SERVEL FIVE ~これからの街“ふじみ野”で働く社長~

『株式会社ケーズワイ』&『居酒屋煮こにこ』の代表土屋がお届けする、仕事や趣味話などを勝手気ままにお届けするブログです

Malaysia for the first time

2014-01-14 13:49:49 | 雑談
日本列島が寒気に覆われ、

寒さに震えるこの時期に毎年行われている

『東入間青年会議所新年賀詞交歓会』


昨年まではメンバーとして参加していたが、

今年は来賓として出席。


来賓としての参加だが、

それよりも大きなことはOBとして参加したことだ。


卒業したばかりの同期のメンバーも口々に言っていた。

『実感が湧かないね~』と。


しかしながら、

後輩たちはしっかりと前を見据えていて、

私たちの後ろ髪など引張ってはいない。

頼りなかった面子も大物気取りで振る舞い、

その姿にフレッシュなメンバーはオドオドとする。


それも嬉しかった姿のひとつ。


そして、フレッシュなメンバーを引き連れて、

寒空の中、来賓やOBたちを出迎える駐車場係りのメンバーたち、

辛かっただろうがこれも思い出になるのだ。


そんな感傷に浸りながら参加した今年の賀詞交歓会。

しかし、

そんな感傷に浸っている時間は僅かだったのである。


PM23:45出発のクアラルンプール行きに搭乗しなければならず、

大締めの挨拶が終わると一斉に会場を飛び出した。


そう、

私の『Malaysia for the first time』である。


なんかの到着が遅れて、

予定時間より1時間遅く離陸したが、

飛行機は無事に翌朝、マレーシアへ到着した。

20年ぶりの飛行機は高所恐怖症の私には堪えた。

目を閉じるか悩むくらい離陸の瞬間が怖かった。


近くに座っていた大柄の白人男性も怖いのだろう、

私と同じような表情をしていた。

思わず笑ってしまいそうだったが、

身体の大きさと苦手意識は全く別物。

自分に言い聞かせるように笑うのをグッと抑えた。



クアラルンプールにはPJ(ペタリングジャヤ)JCメンバーが、

出迎えてくれていた。

赤道に程近いマレーシアだが、

思っていたほど暑さは感じなかった。

いや、

正確に言うと暑かったが、

心地のいい暑さだった。

日本のうだるような暑さとはまた違う。


拙い英語で挨拶を交わすと早速、車に乗せてもらい、

ローカルな屋台で朝食をとることに。



なにもかも新鮮で、

『これが異国の地か』と思わせてくれた。


移動するたびに何かを食べていたので、

写真を整理しても『いつ、どこで、何を食べたか』が

まったく解らなくなっている。



恐らく初日に食べた麺。

パッと見は坦々麺だが味は違う。

この旅で味わうことになる共通の味と言っていいだろう。

今更ながら、

お尻までがスパイシーなのは言うまでもない。




こんなローカルなところも案内してくれた。


今回、初めてマレーシアを訪れるメンバーがいることを

知っていたのだろう。

最初にこのようなローカルな部分を見せてくれたことが

この後の驚きと、この国に対する印象を強烈にさせてくれた。


先のログにも書いたが、

何と言っても国の勢い、企業の勢い、お店の勢い、

今の日本が忘れているものがここにはあった。


私がまだ子どもだった頃にあった勢い。

働き始め、その勢いに乗ろうとした瞬間、

もろくも崩れていった。


その後は虚勢を張るが失われた20年と揶揄される。


この20年間、必死に小さな企業を支えてきた

中小零細企業の社長たち。

必死に働き人生の素晴らしい時間を仕事に捧げすぎた、

企業戦士たち。


この20年を振り返りながら、

その光景を羨ましくみていた自分がいる。





『デートスポットのひとつだよ!』

と、恐らく言ってたであろう、

とあるビーチ。

桟橋が沖に延びているのだが、途中で壊れて入れなくなっている。

釣り好きな私は、皆とは見るところがチョッと違う。

この時間は干潮の時間帯だろう、

かなり潮が引いていた。



しかしながらデートスポットという割には、

ゴミが散乱していてデート気分には到底ならないだろう。

郊外は未だインフラが進んでおらず、

下水も恐らく海に垂れ流し状態だろう。

路上にもゴミが多く、お世辞にも綺麗な街とはいえない。


日本に帰ってきて一番最初に思ったことは、

『日本って綺麗だな』と。







車とオートバイが多いマレーシアは

ガソリンスタンドも多かった。

日本と同じセルフ式がほとんどのようだ。

街にはバイクの修理屋、車の修理屋は多く見かけたが、

鈑金塗装工場は見かけなかった。

恐らくもっと郊外に行かなければないのだろう。

この国でも孫請けの立場なのだろうか?




