びわ湖バレイ

2013-01-19 | 撮影地メモ
雪国で撮影したい、、少し前から考えていたことだが、今シーズン、ようやく実行に移す。ただ、その前に一度、なるべく近場で雪の多い場所での撮影を経験しておきたい、ということで、ふと思い立ってスキー場に行くことにした。
びわ湖バレイ。この名前は以前より聞いたことはあったが、もう何年もスキーはやってないので、行く機会もなかった。調べてみれば、そんなに遠くない。大阪からだと新快速で堅田まで行き、各駅停車に乗り換えて志賀まで。そこからバス、ロープウェイで山の頂上まで行けばそこはもうスキー場。しめて約2時間程度。
ロープウェイ乗り場での情報によると、山頂付近の気温はマイナス8度。それなりの装備はして行ったせいか、正直なところあまり寒くは感じなかった。なるべく肌の露出は控える、可能であれば建物の中に入り、外気の中に長時間いない、風と戦わない、、などなど、とにかく無理、無茶をしなければ、氷点下でもすごすこと自体は、何とかなりそうだった。
頂上では、一部吹雪いているところもあり、結局一枚も撮影しなかった、どころか、バッグからカメラを出しさえしなかった。スキー用具など一切持たず、三脚を縛り付けたリュックを背負って、ただ歩き回っているだけの私は、周囲からはどのように見えただろうか?滞在時間はわずかに30分程度。早々にロープウェイで山を降りた。
JRの駅へ向かうバスはまだ1時間以上先だったので、ロープウェイ乗り場周辺の撮影を行った。しかし、正直なところ収穫はなかった。絶景ポイントでもなければ、観光地でもなければ、撮影の穴場でもない、スキー場のロープウェイ乗り場。当たり前と言えば当たり前。ロープウェイ乗り場を囲む山に生えている雪をかぶった木々は、それなりの絵にはなるが、それなりの域は出ない。



とりあえず、冬場に関して言えば、私にとっては特に魅力的な場所ではなかった。ロープウェイは夏場も営業しているらしい。夏にはまた違った姿が見られるかも知れないので、覚えていたら、夏場に来てみることにしよう。