麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

宛名職人MOOK版5.1

2007年11月30日 | オススメソフト
 Macユーザーにとってほとんど唯一の選択肢と言っても過言ではないかもしれない市販の年賀状作成ソフト『宛名職人』ですが、インプレス社の『年賀状CD-ROM』(追記参照)には待望のMOOK版5.1が付属しているらしいです。私は既に別の素材集(ソフト未付属のもの)を購入し、二年前に買った本についてきたMOOK版の4を使って年賀状を作る事にしてしまったので詳細はレビュー出来ませんが、Macにスイッチしたての方で「今年は年賀状をMacで作りたい! でも宛名職人のMac版はちょっと高い!」という方にはいいのではないかと思います。実際MOOK版の4でも私には必要充分の機能があります。

 実は一昨年買った素材集を去年も買おうと思っていたんですが、それにはMac用のMOOK版5が付属していなかったんですね。せっかくあんなに褒めちぎったのにも関わらず非常に裏切られた気持ちでした…。ただ、書店にある他の素材集をチェックしてもMOOK版5が付属していたものは一切見当たらなかったので「今年はMac用のMOOK版5はリリースされなかったに違いない」と一人納得し、諦めて素材のみ付属している本を買いました。ところが先日、今頃になってMOOK版5が付属していた本が一冊あったことを知りました。ただ、おそらくその一冊だけだと思います(書名を忘れてしまいましたすみません…)。

 この「Mac用宛名職人MOOK版」についてはGoogleの検索で詳細を調べるのが非常に難しい(Windows版が検索に引っかかってしまう)ので、どの素材集に付属されているのか毎年とてもわかりにくいです。しかしスイッチしたてのMacユーザーにとっては大いなる福音となるソフトです。4で必要充分とはいいながらも、どうせ毎年素材集を買うならちゃんとMOOK版が付属している素材集を買って毎年バージョンアップしたいと思うのですが、とにかく本屋でMOOK版が付属している素材集を見つけるのが大変すぎます(怒+涙)。

 というか、どうせならちゃんと『宛名職人Ver.14』を買ってMac用ソフトの売り上げに貢献してあげたいと思うんですが、やはり正規版は(特にWindows版と比べてしまうと)どうしても割高感があります。しかもMOOK版の4で必要充分なために更に買う気が失せます。いやもう、だらだらとみみっちくMOOK版の4を使い続けるなんてことしないで正規版買ってあげたいんですよホント。「高い(高め)」ということと「MOOK版で充分」ということで買う気が削がれてしまう → MOOK版が普及すればするほどアジェンダさんの首を絞める事になってしまうわけで、MOOK版が付属している素材集が極端に少ないのは実はこのためかもしれません。

 せっかく「Mac用もある年賀状ソフト」として独特の道を切り開いている「宛名職人」なんですから、アジェンダさんにはMac版の販売を中止したりMOOK版のバージョンアップを止めるようなことをしてほしくないんです。しかし「需要が少ない→結果としてMac版は高くせざるを得ない」というのではどうしても買い控えが起こります。いっそのことMOOK版を「宛名職人Lite」とかにして1500~2000円くらいで販売したらいいんじゃないかと思うんですがどうですかねぇ。多分私と同じくほとんどの人が、MOOK版の機能で充分だと思うんですよ。正規のVer.14を買う気がしないのは絶対的にその(Windows版や他のソフトと比べた時の)値段だろうと。素材集と同程度の値段でLiteとして売ってくれたら毎年バージョンアップしますし、ユーザー登録もしちゃいますよ、えぇ。「数が売れないから高くせざるをえないし、多少高くてもライバルがいないからそこそこ売れる」という方針では勿体ない気がします。Macのシェアがあがってくればそのうち「筆まめ」や「筆ぐるめ」等がMac版販売に参入して来る事だってあり得ますので、このままではせっかく築いた「宛名職人」の地位(?)が危うくなるのではないかと。ぜひぜひ来年はLite版の開発・販売をお願いします、アジェンダさん。


<追記>
 『年賀状CD-ROM 2008』に付属しているらしいです。同じ『年賀状CD-ROM』というタイトルでも『年賀状CD-ROM イラスト7200』とは別なのでご注意を。因みに私が去年と今年買った素材集はこの『イラスト7200(去年は7000)』です。こちらにはソフトは付属せず素材のみです。

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