麗しの青林檎 -Marine & Silk-

AN OLD & A NEW MAC A NEW LEGEND ~だって俺、MACだもん~

やっと出た…わりには???

2005年07月27日 | NEWS!
 Apple-Styleさん経由、YUU MEDIA TOWN@Blogさんよりの情報です(新しいiBook G4とMac mini発表!)。ついにというかなんというか、出るぞ出るぞと言われつつ全然出なかったminiとiBookのニューバージョンがやっと出ました。

 しかし…なんだかイマイチ肩すかしっぽいアップデートですね、個人的には。miniは結局のところメモリの標準搭載量が変わっただけで相変わらずグラボはATI Radeon 9200で波紋ぼよよん効果は見れないし、結局のところAppleってCore Imageという技術を積極的に使って行こうという気が無いのか?とさえ思ってしまいます。それとも、(今では高性能とされている)Core Image対応のグラフィックカードが将来低価格マシンにも搭載されていく前段階として今のうちにツバをつけておくという感じなのでしょうか。「コアイメージ等というご大層な技術はたか~いマシンを買ってくれる人のご褒美なのだ。ロースペックのやっすいマシンしか買えない愚民どもには勿体なくて使わせられないのだ」という方針ならまぁそれでもいいんですが、コアイメージってどんなものなのか結局のところよく分かってない私みたいなシロートさんには「コアイメージ対応グラフィックカードを搭載したMac=Tigerのダッシュボードを使うと波紋がぼよよんする」という図式以外全く頭に浮かばないわけでして、「ま、それだけなら別に無くてもいいか」と思ってしまうわけです。

 iBookのグラフィックカードはATI Radeon 9550という奴になっておりますね。しかし説明を読んでも、どうやらこのカードもコアイメージには対応してないっぽい。iBookの商品ページにわざわざグラフィックという項目を作って殊更に「これすっげーカードなんだぜ、ゲームには最適だぜ」と謳っているのがかえってなんだかなぁな印象。

 ま、いいんですけどね、私はどうせどちらも買う予定はありませんので…(爆)。ただ、自分の中でどんどん「コアイメージ=波紋ぼよよんエフェクト(しかない)」という印象が強固になってきているので「Apple的にはこれでよいのか?」となんとなく疑問が。そしてiBookとminiに対応カードが搭載されないということでますます「Appleも結局コアイメージなんて要らないもんだと思ってるんだな」と思えてきちゃうわけで。まぁなんにせよ、対応カード搭載待ちでminiを買い控えていた人にとってはかなりがっくりきたニュースだったでしょうね。

<追記>
 え~、iBookのRade9550はぼよよん対応しているそうです(Macin'Blogさん「iBookはぼよよ~~~んだった ^^;)」)。しかしAppleも対応しているならしているでもう少し(サイトの説明で)強調してもいいと思うんですが…(私が読み逃しているだけなのか?)。それにしても、これで完全に「miniはあくまで廉価版」というAppleの思惑が見えた気がしてちょっといや~んな感じです。