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ネットブック(2)

2009-04-26 00:26:26 | Weblog

 雨の週末の梅田ヨドバシカメラは、いつもにも増して不況なのかと疑うくらいの人混みでした。特にネットブックが相変わらず好調のようで、売り場には多くのイー・モバイルのセールス・レディーが主になる男性客の取り込みに掛かっていました。
 僕は午前中のNHKの経済番組で、「ネットブックの市場に国産メーカーが本格参入」という話題に惹かれ、その中で紹介されていたシャープ・東芝・富士通の3機種が見たいと思い訪れたのです。シャープのものだけは5月下旬の発売ということで、写真のカタログだけの情報となりました。確かシャープはパソコンから撤退をしていたはずだと店員さんに話しかけると、ザウルスのような手書きペン入力機能をプラスして「ネット・メビウス」を再投入してきたという説明でした。
 東芝の新しいネットブックは和英翻訳機能(音声)を差別化の目玉にしていると言うことでした。また富士通は2社と違って海外生産による低価格化で、アジアのメーカーと真っ向対決を挑む戦略のようです。ネットブックのユーザーも初期の主として2台目サブツールとしての購入から、ユーザーのニーズや価格帯もより幅広い展開が見えてきているのかも知れません。
 ところで、NHKの番組にコメンテーターとして出演していた経済学者の野口悠紀雄さんは、このような些末な機能による差別化ではなくて、クラウド・コンピューティングへの移行をを踏まえた、もっと本質的な企画力が問われているという評価をしていましたがそれには僕も同感です。

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