昨日から大変冷え込んできました。
風も時々強く吹き、体感温度は気温以上に冷たい感じがいたします。
こんな時にはちょっと暖色系の花の写真はいかがでしょうか。
午前中は所用で町外に出ましたが、海上は白波もたち、陸上とは異なり、風が強く吹いていました。
お昼前に寺に帰り、午後は「御詠歌水曜会」の月例練習を勤めました。
来月はお釈迦様がお悟りをひらかれました「成道会」を皆さんと一緒に勤めます。
今年の練習もあと一回となりました。
皆さん異口同音に「1年が経つのがとても早い・・・」、勿論、私も同感です。
ある方が何故歳を重ねると1年が経つのを早く感じるかについて次ぎのような説明をされたのが、とても心に残っています。
例えば、分数で私たちの年齢と1年の時間の経過を考えると、1歳の幼児でも、100歳の老人の方でも1年は同じ単位となります。
ところが、分母に自分の年齢を当てはめ、分子は年齢に関係なく1年は「1」とした場合、1歳の場合は1分の1、20歳は20分の1、50歳は50分の1、100歳は100分の1となります。
1歳の場合は答えは「1」、20歳の場合は「0.05」、50歳の場合は「0.02」、100歳の場合は「0.01」となり、段々と数字が小さくなります。
ここから、同じ1年でも歳を重ねると短く感じるとのことです。
そして、最近皆さんと年齢の話をする際によく申しあげるのが、「歳をとる」のではなく、「歳を重ねる」という言い方をしましょうと申しあげています。
例えれば、これは「ネガティブ」と「ポジティブ」の関係とも言えます。
さらに換言すれば、「引き算」と「足し算」のようになります。
重ねて行けば、段々と高くなり、いろいろなものが見えてきます。これを例えれば「経験値」が増えることとも言えます。
少し言葉遊びのようになりましたが、いかがでしたでしょうか。合掌