今から、30年ほど前のことですが、地元新聞の夕刊(現在住んでいることろでは朝刊のみです)に福祉関係の事業を掲載していただいたことがあります。
これは、古民家(当時、すでに築80年余)において、認知症の方々のケアを行う「夢ハウス(コミュニティケア)」の事業でした。
JAICAの研修場所として海外からの研修生を受け入れたり、全国から視察を受ける等、当時としては画期的な事業をして評価をいただきました。
評価をいただいた点はいくつかありますが、今日は控えさせていただきます。
また、現在では、NPOふりーす(広島市において事業展開をし、現在、理事長を務めています)が大西地区に大家さんのご理解をご協力のもと、古民家を利用した二地域居住の実験事業を行っています。
両事業を実施するうえで共通する理念は「少資源から照資源」という理念です。
新たに建物等を建築するにはお金もかかりますが、地域においておける「空家」を今一度精査すると何か新たな地域課題に対応するために活用できる「資源」が潜在しています。
例えば、地域コミュニティの維持と外部注入による地域の活性化という面もあります。個々の事業についての検証及び評価については後に譲ることにします。
さて、前説が長くなりましたが、この度、山口大学人文学部人文学部社会学講座人文学部人文学部社会学講座 大学院担当教授、坪郷英彦先生をお迎えし、『住民こぞって「島の肝煎り」発掘・育成事業セミナー』を開催することになりました。
この度は、現在、大崎上島に住んでいる私たちが、今一度「古民家」の魅力あるいは利活用について学ぶことを目的とし、下記の日時で開催いたします。
多くの皆様のご来場をお待ちしています。
《住民こぞって「島の肝煎り」発掘・育成事業セミナー》
①日時 2月8日(金) 午後1時30分~3時30分
②場所 大崎上島開発センター 大会議室
③講師 山口大学教授 坪郷英彦先生
④演題 「島の暮らしと古民家利用を考える」
⑤入場 無料
⑥主催 特定非営利活動法人かみじまの風
⑦後援 大崎上島町・大崎上島町地域協議会
本日は、一昨日逝去されました檀家様の家族葬を寺にて勤めました。
遠路よりお越しの親族の方もいらっしゃいました。
故人のご冥福をお祈りいたしますとともに、関係者の皆様のご自愛を念じております。合掌