千秋小梅日記

コミティア参加サークル「千秋小梅うめしゃち支店」を運営する小津端うめからの連絡、雑感、感想などです。

新潟コミティア45ありがとうございました!

2016年06月16日 20時01分10秒 | 創作

去る6月12日に朱鷺メッセで新潟コミティア45が行われました。

今回は朱鷺メッセの会場の中でも行ったことがない4階での開催で、わくわくしながら到着。普段見ない4階からの新潟の眺望を眺めつつ、丸い会場に入りました。

行ってみると、今回も活気があって、新たに参加しておられる方…東京コミティアで見かけられた方とか、全くの初めての方とか、…が多い印象がありました。活気があって、終始楽しそうなイベントでした。

今回はベルネ先生の画業40周年展があって、それが楽しみでした。行ってみたら、目が釘付けで…とても時間が足りない。せめて大好きな異端文書の「太郎丸」(鯉の話)の原稿をじっくり見ようと、何度も何度も見直していました。もっと時間が欲しかった!ベルネ先生が「自分は絵が上手くなかった」と良く言っておられますが、見せて頂いた原稿はどんな古いものでも細部までしっかりと手が入れこんであって、上手い下手を超えて見ていて惹きつけられるものでした。

本も色々買い物をしました…今回いつもよりスペースにいなかった気がします。ごめんなさい…沢山買いました。が、新しく開拓した本は案外少なかったのが残念。スペースに行ってもおられなかったりして買えなかった本が多かったような気もします。しかしたくさん買ったというのは、ひいきのサークルさん方が新刊を一杯出してくれたから。

その中で一番嬉しかったのが、「サークル自由巣」で売られている「面白家老」が完結したこと。私は3巻目くらいから追いかけて買っていました。一巻は2007年発行なので、10年くらいかけて完結されていたのですね。とにかくめでたい。時代劇漫画ですが、謎有り、笑いあり、恋ありの内容、時々ドキッとするほど色っぽい絵が好きでした。何年かかってもいいから最後まで描き続けてほしいな、と思う作品に出会えたのは幸せでした。もうこの作品のキャラクターに会えないのは残念ですが、でもこの作家さんの新作にはきっと会えるので、それはそれで楽しみです。

拙新作の方は無事にいつもと同じくらい売れてちょっと安心。当日に、読んで楽しかったと教えて下さった方がお二方おられたので、もう大喜びでした。とは言え個人的にはまだこうすれば、ああすれば、という所があるし、コミックワークショップで、感想で「あぁ、そうだよなぁ」という批評を有り難く頂いたしなので、また新作に頑張りたいなと思います。

コミックワークショップは会場借りている時間の問題があったようでちょっと駆け足でした…正確には駆け足でやろうとして却って長くなってたような気もしましたが。今回は皆さん気合が入っておられて、先生に色々質問される方が多く、その分漫画描きの業の深さがもやもやと滲み出てくるようなワークショップだったなぁと思います。

最後の打ち上げは何時もの如く楽しく23時前まで飲んでました。アナログ作家が席に集まり、画材について色々話しあったり(上手い人はやっぱりGペンだった)、コミティアについて話したり、…ベルネ先生や、自分が好きな作家さんと気軽に話の出来る機会があるのはありがたいなぁと思いました。そして新潟コミティアを通して好きな作家さんが段々増えてきて、こういう時生きてきて良かった、などと思ったりもしたのでした。

次回は7月23日のみちのく。8pペーパー漫画を描く予定です。ネームをきって、これから下描き。そろそろまた頑張りたいと思います。

その次に8月21日の東京。こちらでは「紙・電子書籍同時出版」に参加します。今回の「リヤ/スイ」で参加。おまけ出来たら付けていきますので近づいたらここにUPしていきます。

10月23日の東京は今回は欠席予定。10月30日の新潟コミティア46に参加します。その時には新刊持っていきたいです。できたら今までの千秋小梅らしくない優しくない話。それでも千秋小梅らしい描かれる意味のある話を描きたいなと思います。


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