道端で…

お食事中の方は、後でご覧いただければ幸いです。












“路上大便”阻止して殴られる「中国は家庭教育が失敗している」。
http://news.mixi.jp/view_news.pl?media_id=84&from=diary&id=2233509

吉林省長春では見たことなかったけど、四川省自貢に来てからは、道端で親が子どもに用を足させるの日常的に見かけます。

見苦しい光景だけど平然とやっているので、ここでは普通のことなのかなと思っていましたが、やはり掃除する人はイヤだよね～。

多くは乳児ですが、４～５才くらいの子もたま～に見かけます（男女を問わず）。

成都ではどうだったかな…。自貢ほどの頻度ではないけど、何度か見たような気がします。


公衆トイレはあちこちにあるし、ガソリンスタンドのトイレが目の前にあるのに植え込みに向かっているのを見ると、なんだかなぁという気分になる。

中国なら仕方ない、と思わなくもなくなってしまっている自分が悲しい。

当たり前だと思っていることが異常であることに気付くのは、意外と難しいのだな。

ましてそれを直すのは、周りがみんなやってることなら、もっと時間がかかるだろうなぁ。


自貢へ来て２年と２ヶ月、初めて中国へ来てからは７年半が過ぎました。

こんな実情の中国社会を見下している自分がいるのは否めないんだけど、一方で、「中国って昔よりいい国になったね」と言われてほしい気持ちがあるのも確かです。

中国で暮らしてみて、いろんな中国人に世話になって、中国の恐竜化石のおかげで学位をもらえて、いま中国でメシが食えているという現状が、そういう気分にさせるのかもしれません。

どこでも痰を吐いたり、列に割り込んだり、路上にゴミを捨てるのをやめれば、もう少し見直すんだけどなぁ。

より根本的には、短絡的で自己中心的な考え方の意識改革が求められるのだろう。

外国人の目にはどのように映っているのか、身に染みてわかるような機会があれば、振る舞いを改めてくれるだろうか。