先日紹介した、大一の懐かしい一発台「キャンプ」。
マイナー機ではあったが、一部にはコアなファンも存在した。
独特の形状をしたクルーンは、スーパーコンビ型の三つ穴とは少々趣が異なる。
手前V穴に入っても、大当り中に電チューの連動が途切れるとパンクする怖いヤツだった。
で、この「キャンプ」、盤面の左側にカラフルな「教会」が描かれている。
台に書かれたイラストというのは、結構頭に焼き付いているモノだ。
ギャンブルには似つかわしくない神聖な建物だが…
そういや、昔読んだ「モッちゃん」ってパチスロ漫画で、貧乏教会の神父が4号機「アントニオ猪木という名のパチスロ機」なんかを打ってたな。あれは、凄い強烈なキャラクターだった。
数年前、日曜日の早朝とかにやっているキリスト教の布教番組で、「元・パチプロの牧師」とか名乗る人物が登場した事もあった。
おっと、話が少々脱線してしまった。
で、当時から、この教会の絵を見る度に「前に、どこかで見た事があるんだよな…」とモヤモヤしていた。
ただ、それが何なのかは、全然思い出せずにいた。
それが、ついこの間、偶然にも判明してしまったのだ。
実に、22年越しの「疑問解消」である。見つけた瞬間は、思わず「あー!」と声を上げた。
私の頭に、ずっと引っかかっていたモヤモヤの正体は、コイツだった。
昔は、学校帰りにゲーセンで良く遊んだな…。後は、デパートの屋上とか。
このゲームが登場したのは、確か1984年だったかな。ちょうど中学生の頃だ。
勉強や部活の息抜きに、ゲーセンはもってこいの場所だった。
あの時代のゲームって、ホント面白かったな…。単純な中にも、味があったというか。
どちらも、ありきたりな教会の構図に見えるが、赤い屋根にピンクの壁と、配色的には完全にカブッている。緑の小高い丘に建っているという立地も同じだ。
「キャンプ」の盤面イラスト担当者は、もしかすると、このゲームの大ファンだった?
そんな訳で、ナムコと大一との意外な関係が判り、非常にスッキリした気分である。