麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

Mac mini (late09) + Snow Leopard ざっくりと雑感

2010年02月16日 | 雑記
 Silkたんお迎えから約一月が経過しました。これまでの感想とか気がついたことなどをざっくりと。ほとんどが使い始めてすぐのメモ書きで、一つ一つ取り上げて長々と書きたいのは山々なんですがキリがなさそうなので箇条書きでばーーっと書き散らすことにします(順不同)。

・App trap(の動作画面)は日本語にならず。
・Shockwave11はSafari32ビットのみ。
・InstantShot! はプルダウンを写せない(OS標準機能ではキャプチャできる)。
・外付けに移したPantherのファイルアイコン(のサイズや見た目)はそのまま。
・Shiira1.2ではYoutubeは観れず。
・古いappleキーボードのパワースイッチで起動は出来ない。
・でもスリープからの復帰は可能(嬉)。
・ツールバーにエイリアス作成可能。

・心配していた外付けドライブの「spotlightの検索データ作成時間」は気がついたら終わってた、というほど速かった(数分)。

・外付けに丸々移したPantherのパーティションの中にtime machineを作成可能(Backups.backupdbはHDD直下にできる)。

・ということは、外付けHDDにSnow Leopardを必要最小限にクリーンインストールしておいて、同じHDD(パーティション)にタイムマシンを設定してやれば起動可能なバックアップを作成できる…のかな?

・スタックのおかげで「 TigerLaunch」が要らなくなった(これはスタック内部にスクロールバーが出来たからで、Snow Lepardからの新機能らしい)。

・更に、メニューバーに日付も表示できるようになったおかげで実質的に「日めくり」も要らなくなった(これも地味にスノレパの新機能らしい。今ごろ出来るようになるなんて遅すぎだろうと思えるが、多分appleとしては「ドックにiCal入れとけば日付はわかるだろ」ということなんじゃないかと思われる。要らなくなったとはいえ「日めくり」は「日めくり」でかなり進化しているので今後も有り難く使っていく)。

・iLife'09 のインターフェイスは04よりダサい上に使いづらい(←きわめて個人的な感想。しかも今後使い込んでいけば変わる可能性あり)。

・Rosettaで動かしているせいか、「MailPeeper menu」でポインタの反応がしぶくなった(四角い部分をアバウトにクリックしても反応せず、しっかり四角の真ん中をクリックしないとプルダウンしてくれない)。

・IOデータの外付けHDD(HDCS-U 1.0)はきっちりスリープに対応してくれる。
・やはりガンマ値2.2はキツイ印象(すぐ慣れました)。
・spotlightがこんなに使いづらいとは思わなかった(詳細後述)。
・ヘッドフォン端子をふさいでいても起動音が鳴る(詳細後述)。
・光学ドライブの音がうるさい(詳細後述)。
・「FruitsMenu」を使っても変化に乏しく青リンゴにならない(涙)。

・これまで(Pantherでは)使えなかった画像編集アプリを数多く試してみた結果、ほとんどのことはプレビューで出来てしまうと知って結構凹む。

・あまり使わないだろうと思ったdashboard、(一月経った今)やはりほとんど不要であることがわかった。

・いまいち使い方がわからなかったSpacesは(一月経った)いまだに使い道がよくわからない(便利に使ってる人にはなくてはならない機能だと思いますが、自分にとっては今後も特に使うことがない機能だと思います)。

・とりあえず「Firefox」「Opera」など(Safari以外)の定番ブラウザ、「GoogleEarth」はインストールせず(一月経過したけどいまだに必要性を感じません。Safariはブックマーク整理してSafaristandとGlims入れたら超快適)。

・miniのカーネルは32bitのままらしいが、32bitカーネル上でいくつかのアプリのみ64bitで動かせる方が(現段階では)むしろ色々と都合がいい気がする。

・64bitのSafari4はまさに爆速。ほとんどのWebページが一瞬で開く。
・爆速感を味わえる部分(Safari等)と、そうでない部分がある(詳細後述)。


 あとはまた思い出したら追記します。

<起動音>
 ヘッドフォン端子をふさいでいても起動音が鳴るのにはビックリしました。うろたえていたせいで「ようこそ画面」を落ち着いた気分で観ることが出来ませんでした(苦笑)。おかげで、真っ先にインストールしたフリーソフトは「StartupSoundPrefPane」になりました。

