住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

心に残った言葉

2008-09-22 | 思い

 小さな子どもをめぐる事件が続いています。

 福岡の事件は悲しい結末となりました。

 子どもさんのご冥福をお祈りします。

 そこから見えてくるものは障害児とその家族を支えるセーフティネットワークの重要性です。

 高齢者福祉、障害児者福祉という制度上の分け方とすると、そこには自ずからそれぞれの課題が見えてきます。

 大きな違いは高齢者福祉の領域には多くの場合は「教育」と「就労」という課題はありませんが、障害児者福祉においてはこの2つの課題がとても重要な課題となっています。

  もう随分前に話しですが、ある町で講演をした際に障害者の介護をされている母親の方が「私は子どものオシメを40年以上替えています。」とおっしゃった言葉に続けて「私は子どもより1日長く生きることを目標に頑張っています。」

 今でも心にしっかりと残っている言葉です。合掌

コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« ゲリラ豪雨? | トップ | 地蔵講 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

思い」カテゴリの最新記事