歌会始とともに、宮中で現在も続いている「月次歌会」は、明治2年に始まり、毎月5日(初期は3日)に行われていたましたが、このほか、紀元節・天長節・明治節にも兼題が出され、皇族・華族ならびに宮内省・御歌所の関係者が詠進しました。この詠進歌は色紙に書かれ、披講は行われませんが、御歌所が取りまとめて冊子にすることがあったようです。今回入手したの戦時中の昭和17年2月11日の紀元節のもので、兼題は「社頭春風」、秩父宮妃勢津子さまの御歌を筆頭に、102名の詠進歌が掲載されています。うち50名が女性(妃殿下、華族夫人)であることが大きな特徴です。
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