<光学ドライブ>
 ソニー製の「OPTIARC DVD RW AD-5670S」でした。起動時の音や作動音がうるさく、メディアによってはminiを乗せている台が振動で響くほど。今までPower Mac G4で使っていたpioneerのA07-Jが非常に静かだったので「こんなもんなのかな?」と思って一応調べてみたら、どうもこのドライブは「外れ」、パナソニックパイオニア製は「当たり」という感じらしいです。appleストア栄店のジーニアスバーに駆け込めばおそらく修理(という名目でパナpioneer製に交換)してもらえるのではないかと思うんですが、「やはり初開腹は保証期間が過ぎた後自らの手でやりたい」というコダワリがあったりとか(苦笑)、「そもそも光学ドライブ自体あまり使う機会もないからいいか…」とか、そもそも栄まで行くのが面倒くさいとかで、とりあえずこれはこれで妥協することにしました。
 Mac miniは静音性に定評があるだけに、光学ドライブがうるさいというのは非常に残念ではあります。

<spotlightが馬鹿すぎる!>
 いや、便利に使おうと思えば非常に便利だと思います。ただ、個人的にこれは「使えない」機能です。Leopardかららしいんですが、「ホーム/ライブラリ」直下のファイルは検索できなくなっているんですね。私が検索窓を使う理由で一番多いのは「Preference」ファイル(などの設定ファイル)を探すことだったりするので、それが検索できないのではどうしようもありません。
 検索できるように設定する方法などももちろん調べて試しましたが、それよりは「Easy Find」を使う方が断然手っ取り早いです。
 
 とはいうものの、appleとしてはユーザーに設定ファイルを極力弄ってもらいたくないということだと思いますし、「自分で作成した(あるいはダウンロードした)書類・音声・動画・画像ファイル」を探すという目的で使うのならspotlightはむちゃくちゃ便利で検索スピードは鬼速(おにはや)だと思います。「ファイル名が明確にわかっていて、ピンポイントでファイルを探したい」という場合は「Easy Find」を使って、「自分で書いた文書を、内容を思い出しながら適当に検索」という時にはspotlightを、と使い分ければ特に問題なし。ただ、フリーソフトに頼らないと(基本設定では)検索窓からシステムファイルを検索できないというのはかなりショボイと思います。
(個人的には、メニューバーからの検索はユーザーフォルダ直下のみ、ファインダの検索窓からは全ファイル検索可能とか、あるいはシステム環境設定に「あらゆるファイルを対象にする」みたいなチェックボックスがあったらよかったのに、と思いました)

<爆速感>
 「PPC400MhzからCore2Duoなら凄まじい爆速感が味わえるんだろうなぁ」と思っていたんですが、その通りな部分とそうでなかった部分がありました。例えばドックのアイコンなんか、どんなアプリでもワンバウンドで開くんじゃないかと思いましたが意外とそうでもなく(苦笑)、重いアプリはそれなりに重いです。また、試しにiDVDで1枚DVDを作成してみたんですがかなり重かったです。ただ、重いと感じる時にアクティビティモニタで確かめてみたりするとCPUやメモリには余裕があったりしたので、これはやはり(よく言われるように)、2.5インチのHDDが相当足を引っ張っているのではないかと思われます。


 その他では、Snow Leopard(10.6.2)は物凄く調子いいです。私はPantherの安定性を愛してやまなかったオトコなわけですが、スノレパもパンサーに負けず劣らず安定したOSとして後世に残ってくれるのではないかと思います。

 今のところ気がついた不具合は二つで、そのうちの一つは「ユニバーサルアクセスのズーム機能をオンにしていても、再起動すると効かなくなっている」ということ。一度オフにしてオンしなおせば直りますが、障害を持った方にとってはこれは非常に煩わしいと思います。

