私は本年度は班長を務めていますが、班内の平道弘様が一昨日急逝されました。
竹細工を趣味とされていましたが、その作品の数々は素晴らしいものです。
寺にも素適な作品を頂戴し、床の間に飾っていますと、多くの方々が「どなたがお作りになったのですか?」と問われることがあり、仔細をお話ししますと殆どの方が驚いていらっしゃいます。
昨日の通夜、本日の葬儀は清光寺本堂において勤めさせていただきました。
あまりにも突然のお別れのため、奥様をはじめご家族の皆様のお悲しみを察するに言葉が見つかりません。
ご生前のご厚誼に衷心より厚くお礼を申し述べさせていただきます。感謝尽々
故人とのエピソードで特に私の心に残っておりますのが、障がい者の方とのご縁です。
理事長を務めています、ホープの利用者の方が一度故人に竹細工の教えをいただきました。
その際には竹を半分に切った花器を故人の指導のもと作製し、それを広島市の自宅に持って帰りました。
その後、事情により在宅から居住型の施設へ入所したため、故人とのご縁は僅か数時間でしたが、数年後故人とお話しをしていた際に「〇〇君はどうしていますか?」と突然聞かれ、諸般の事情から施設に入所しましたと説明したところ、「また会えると思っていたのに残念です。」とおっしゃいました。
この話は通夜の際にも参列の皆様にお話しさせていただきました。
本日葬儀を終えて、ご家族の皆様は大変お疲れのことと拝察いたします。
くれぐれもご自愛のほど、深く念じます。
また、清光寺班、大地原班の皆様には衆力をもって葬儀を無事に勤めましたこと、この場を借りて衷心より厚くお礼を申し上げます。感謝尽々
ちょうど通夜当日は広島市西区の中小企業大学校で約1時間半余りの講義をした日でもあり、また、縁の大切さについての話をさせていただいたこととも重なります。
また、この度お世話をいただきました宗盛様、橋口様をはじめ聴講いただきました皆様のますますのご活躍と身体堅固、諸縁吉祥を念じます。感謝尽々
私事ですが、昨日無事に62回目の誕生日を迎えることが出来ました。
写真は理事長を務めておりますホープのスタッフよりのお祝いのカードです。感謝尽々
多くの皆様にご縁をいただき、今日の私という存在があります。感謝尽々
改めて恩沢に衷心より感謝の意を捧げます。
今後とも宜しくお願い申し上げます。合掌