住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

明日・明後日

2008-10-24 | 日々是好日

 いよいよ明日から東広島市安芸津町福寿院様の晋山結制の大行事が勤められます。

 本日は明日と明後日、首座(しゅそ)を務める次男を空港に迎えに行き、その後福寿院様での習儀を関係寺院の随喜のもと勤めました。

 明日は午後3時半より様々な法要が執り行われます。

 次男は特に明後日の午前10時半より勤められます「法戦式」において禅問答を行い力量を試されます。

 本日の習儀においては予定した問答を覚えていましたので安堵いたしました。

 写真の右手に持っているのは竹篦(しっぺい)といい、禅の思想辞典(東京書籍)には次のように説明されています。「師が弟子を接化するする法具。長さ60~70センチから1メートルほどの割竹を弓形に曲げ、藤を巻き漆を塗っている。現在では首座(しゅそ)が法戦式の時に用いる場合が多い。・・・説法のたとえの際の身近な用具として示される。」と説明があります。

 寺に帰り、頭を剃り明日の準備も出来ました。

 法要の様子は改めてご報告いたします。

 今は明日と明後日の法要の無事円成を祈るのみです。

 そして、長男は明後日は駒沢大学仏教学部への学士編入試験を受けます。

 合格を祈ります。

 明日と明後日は長男、次男とも生涯で忘れ得ない日となります。そして私も。合掌

 アジアの子供たちの素適な笑顔のために・・・

 ご来山をお待ち申し上げております。合掌

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