千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

ホワイトまで終了。次は…

2013年04月28日 00時57分39秒 | 創作
ほんとなら細かいところの影を入れるところですが、
今回あまりにも白い!
その理由の一端は、登場人物の髪がトーンの予定なのに貼ってない、夜のグラデーショントーンが貼ってない、制服のトーンが貼ってない、という理由のため、明日トーンを買いに行って、そちらを先にやる予定。そこまでいって、写植してしまえば、最低限までは達成、いざとなれば製本に持っていけるはず。GWは大きくは出かけないので、ここでなんとか作りたいです。
サークルカットは登場人物描くだけでスペース満杯。やっぱり屋号問題はペーパーネタになりそうです。
サークルカットもGW中に終わらせて、送ってしまうのが目標。頑張ろう。


屋号やら仮名やら

2013年04月21日 23時27分27秒 | 創作
そろそろ尻に火がついてきた新刊。べたが多くて進みません…無事終わるかしら(涙)。
さて、新潟コミティアの申し込みもそろそろやらないといけないなと思っているのですが、
現在悩み事があり、進んでいません。
タイトル通り「屋号」と「仮名」のことdす。
屋号、まず「うめしゃち支店」がいるかどうか、、そして、いっそもっと別の屋号にした方がいいのか…
うめしゃち支店を付けたのは、HPがあった頃、HPとは違う活動をすると思って、とっさにその時好きだったシャチを付けたというのが事の起こりでした。
でもそのHPがすでになくなっている今、「千秋小梅」だけでも問題ないんですよね。
そして昔から「千秋小町」と間違えられやすい名前でした。もう、敢えて違う名前にした方がいいのでは…なんて思うこともあります。
ただ、その場合、今までのお客さんがついてこれない可能性もあるよなぁ…とも思います。あぁ、どうしたもんだかなぁ。
そして「小津端うめ」の「小津端」は、ちょっとした理由があって付けたものでしたが、なんだか未だになじんでいないような気がしているものです。
いっそ「うめ」でもいいのでは、なんて思ったり、本名に近い名前でもいいのでは、なんて思ったりしています。
でも「うめ」って漫画家いたような気がしたなぁ…とこれも少し気乗りしません。
そんなこんなで、申し込みが遅れています。
いずれ決断して、HPに告知出来たらなと思っています。

春の演能

2013年04月13日 23時52分45秒 | 音楽
今日、新潟りゅーとぴあで能がやっていて、見に行きました。
「熊野(ゆや)」と「恋重荷」。
久しぶりに能を見て、やっぱり自分は能面を本当の顔のように見たいんだなぁ…と思いました。
2重顎が垣間見えてもあまり気にならず、女性と思って見てましたから。
「熊野」に出てくる女性、朝顔。面と、立ち振る舞いと、声とが合わさって、うら若い女性のようで、可愛かったです。逆に熊野(女性)は貫禄があって、どっしりとして、かつ艶やかな感じでした。綺麗でしたよ。流石人気曲だけあるんだなぁと思いました。
「恋重荷」は、解釈が自分と違うのが気になりました。
色んな解釈ができるのが能の良いところなんですけどね~。
なんか納得いかないところのある解釈でした。

創作、あんなに時間があったはずなのに、既に追い込まれてきました。
主人公がツヤベタで、塗る量が半端じゃないです。できるかな?
面相筆の方が上手く描けると綺麗なので使いたいのですが、扱いに慣れなくて、時間がかかりそうで、思案中です。なんとかうまく描きたいのですが・・・。

続き

2013年04月08日 13時12分01秒 | 読書・漫画
読みました、花咲ける青少年。
最初と最後を締めるのが同一人物。こういう締め方は個人的に好きです。
大きな物語だったなぁと嘆息。
この大きい、には舞台の広さもありますが、登場人物それぞれの価値観、立場が違い、その精神的世界観の広さの面もあります。
味方が同じ方向を向いている訳ではないし、敵?側もそれぞれ考えていることは違う。そもそも悪いことをする人の気持ちが読者にも届く。つまり理解出来ない悪でない。
非常に豊かな話でした。
この話が連載されていたころ、男のおいらの周りで他の男性が読んでいた漫画を思い返すと…多様性では明らかに劣っていた気がします。男子が努力友情勝利とか、バイクや車やスポーツ、大義がどうとかスタイルがどうとかセックスとか言っている時に、こういう話を女性は読んでたのね…とか思うと、物語でよく使われる
「男子ってガキね」
という気持ちがよ~く分かりました(^^ゞ

花咲ける青少年

2013年04月06日 01時03分05秒 | 読書・漫画
読んでます。今愛蔵版の4巻。すごくいいところで終わっていて、先が気になって仕方ない!
というか、ユージィンが好き。なんか好き。なので、4巻の最後でユージィンがやばそうな展開になってて気になって仕方がない。
こういう大きい枠の話、描いてみたいなー。昔続き物で頑張ったことありましたが、あの時は力不足だったところも多かったので、今ならもう少し何とかならんかなぁ・・・。
話を戻してユージィン。このお話をリアルタイムで読んでいたら、「ユージィンがいい!」なんて絶対思えなかったと思う。多分王子か、カールが好きになってました。でもそうだったら、ここまでのめり込めなかったかも知れません。そういうことを考えると、年を取って、汚れていくのもまた良し、と思います。歳とることは悪いことじゃないと思う。
この話、誰かが死にそうな気配がひどく漂っていて、でも誰も死んでほしくなくて、もう胸がかきむしられながら読んでます。明日5巻なんとか買いたいぞ!
そのせいで漫画は背景全部は描けず。アタリを付けた程度でおわってしまいました。なんとか4月中には完成させたい・・・。 

氷山の南

2013年04月02日 23時04分00秒 | 読書・活字
漫画を描きつつ池澤夏樹の本を読みました。
最近の氏の作品に上手く入り込めないことがあって心配してたのですが、今回、面白かった!
イントロの密航がバレたシーン、カリカリ怒るDD、密航にロマンを感じて違う世界にいっちゃってる族長、やっかいなこと持ち込んでくれちゃってと溜め息ついてそうな艦長、
そして主人公の18才の密航者の弁明中そっと手を握ってくれる25才の白衣の女性研究者。
何その萌え要素!!
その女性アイリーンに、
「そこでやめないでよ!!」とツッコミをいれないと気が済まない事態とかあったりで、なんかあっという間に読み切ってしまいました。
本編は大人になることが読んでて己の胸に迫りました。自分はどうだったかなぁ…。
最後は見事なハッピーエンドで、何か久しぶりに恋する気持ちを思い出しましたよ。