この時節になりますと、町内のあちこちで「皇帝ダリア」が咲き始めました。
成長しますと高いものでは3メートル近くになります。
さて、15日・16日の2日間、三原市の清浄山真観寺様の晋山・結制の法要に法縁をいただき、随喜させていただきました。
真観寺十六世の鐙本智昭新命方丈(新たに住職に就任)様です。
障がい児者福祉関係の研修等でお世話になった方も多いと思います。
この度の住職就任を機縁として、ますますのご精進とご活躍を念じます。
御稚児さんが新命方丈様を先導し、案下処より寺に入られます。
晋山式においては、新命住職様に管長様よりの辞令が交付されます。
辞令は曹洞宗広島県宗務所の用元一雄所長老師により宣読されました。
晋山開堂(しんさんかいどう)の写真です。
住職の辞令を受けた後、最初の説法が行われます。随喜寺院の皆さんより問答を受けます。
それぞれの問いに懇切丁寧に答えられ、住職としての素晴らしい力量を示されました。
続いて勤められましたのは首座法戦式(しゅそほっせんしき)といい、この度の結制においては真観寺住職のお弟子さんであります鐙本優企さんが首座の任に就かれました。また、小僧さんは三原市香積寺のお弟子さん岡本恒亮君です。弁事という役をしっかりと勤められました。
首座法戦式は首座法座とも言い、首座(しゅそ)が住職に代わり、禅の修行や悟りについての問答を交わす儀式です。これはお釈迦様が霊鷲山(りょうじゅせん)で、弟子の摩訶迦葉(まかかしょう)に席をゆずり説法された故事にならったもので、法戦式は問答を交わすことから、法の戦い、法戦式といいます。
優企首座はすべての問いに的確に答えられました。
ますますのご精進を念じます。
法戦式も無事終わり、寺院関係者の記念写真です。
なお、この写真は真観寺檀家様にご無理をお願いし撮っていただきました。感謝尽々
他にも様々な法要が勤められましたが主なものを掲載させていただきました。
最後に晋山・結制の無事円成をお慶び申し上げますと共に、新命方丈様をはじめ真観寺山内御一同様、随喜のご寺院様方の法体堅固、萬福多幸、山門繁栄、檀信帰崇、そして、檀信徒の皆様の身体堅固、諸縁吉祥を念じ、随喜の法縁をいただきましたことへの感謝の言葉に代えさせていただきます。感謝尽々&合掌
本当なら、稚児行列の手伝いを私が行く予定でしたが、他の行事と重なり遠慮しました…(/。\)
とても良いお天気で本当に良かったですね。