ねぎやんのしま人のたわごとパ-ト2

視覚障碍者、ねっしーのあれこれ日記・・・

電気について

2011-06-13 16:17:00 | ノンジャンル
今回は、久々にまじめなお話しを


世間で波紋を呼んでいる原発

今回ばかりは、反原発派の主張が、正しかったとは、ここで書くまでもありません。

問題は、その人たちの話しに耳を傾けなかった人全てが原因です。

東電や、経産省保安院、政治家、企業、そして国民にも責任はあります。

無意味な電照、ライトアップに喜び、それどころか、意味不明なものが多数存在する中、

それを指摘しても改善する気も無い


ライトアップは、人の心を和ませるだとか・・・


最近では、満点の星空を見たこと無い人たちが増え、その人たちが、そんな空を見ると気持ち悪いと言う。


でも、人口の照明には喜ぶ


原発は、強弱が無い


ひとたび稼動すれば、100%で突き進む


なので、夜間は、水力発電用の水をダム(貯水湖)へ揚水するポンプの電源に使われています。


残りは・・・


捨てているのです。

だったらもったいないから、ライトアップとか、無駄と言われようが無意味な電気を使ったっていいじゃない


これが、原発を加速させる原因の一つなのですよ。


電力メーカーは、作れば作るほど儲かる
しかも原発は、1.5円/kw.hの補助金が政府から出ています。
1機100万kw/hですから・・・

こりゃおいしい仕組みを作りましたねえ、>推進派の人たち


ま、この辺を深く掘り下げる事は、ここでは書きませんが、もう少し前向きな話しを


で、
もう一つ問題なのが、送電ロス
電線を通って私たちのお家などに伝わっているので、当然抵抗があり、5%ほどは、消えて無くなっています。


現在言われている太陽光発電のほとんどは、各住宅戸別に発電するのを前提に推奨、計画しているため、それはロスが少ない事を意味しています。


しかし、それをやられると、電力メーカーはたまったもんじゃありません。
金のなる木を捨てなくてはなりませんから。

ロス5%で、原発2基分と言うのですから、相当な「無駄」なわけです。

しかし、2基分電力メーカーは損をすると思っています。

原発はCO2をほとんど排出しないので、クリーン・・・

CO2は出さなくても、放射線は絶えず発しています。
通常は、自然放射線よりも低い線量の、人口放射線なので問題ないといっていましたが、その犠牲者はかなりいるようです。

はい、中で働いている人たちですね、なので、電力メーカーの人たちは、そこには近づきません、近づくのは孫受け以下の立場の弱い人たちです。

今回の福島の件も、実際には当事者はほとんどいなく、皆下請けの人たちばかりです、
日給40万なんて新聞で見ましたでしょう。
それだけヤバイところと当事者は知っているのですよ、

でも、そのお金はいったいだれが払うの?

一見東電と思いきや、よーく考えてみてください。
最後は「税金」が使われますよ。

結局東電幹部達には責任感と言う物や、正義感なんて無いわけで、こんなことから、
原発のもろさまで垣間見れるわけです。


さて、本題は今後の事です。
原発をやめるにしても、しばらくは「はいそーですか」というわけには行きません。

最低限必要な電力の確保、それが足りない場合のことなど

でも、ここで人間は学習しなくてはいけません。

大きな電力を必要とする場所と、そうでない場所を区別すると、すんなり行くと思うのですよ。

電卓はソーラーが主流、時計もソーラー(主流は機械とか電池がまだ根強いですが)
ですが、たとえばリモコンとか、待機電力とか、手近な電力はそういった再生エネルギーを主流に変えるだけで、相当変わるでしょう。


なにも、世帯全部をソーラーでなんて考えると問題山積になってしまいますが、出来るところからやる、今の日本には、そういった地味ですが、将来本当に意味のあることを、他国に先駆けてやる必要があります。

携帯電話やパソコンなんかもそうです。

冷暖房は自然エネルギー(再生可能エネルギー)にたよる必要があります。
それは、環境に直結するからです。


電力は、生産でも使用でも熱を発します。
残念ながら、この熱を0には出来ません。

温暖化、とくに都会のヒートアイランド現象は皆さんご存知のとおりです。

冷暖房は、地熱や水力、風力の出番です。
水車で機械式扇風機とか・・・(笑)

原発は、冷却水に海水を使っています。
水温上昇に少なからず影響しているはずです。

水温が上がれば、魚介類の生態系が変わり、台風も増えますね。


まずは、樹木(杉は少なめに!ね。)を増やし、公園を増やし、緊急避難場所の確保をして、
そして少しずつ前進していけば、きっと明るい未来は見えてきますでしょう。

東電も保安院も政府も企業も、そして私たちも、今なら変えられるのですよ。

そんな絶好のチャンスを逃す手は有りません。


偏った政党や、集団にとらわれず、各個人がしっかりと人を選び、企業を選べば、そうそう悪さは出来なくなります。

良くなればよいのですが、放射線量を見る限り、時すでに遅し・・・おろかな人間めと言われている気がするのは、私だけではありませんでしょう。


お陰で、東日本太平洋沿岸の海は皮肉にもきっときれいになると思います。