源氏物語に再挑戦。
今回は谷崎訳で挑戦しています。
やっと「葵」まで来ました。
今までと違うのは、自分が年を取ったこと(笑)。
源氏はともかく、登場する女性たちの、源氏に対する悲喜こもごもが…身に染みると言いますか、夢見るお年ごろを過ぎて分かることが一杯書かれているなぁ、という感想を持ちます。
最近面白かった漫画は、成田美名子「NATURAL」。「花よりも花の如く」からの入りです。「アレクサンドライト」「エイリアン通り」「サイファ」どれもとびとびながら読んでいます。明るくて楽しくていい部分を楽しみつつ、どこか「なんか違うんだよなぁ」という感想をいつも持っていました。それが上手く言えないところで、いつも気になっていました。
今回「NAtural]を読んで、その「なんか違う感じ」が少なくて…気にならなくて、純粋に楽しめました。
なんか違う感じはやっぱりうまく言えません。が、何というか、「NATURAL」では今までの作品と違って、愛だけでなく悪意について、作者が無意識なのかもしれませんが、踏みこんで描かれていたのが僕の心に響いたのかもしれません。
それはそのまま自分の創作に跳ね返ってくるけど。悪意をどう描くか。自分には難しいところがあります。人間が甘いんだろうなー。
その点、外国の古典、定番と言われるような作品、日本の古典…それこそ源氏物語なんか特に…では悪意というものが当たり前のように愛と共に存在しています。だから、たまにそういう作品を読むと、自分の価値観を客観視できて良いです。
源氏物語を読むことで、悪意と自分の間にうまく線が引けたらなぁなんて思ったりもしました。
今回は谷崎訳で挑戦しています。
やっと「葵」まで来ました。
今までと違うのは、自分が年を取ったこと(笑)。
源氏はともかく、登場する女性たちの、源氏に対する悲喜こもごもが…身に染みると言いますか、夢見るお年ごろを過ぎて分かることが一杯書かれているなぁ、という感想を持ちます。
最近面白かった漫画は、成田美名子「NATURAL」。「花よりも花の如く」からの入りです。「アレクサンドライト」「エイリアン通り」「サイファ」どれもとびとびながら読んでいます。明るくて楽しくていい部分を楽しみつつ、どこか「なんか違うんだよなぁ」という感想をいつも持っていました。それが上手く言えないところで、いつも気になっていました。
今回「NAtural]を読んで、その「なんか違う感じ」が少なくて…気にならなくて、純粋に楽しめました。
なんか違う感じはやっぱりうまく言えません。が、何というか、「NATURAL」では今までの作品と違って、愛だけでなく悪意について、作者が無意識なのかもしれませんが、踏みこんで描かれていたのが僕の心に響いたのかもしれません。
それはそのまま自分の創作に跳ね返ってくるけど。悪意をどう描くか。自分には難しいところがあります。人間が甘いんだろうなー。
その点、外国の古典、定番と言われるような作品、日本の古典…それこそ源氏物語なんか特に…では悪意というものが当たり前のように愛と共に存在しています。だから、たまにそういう作品を読むと、自分の価値観を客観視できて良いです。
源氏物語を読むことで、悪意と自分の間にうまく線が引けたらなぁなんて思ったりもしました。