない」という
ところです。
養護学校も結構有名なところです。

それを考えるとドラマ自体、フィクションの部分が変に多く占めすぎて、
話がおかしくなっていたのかもしれませんね。
ドラマの最後に「この話はフィクションです」というのは書かれている
のですが、実際のいる人物が出てきているのだから「ドラマだけ」の
人は、実話とごっちゃになるかもしれないと思うのです。

実話ものでもドラマになる以上はフィクションが入るのは、仕方ない
のかもしれないのですがね。

今日の最終回見て、個人的に気になるっていうより自分に当て
はめたシーンがありました。
亜也さんが、医学研修生と挨拶しているシーンですが。
病状が進んで上手くしゃべれない状態で挨拶している時に、医学
研修医が亜也さんを知能遅れ扱いのような言葉を言うのですが、
これを見た時、「私もこいうことあるなぁ」って感じました。

私の友人知人は知っていることなのですが、私は昔から上手く
しゃべれません。

舌足らずっていうのでしょうか?気付けてはいるのですが、上手く
しゃべれていないらしくて、お店とかで物を頼む時に苦労することが、
しばしばあります。
このしゃべり方によって、人によっては小馬鹿にされたこともたくさん
あります。(しゃべり方で小馬鹿にする人の態度って、実は凄く判り
易いです。)

実際、こいうのって体験が無いと判らない部分でもあるのですが、
亜也さんもそいう意味では苦しんだこともあると思うのですよね。

他にも色々あるだろうから、「死にたい」とか思ったかもしれません。

でも最後まで頑張ったっていうのを見ていて、「強い人だったんだな」
って感じました。
私が同じ立場なら、ここまでの人には成れないでしょうね。
(ヘタレですから。)

家に原作の本があったはずなのですが、私は一度も読もうとは思わ
なかったですね。
読むと、辛くなりそうだったからかもしれませんが。

今度時間があれば、原作を読んでみたいかなって思いました。