住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

詩碑

2009-03-19 | 日々是好日

 外で掃除をしていますと汗ばむ陽気です。

 時折町議会議員選挙の候補者を乗せた選挙カーが行き交い、いつもとは違った日常が繰り広げられています。この暖かさも天気予報では明日あたりから一気に気温が下がるとのことです。

 

 

 午前中、藤解様宅にこの度建立された坂村真民先生親筆の詩碑の話をお聞きしましたので早速お伺いいたしました。

 様々なご縁の中でこの詩碑が建立された経緯もお聞きいたしました。

 来週当家で亡き奥様の追善供養を勤めるにあたり、法事の前に詩碑の真前において慶祝法要を勤めることになりました。

 「二度とない人生だから」と揮毫された言葉の意味にはとても深いものがあります。

 有名な禅語に「生死事大 無常迅速 光陰可惜 時人不待 (しょうじじだい むじょうじんそく こういんおしむべし ときひとをまたず)」とあります。

 今ある命は多くの因縁の中であることを知るとき、今自分で出来ることは何かを深く考えることになります。合掌

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