GW中、愛車の日産先代マーチ「アルファ号」にて岩手に行ってミュシャ展を見てきました。
初期から晩年まで展示している企画でした。岩手県立美術館の企画展はビッグネームを呼んだり規模も丁度良かったりでいつも期待しています。
初期は油絵が多かったです。顔のない絵が多くて意外でした。ミュシャなのに。でも、細部を書くのが好きなんだなーというのはその頃から分かる(汗)。
で、一番有名なポスター、イメージキャラクターのところへ。ミュシャの出世作「ジスモンダ」が、モザイクや全体の構成の細かさで一番秀でているなぁと思いました。
それから、何点か「吉野朔実?…」な絵がありました。ジュリエットの卵とか、ハッピーエイジ位の頃の絵。
照明が全体的に暗くて、作品保護のためなんだろうと考えると、今後こういったポスター類などを後世に伝えていく苦労が偲ばれます。
さて、そして晩期の絵に。実はここが一番楽しみだったところ。チラシで、晩期の油絵を見たのが、今回見に行こうと思ったきっかけになりましたから。
今までの様式美的でなく今この時にしか描けないもの、自分にしか描けなくて、力を発するもの…という作家の思いが晩年の作にはこもっていたように個人的には感じました。
特に良かったのは少女の絵。独特の表情がありました。自分の落書きでは伝えるのは無理なので是非実物(コピーでも)を見てみてください。
そして客足が少なかった(笑)チェコの偉人たち、つまりおっさんを描いたシリーズ。そのおじ様たちの燃えるような目が結局強い印象を残しています。
初期から晩年まで展示している企画でした。岩手県立美術館の企画展はビッグネームを呼んだり規模も丁度良かったりでいつも期待しています。
初期は油絵が多かったです。顔のない絵が多くて意外でした。ミュシャなのに。でも、細部を書くのが好きなんだなーというのはその頃から分かる(汗)。
で、一番有名なポスター、イメージキャラクターのところへ。ミュシャの出世作「ジスモンダ」が、モザイクや全体の構成の細かさで一番秀でているなぁと思いました。
それから、何点か「吉野朔実?…」な絵がありました。ジュリエットの卵とか、ハッピーエイジ位の頃の絵。
照明が全体的に暗くて、作品保護のためなんだろうと考えると、今後こういったポスター類などを後世に伝えていく苦労が偲ばれます。
さて、そして晩期の絵に。実はここが一番楽しみだったところ。チラシで、晩期の油絵を見たのが、今回見に行こうと思ったきっかけになりましたから。
今までの様式美的でなく今この時にしか描けないもの、自分にしか描けなくて、力を発するもの…という作家の思いが晩年の作にはこもっていたように個人的には感じました。
特に良かったのは少女の絵。独特の表情がありました。自分の落書きでは伝えるのは無理なので是非実物(コピーでも)を見てみてください。
そして客足が少なかった(笑)チェコの偉人たち、つまりおっさんを描いたシリーズ。そのおじ様たちの燃えるような目が結局強い印象を残しています。