 あと、使い始めの頃は一瞬でスリープしていたのが、ある日突然、スリープするのに物凄く時間がかかるようになりました。なんと、Power Mac G4/400Mhz より遅い(!)。で、キャッシュを捨てたり外付け機器を疑ってみたり色々試したんですが改善せず、「10.6.3が出たら直るかな…」と諦めていたらそのうち、またしてもある日突然直りました。しばらくの間因果関係が全くつかめなかったのですが、「もしかするとCrossoverのせい?」と最近気がつきました。Crossoverを起動したままスリープした時と、「なぜだかはわからないがなんらかの理由でスリープが遅かった時」とでかかる時間がほぼ同じくらいだったので、多分そうなんじゃないかと…(違うかもしれません)。いずれにせよこれは直ったのでもう問題なし。

 
 まとめると、「光学ドライブがうるさい」ことと「ズーム機能が切れる」ことくらいであとはほとんど問題なく快適に使ってます。

 Pantherから二つOSをすっ飛ばしてスノレパへ移行、ということで、山のような新機能に翻弄されてあたふたしてしまうのではないかと思いましたが、意外なほどすんなりと新環境に馴染めました。使っていて気がついたのは、今のOSXは非常に度量が広いというか間口が広いというか、一つのことをするのに「選択肢がたくさんある」ということでした。
 前述のように私にはdashboardもspacesも要らない機能なんですが、そういう人はそれらを使わなければいいわけで、何も不都合はありません。
 Dockは基本的にアプリケーションランチャーなわけですが、昔から「アプリを詰め込みすぎるとかえって使いづらくなる」という欠点がありました。以前はこれをフリーソフト(私の場合は「TigerLaunch」)で補っていましたが、今でもこれまで通りフリーソフトを使って自分の使い勝手を追求することもできますし、スタックを便利に使うことも出来ますし、ファインダをカスタマイズすることも出来ます。なんというか、「色々なことをするために、そこに至る道が数多くある」という感じなのです。なので、これまでPantherを使っていたのと同じようにスノレパを使いつつ、自分が便利だなと思った新しい使い方をちょこちょこと追加していけばいい、という感じで、すんなりと移行できます。
 また、これはWindowsからのスイッチ組にも言えるのではないかと思います。私はPanther時代にMacに乗り換えたわけですが、その頃と比べると今ではOSXに色々目玉機能がありすぎて、スムーズな移行は難しいんじゃないだろうかと考えていました。もちろんPantherからスノレパに乗り換えるよりはるかにハードルは高いと思いますが、「Windowsではこういうふうにやってたんだけど」ということを同じようにやるための道は(フリーソフトを含めると)数多く、少なくとも1本以上は必ずあるから大丈夫! と、そんな感じです(責任とれないので断言はしませんけど)。

 書いていて思い出しましたが、Leopardからでしたでしょうか、コンテクストメニューを弄ることが出来なくなってしまいました。私は「CalculateSizeCM」「QuickImageCM」「QuickAccessCM」「AmZapForksCMX」を愛用していたのでこれはかなり打撃なのですが、近いうちに代替できるものが見つかるのではないかと思います。
(MacFan誌2月号を読んで最近ちょっとautometerに興味が出てきたので、コンテクストメニューの代わりになるオートメーターアクションを自分で作ってみようかなと思ってます)

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4 コメント

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人ごとながら (tabo)
2010-02-17 17:43:01
いや~、快適そうでいいですねー(笑
未だにわたしゃPantherです(汗

ウインドウズ使いの知人に「Google Chrome、スゴスギ。マック版も出る様だから試してみたら?」と言われ、待ち遠しく待っていたのですが、Intelが入ってないとダメ、OSも10.5以上とか。。。ガクッ!

SeireiKさんは、オール・クリアですから、クローム試してみましたか?
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中身に隔世の感はあれど (みっちー)
2010-02-17 18:47:52
同じmini仲間ではありませんか。
しっかり可愛がってください^^

それより、当方ブログへのコメントの件では、ご心配をおかけいたしましたm(_ _)m

> 一つのことをするのに「選択肢がたくさんある」

そうなのですよ。
口の悪い人に言わせると、無駄な機能ということになるのかもしれませんが。。。

例えば、開いている窓をちょっと退かして他の窓を拾いたいとき。
窓をドラッグして画面の端まで持っていってSpaces使うか。
Command + m で、ドックの中にしまうか。
あるいは、Exposeで、目的の窓を直接叩くか。

みたいな事ですよね。
ちなみに、自分はExpose派です^^

ん?これってPantherに既に搭載されてましたっけ?

