千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

戦隊と死と幼児番組

2011年09月18日 18時30分07秒 | アニメ
えーと、全くどうでもいい内容なので、期待しないで読んでください。
今日の「ゴーカイジャー」は昭和最後の戦隊「ライブマン」に出ていたイエローライオン西村知彦さんでした。まだまだ体のキレはすばらしく、生き生きとした声で、かっこいい演技でした。とっても上手くて、あの演技を見ただけで満足してしまいそうなくらいでした。
ええと、ライブマンは、ものすごく頭のいい友人3人がその欲望や傲慢さから悪の道に進んでしまった、それをおれたちで何とかしたいと思う3人がライブマンを結成した。途中で2人増えるけど。というお話。僕が小学校6年の頃かしら。1話目と、後半から見ました。
結末は、確か悪に落ちた一人は記憶を失くし子供のようになったけど助かり、他の二人はライブマンと戦う内、疑念を抱いたり、行き尽して破滅したりで死んでいったはずです。
昔の話って、よく人が死にましたよね。というと連想するのは父が好きだった西部警察。あれは一般人は良く死んだ、犯人も捕まることもあったけど良く死んだ。そして定期的に味方の刑事が殉職した。ほんとよく死ぬ番組でした。
閑話休題。幼児番組も例外ではなく、結構よく死んでました。ウルトラマンも最後死ぬし(あれは死んだんじゃない、とか言わないで下さい。きちんと見たことないですから)、アトムだって死ぬし、ジョーだって死んでてもおかしくないし、沖田十三だって死ぬ、皆殺しの冨野がいましたね、あれを忘れちゃいけない。
さて、今は主人公側の人物が死ぬことって珍しくなってないかなぁと思うことがあります。そうでもないのかな?それを感じたのは「プリキュア」の映画を娘と何本か見ながらです。「ここで死なないのは作劇としてどうなんだ?」とか「ここでハッピーエンドに持っていくのは以下略」なことが結構多いんですよ。
「ゴーカイジャー」は過去の戦隊の物語を本歌として本歌取りのような形で成り立っているお話なんですが、ここで本歌に「死」が入っていると、実際のゴーカイジャーの世界の中で「死」を扱わなくても、それを扱うことが出来るのです。それが、とても良い効果を出していると思います。「プリキュア」と見比べるとそこら辺が気になる、具体的に言えば「プリキュア」に現実感を感じられなくなって、楽しめなくなります(泣)。
まぁ全く大人の都合なんです。うちの妻が言ってました。「プリキュアは中学生と思って見ると苦しい。幼稚園児と思って見ると楽しめるのだ」と。うーん、まだ試したことはありませんけど、そうなのかなぁ?

※ここの「プリキュア」は主に今やってる「スイートプリキュア」を想定して書いてます。昔のものを見返すとやっぱり面白く見れるならいいなぁと願っているところです。

「球場ラヴァース」と「3月のライオン」といじめ

2011年09月12日 00時24分04秒 | 読書・漫画
と並べますよ。
今まで、「いじめ」を題際にした漫画を読んだことがありません。
読もうとしなかったというのが正しいかなぁ。
興味がないわけじゃなかったんです。しかし、何だか手に取れなかった。
まともに「読んでる~」という気持ちにさせてくれたのは、多分「3月のライオン」が初めて。
今回、前述の「radio rimland online」で、この2つのことを、いじめという共通項で囲っていたのが、とても気になりました。それで、広島カープが気になったのもありましたけど、読んでみました。すると、切り口が違うけどとても得心がいく作品で、これも面白く(と書くと不謹慎ですけど)読めました。
なにがそんなに個人的に心の琴線に触れたのか、といいますと、「日常」でした。
「いじめを描くぞ!」と、それが目的になっているお話は、怖かったんだと思います。
だって、出てくる人が必ず不幸に陥ると運命付けられているお話でしょう?もう怖くて、感情移入するのにおびえちゃいます。
それが、「3月のライオン」ではこのまま続きそうな日常や、いじめなんて思いもつかなかった状況にいきなりいじめがやってくる。
「球場ラヴァーズ」ではいじめを受けてる子が、怖がるだけじゃなく、野球に興じられる日常的な一面があることが描かれている。つまり、物語の中において「いじめを描くための存在」でないという点がとても日常を感じさせるんです。
「私はいじめを描くための存在」でない、というのが「私はいじめられるために存在しているんじゃない」という言葉に繋がっていく。そこがとてもこの2作品に感情移入出来るところでした。

お知らせ

2011年09月07日 13時49分06秒 | 創作
前に書いたのがどっかに行ってます。また書きますね。
新潟コミティア、参加することになりました。
10月2日、朱鷺メッセに行きます。
新刊もほぼ出来上がり。あとトーンをもう少しこだわりたいかなぁというところです。
「きみならずして」という題。80pです。
あと、去年の「HAPPY/BLUE'10」も、この間売り切れたので、少し手直しして再製本したものを持っていきます。
台詞回しと、車の陰を少し直しました。
しかし、うちの牛パソコンの調子が悪く、スコン、スコンと落ちます。
果たして表紙をCD-Rに焼けるのか?はなはだ不安です。

「radio rimland online」で勧められていた(と思われる)「球場ラヴァ-ス」。
読んでます。面白いです。
広島描写も面白いけど、いじめの描写もとても伝わってくるものです。
以下は次回。いそがしい…