チャイニーズ系の人が富裕層を占めているからか、

旧正月を祝うものが町中に溢れている。



この料理は新年を祝う料理だそうだ。

皆で立ち上がり、声をあげながら交ぜたりもした。



かなりのご馳走だ。

口に合うか合わないかよりも、

自分たちの国を味わってもらおうとすることに、

嬉しさを感じる。

そんな素晴らしいホスピタリティであった。

彼らが来日した際に、

地元はもとより長野県や秩父など観光へ一緒に出かけたりしたが、

同じような気持ちで対応してきたかというと、

正直、違うと思う。

そんな自分が恥ずかしく思えた。

しかし、

そんな時どうしたらいいのかは、

子どもじゃないので解っている。







今回の一番の目的は、

PJの理事長交代式に出席すること。



会場はプールと併設されているホールで行われた。





これにも驚いた。

プールサイドの更に横で立食形式のパーティー会場があり、



ホールではこの国ながらの進行で、

式典が進まれていく。



日本で経験したどれよりもアットホームな式典であった。

どちらが良いとかダメとかそんなことは言うつもりはない。

食事もそうだが、

『郷に入っては郷に従え』とはよくいったものだ。







この屋台も最高に美味しかった。

移動式屋台なのだが、

串を焼いたり、煮たり、揚げたり出来て、

お好みのスパイスをかけていただく。

マレーシア風『おでん、串揚げ』といたところか。




KLタワーにも登ってみた。

高所恐怖症の私からすれば、

下から見上げるだけで恐怖を感じるのだから、

ハッピーな気分ではない。

それでも眺めは最高であった。



この『Nelson's』のオーナーも歴代のPJメンバー。

KLタワー内にも店舗があった。




KLCCタワーではショッピングを楽しんだ。


ショッピングといえば、

日本の企業も多く進出している。

また、日本の大型ショッピングモールに引けを足らない

モールが数多く出来ている。

そして、まだまだ増えそうな勢いであった。

一年中真夏のマレーシアは、

外が暑い分、室内や店舗内がこれでもか!

というくらい冷房ガンガンなのである。

暑がりな私でさえ寒くて上着を購入してしまったくらい。

普段着ないパーカーを現地のユニクロで購入(笑)

これもひとつの思い出。


オープンテラスのバーは毎日大盛況!

富裕層の若者がパワフルだ。



水タバコ?なんか吸っていた。

NOニコチン、NOタールといっていたが、

『I am no somoking』

と言ってみたwww





オシャレではないが屋台村のような店舗も多い。

シャレオツではない私にはこういうお店のほうが、

しっくりといく。







最後の夜、

マレーシア、台湾、日本のJCメンバーで

フェアエルパーティーを開催。

思い出に沢山の写真を撮った。







自分の中ではとても良い思い出となった。


マレーシアのメンバーと交流をもてたことも嬉しいが、

今まで感じなかったことを感じたり、

当りまえだと思っていたことが当りまえではなかったり、

一緒に行ったメンバーとも交流を深められたり、

やはり日本の素晴らしさを知ったり、

マレーシアの可能性を楽しみに出来たり、

と、

『百聞は一見にしかず』ということを

改めて痛感できたことだろうか。


そして、

持っていった旅行カバンが小さかったので、

大きなカバンを現地調達し『バックの中にバックを入れて帰る』

という荒技を披露したことも俺流ではなかっただろうか。


年をとっても忘れることのない、

思い出を作ることが今回出来たことに感謝。


また合いましょう。


Thank you.

Next, let's meet in Japan.



















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