ちなみに、こういうことは滅多なMac系ブログには書けないんですけど(汗)
SeireiKさんなら分かってくれると思うのですが。。。

最近会社のMacが入院してからWindows XPを使ってるんですけど。
タスクバーって、作業効率かなり高かったりします。。。

これって既にWindows 95に搭載されてましたが、Microsoftが自らのGUI OSに提案した、かなりの発明だと思います。

いや。
Exposeの方が、好きですよ。
エフェクト的に^^;
Mac好きを自称していますし。。。
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ありがとうございます~ (SeireiK)
2010-02-17 21:15:45
>taboさん
ありがとうございます~。快適は快適なんですが、思ったほど快適感を感じないというか、「後ろからわっと脅かされるような感じ(いちいちビックリするような快適感)」ではなく、おだやかな湖面のような快適感とでもいいますか…うまく言えませんけど。
まだ検証やら何やらでちょっとG4を使うこともあるんですが、確かに遅いことは遅いんですけど、よく言われるように「よく今までこんなの使ってたな」っていうような遅さを感じないんですよ。それはminiやスノレパが「期待してたほど速くなかった」ってことではないんですけど、仰々しくなくて控えめな快適感、静かなる進化、みたいな印象で、使っていて心地良いですね。

ブラウザは、記事に書いた通りまだSafari4以外は全然使ってないんですよ。ブックマークの整理をしてしまってからはシイラも全然使わなくなりました。Mac使いの意地とでもいいますか、「どれだけ長い間Safariだけで不都合なく過ごせるか」を試したい、みたいなところがありますので、クローム等はまだ今しばらく試さないと思います。

なんだか、使えない時ほど気になるものの、いざなんでも試せるようになると興味がわかなかったりするものですね(笑)。

あと、Googleというとどうも情報を抜かれるようなイメージ(偏見)があるので、なかなか試せなかったりします(苦笑)。日本語入力も「かわせみ」と「ことえり」です。
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>みっちーさん (SeireiK)
2010-02-17 21:39:10
どうもです~。

>選択肢
>開いている窓をちょっと退かして他の窓を拾いたいとき。

そうそう、そうなんですよ。
Exposeまで話を広げるとくどいかなと思ってドックの話だけにとどめたんですけど、ウィンドウ周りの操作はまさに典型的で、やり方が本当に数多く用意されているんですよね。

>SeireiKさんなら分かってくれると思うのですが。。。
>タスクバーって、作業効率かなり高かったりします。。。

わかるどころか、ブログ開設時にまさに同じことを書いています(笑)。←taboさんへのコメントの方に入れてしまったURL欄参照

Exposeはパンサーから実装されてますけど、「それまでこの程度の機能すらOSXにはなかったのかよ?」って思いましたもん。まぁ、今では私もすっかりエクスポゼ派なんですけど。

私もタスクバーは物凄く便利に使ってました。でも以前、私とみっちーさんがよくROMしている「mではじまってaで終わる四文字の某さん(笑)」のサイトのBBSでこの話をした時には、m○○aさんは「私みたいにたくさんのウィンドウを開きまくる人には、やっぱりタスクバーも使いづらい(すぐバーが手狭になるので)」とおっしゃってました。そういう意味ではm○○aさんはエクスポゼに対しても否定的でしたけど、そういう人に対して別の方法が用意されているかどうかというのは、やはり「よくできたOS」の条件である気がしますね。使い方を強要してくるようなOSやソフトは使っていてイラっとくるというか、心地よさを感じませんし。

あと、これも話が長くなると思ってカットしたんですけど、「ウィンドウが散らかっている時にパッとデスクトップ画面を開く」方法として、OSXの場合通常だとエクスポゼを使いますし、Leopard以降ならSpacesを使えますよね。でも、最近私はShow Desktopというアプリを見つけてしまいました(URL欄:Panther以降で動作)。
これはWindowsでいうところの、タスクバーにある「デスクトップ(を表示)」アイコンに相当するようなアプリなので、WindowsMeの頃の操作感が戻ったみたいでちょっと嬉しくて、気に入ってしまいました(笑)。
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