久しく男性中心であった能楽界も、戦後、能楽協会への女性加入が認められ、8年前の2004年には、22名の女性能楽師が、重要無形文化財総合指定保持者に認定されました。2007年からは毎年、国立能楽堂での定例公演を実現しており、先日も公演が行われました。いわゆる「人間国宝」に認定された能楽師のなかで、最も若い鵜澤久さんは、女声による地謡で、男性が舞うという形の「松風」を2010年2月に上演し、これについて奥山先生は「女声地謡と男性の舞という取り合わせは演能史上、初めてではないか」と述べておられます。今後も、能・狂言における女性の役割はますます大きくなるものと思われます。
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