まあ雑談ってやつです。

「いってきま～す」

「いってらっしゃ～い」

「パパ～今日帰ってきたらゲームやろうね」

「おう！」

「ぜったいだよ！約束だからね～」

・・・・

・・・

・・

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こんな幸せな時間がず～っと続くと思っていた。

まだまだ先だと勝手に思い込んでいた。



現在はママさんと二人暮らし。

もちろん朝は「いってきま～す」の挨拶もするし、

お店も二人で切り盛りしているから決して“ボッチ”な訳ではない。





２１歳で起業した経歴からか、

これから独立して商売を始めたいという人から

相談を持ちかけられたりする。


その中には、これから結婚する人もいれば、

すでに小さな子どもがいる人も当然いる。


自分の人生だから、

やりたいことにチャレンジすれば良いし、

応援してくれる環境が有るのならば、

是非とも挑戦してみな！って

大概は話している。


しかし、

今の環境を保たせることって、

生半可な気持ちじゃ到底無理なことだよ。

とも話すようにしている。


努力だけじゃ上手くいかないことって沢山ある。

自分が努力だと思っていることが、

相手にとっては迷惑な事だってあるのだから。




〔家族を大事に思う気持ち〕

人生とは何をもって成功なのだろうか？

富なのか？

地位なのか？


あのスティーブ・ジョブズも最期に諭している。


僕はまだそこまで達観していないから、

大きなことは言えないが、

富や地位だけが成功では無いことは判っている。


しかし、

ある程度のお金が無ければ家族は生活できないし、

幸福を実感することも難しいのではないだろうか。

「私、貧乏で借金抱えているけど幸せです！」

って言える人間の方がごく少数で、

大半の人間は、ある程度の富を得ることで、

幸せと感じるはずだろう。



だから挑戦するのか？安定を求めるのか？

そこが葛藤なのだ。



冒頭の幸せな情景の中でも、

実は様々な苦労があった訳だし、

他人には相談出来ない事だってもちろんあった。

ギリギリな状態を何度も何度も乗り越えてきたのだ。


後から思い返すと・・・


結局のところ生きているのは現在であって、

過去はあくまで過去の現在だったわけだ。



我が家は長女が結婚し、

新たな家庭を旦那さんと一生懸命に築いている。


隣に住んでいるが距離感は大事にしている。

娘には、

まずは自分の家族を大事にしてもらいたい。

そう、妻として母として。


僕とママさんは、

娘家族もひっくるめて

大事にしないといけないものが増えたわけだ。



だけど、

あの時のようにギリギリな状態ではなく、

少しだけゆとりをもった感じでいたい。


そのために、

いつでも謙虚に真っすぐに。