昨日、長老に面会したが小さな一歩が確実に歩まれている感がある。
夕方、草刈りをしている時、近所の方と少し話をした際に「顔の表情が3月末の法要の際とは随分違いますね。」と言われました。
確かにその通りで、自分自身も少し安堵の念があることは間違いありません。
お昼前、越田家の追善供養を勤めました。
読経、御詠歌、そして短い法話を終え、墓経も無事勤めた後、お斎をいただきましたが、その前に施主の北山様よりある本の紹介がありました。
お寺によって法要が違うかも知れませんが、当山では回忌法要の勤めの後に施主家の先祖代々精霊(せいれい)の戒名の読み込みをいたします。
多くのお宅には過去帳が調えられていますので、そこの記されている戒名をの読み上げます。
これは、この日こうして私たちがこの場におり、そして、無事に追善供養を勤めることが出来ますのはご先祖の方々がいらっしゃるお蔭であることへの報恩感謝の勤めを行います。
ある方が「我が家は分家で私たちが初代ですので、過去帳もないのですが。」との質問を受けたことがありますが、よく考えてみていただくと、そうおっしゃった方も両親がいらっいますし、そのまた親御さんとなりますとすでに今生を立っている方もいらっしゃいますし、名前は覚えていませんが、モスクワ大学の先生によりますと私たちは直立歩行がはじまってから約300万人分の遺伝子を受け継いでいるとのことです。
私たちは突然生まれたのではなく、ご先祖の方々があっての今日のわたしたということになります。
以前、「人類はみな兄弟」といったコマーシャルがありましたが、まさに的を得ているように思えます。
話は戻って、北山様が紹介されました本がユーチューブで公開されていますので、是非ご覧下さい。
ユーチューブはこちらからご覧いただけます。
北山様にはいろいろとお心配りをいただきましたことに衷心よりお礼を申し上げますとともに皆様の身体堅固、諸縁吉祥を念じます。感謝尽々
そして、今日は特別なお知らせをいたします。
おかげさまで「住職日記」の閲覧数がまもなく70万アクセスを迎えようとしています。
平素のご高覧に感謝をいたしたく、5名の方に岩崎農園さん特製ジャムの3本セットをプレゼントいたします。
詳細は70万アクセス突破後にこの日記に記載いたします。
なお、本日までのアクセス数は69万9290となっています。合掌