住職日記

瀬戸内海の島にある寺の住職の日々の日記です。

台風一過(複雑な思い)・・・

2018-08-24 | 思い

 

 

 台風20号は今頃は日本海を北上していますが、当地は昨夜の10時頃から最接近ということとで正直なところ不安が一杯でした。

 今朝の近くの小川・・・ 昨日と変わっていません。

 

 また、おかげ様で傾いた洗心閣、そして裏山の斜面も台風接近前と同じでした。

 しかし、当地では殆ど被害がなかったと推察しますが、一方近畿地方では風雨の被害があったとのことで、「台風一過」と素直に喜べない自分があります。

 この度の台風で被害を受けられました皆様に心よりお見舞い申し上げます。

 

  先月の豪雨災害の際に本堂でシロアリを発見しました。これは想像ですが、本堂の床下が浸水したため、土中のシロアリが現れたようです。

 既述しましたが長田畳店さんの適切な判断をいただき、昨日から専門業者によります対応をしており、本日には終了する予定です。

 業者の方々には暑い中ご苦労をかけますが、宜しくお願い申し上げます。感謝尽々

 

 そして・・・

 

 昨日、亡母の従兄にあたる佐藤信次様の追想録を娘さんより拝受いたしました。感謝尽々

 地質学を専門とし、東京教育大学を経て愛媛大学を定年退官後、東雲短大で非常勤講師を経て、晩年は様々な活動にも従事されていました。

 故人とは2度お会いしいてますが、その内一度は清光寺に来山されています。その際のエピソードを一つご紹介しますと、地質学を専攻されていましたので、こんなアドバイスがありました。

 「瀬戸内海、特にこのあたりでは1000メートル掘削すると温泉が出る。」との話でした。ただ・・1メートル掘るのに10万円程度かかるが・・・」との話でした。

 ちょっと期待しましたが、お金の話なると・・・

 他にも瀬戸内海の成り立ち等についての話をとても楽しそうに話されたことを思い出します。

 もう一回は祖父(母方)の葬儀であったように記憶しています。

 次のエピソードは大学院で宗教社会学特講のご教示を修士2年間お世話になりました桜井徳太郎先生(元東京幾大学)と深いご縁があったことでした。

 なお、私の従兄と早速話をし、出来れば愛媛に伺いたいと念じております。合掌

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