昨日、今日と風が強く、気温に比べ体感温度が随分低く感じます。
午前中、尾道で墓石の移動に際してのお勤めをした後、東野の阿弥陀寺様の春の法要に随喜いたしました。
ご承知の方も多いと思いますが、尾道に行くに三原バイパスが糸崎の先の木原あたりまで開通しましたので、随分と時間の短縮ができるようになりました。
正式には判りませんが、数年先には尾道バイパスと連結するような話も聞いています。
さて、今日は昨日に引き続き、花祭りについて説明をいたします。
「花祭り」は「灌仏会(かんぶつえ)」とも言われます。
「灌」には「そそぎかける」という意味があります。
歴史の上では有名な日本書記にお釈迦様の「誕生会(たんじょうえ)」が始まったと記されています。
当時はまだ、「灌仏」は行われず、後の続日本書記にお釈迦様に香水(「こうずい」と読みます)を灌ぐが始まったのは平安時代の初期頃といわれています。
※昨年の花御堂の様子
この灌仏は当初は宮中で行われ、江戸時代の頃から 「甘茶」を灌ぐようになったとのことです。
明日のブログでは何故?甘茶を灌ぐようになったのかについての説明を予定してます。
夜は御詠歌木曜会のお花見の会が山内で行われました。
生憎気温が低くなっていましたので、書院においての会食となりました。
講員さん手作りのデザート等もいただき、なごやかなうちに会を終えることが出来ました。感謝尽々&合掌