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本日、皇居正殿松の間で、恒例の宮中歌会始が行われました。今年はなんと言っても、坊城俊周披講会会長のご次男、坊城俊在さん(左)が「発声」でデビューされたのが注目されます。以前から熊野本宮大社献詠披講などでの発声役を務められてきましたが、長年、園池公毅さんが一人で務めてこられたこの大役を、ついに果たされる時が来たと思うと、感慨を禁じ得ません。また、今回は、読師(広幡恒忠氏)を除くと、
講師 近衛忠大氏
発声 坊城俊在氏
講頌 醍醐忠紀氏(脇発声)
講頌 園池公毅氏
講頌 久邇朝俊氏
講頌 櫛笥隆亮氏
のように、全員が50代以下という若い披講諸役が揃いました。新しい世代の披講が幕を開けたという感じがします。「和歌披講」の授業にも、大いに刺激になるところです。
来年のお題は「葉」、皆さんも応募してくださいね。