身体のお仕事をしています。商売関係なく、本音で独り言

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膝の障害とその後のケア(成長期の障害)

2011-07-28 | カイロプラクティック症例

膝の障害とその後のケア
成長期の外傷例 (中学生)
■右膝・数カ月前オスグットシュラターによる膝の障害、現在は完治
■左膝・クラブ活動にて、人との衝突により半月板損傷(現在も治療中)

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オスグッド病について

 成長期を過ぎると、腱付着部位の炎症や軟骨組織の剥離症状も自然と消えていきます。病院ではオスグッド病の治療は症状態が治まるまで安静を保つ自然治癒力を基本とした治療を行っていく事になります。成長期においては急激な骨成長は、大腿四頭筋の過緊張、下肢の骨格の配列異常が起きやすく、O脚X脚、膝蓋腱の方向Q-angleの増加、さらに回内足などは、脛骨粗面部での大腿四頭筋の牽引による緊張の集中、増加をきたします。これらが発生の『素』と考えられます。しかしオスグットシュラターの痛み、症状が無くなっても成長期における大腿四頭筋による緊張は緩和することはありません。そのため緊張すると膝蓋骨(膝のおさら)が高位に見られることもあります。 予後のケアは過剰な大腿部の緊張を取り除き、二次的な膝、足にかかる緊張バランスを取り除くことが、将来の障害がおこるかも知れないリスクを軽減することが可能です。

症例 写真右症例、オスグッド損傷による治癒後(完治後)のケア

膝の可伸展の調整(膝反張)

膝の若干の高位が見られた。重度の膝の反りは無い。

 反った膝(ひざ)は、走っていると自分の体重が膝(ひざ)の裏側に集中し、外反母趾や指上げ足(浮き指)があるとより膝(ひざ)を反らす結果となりまず。膝の負担を軽減するため、脚首、脛骨、腓骨、膝、大腿部の調整を行います。

膝反りの障害について(膝反張)

☆大人の場合、膝の裏が固くている人が見受けられます。膝の裏にベーカーのう胞と呼ばれる場所があり、そこが激しいスポーツや遊びなどの「環境学的条件」により負担が倍増され、筋肉や靭帯が引っ張られ炎症が起こることもあります。

膝が反りすぎるとまれに成長痛と間違われるので、成長期の子供さんは特に注意が必要です。中・高年では、スポーツをした後に発生することが多く、成人では膝(ひざ)の裏側に脂肪の固まり(ベーカー嚢腫)が見られます。

ベーカーのう腫はカイロプラクティックケアにより期待できる所見です。
半月板障害
半月板損傷が疑われたときに、ロッキング症状(膝がひっかかる)や膝伸展制限(まっすぐに伸びない)あるいは膝靭帯損傷を合併する場合は早急に検査・手術を行う必要がありますが障害は酷くない場合は、保存療法としてそのまま回復を待つこともあります。
症例 写真左の膝(半月板障害)外傷的損傷
屈曲制限有り、立位にて膝の屈曲姿勢が見られ、伸展筋(屈曲筋でもある)である四頭筋の低下と動きの不整合性を検知、(膝のスクリューホームムーブメントの制限)
前十字靭帯の制限あり、大腿部の回旋及び前後による可動性をケア、四頭筋、薄筋、縫工筋その他大臀筋、膝蓋骨、脛骨、腓骨、大腿部を調整
★屈曲の痛みの軽減と可動性が壮大が軽減

筋肉の機能が向上すると、関節の動きが良くなり筋力や持久力も向上し、疲労もしにくくなり運動能力がアップします。また、ケガの予防にもつながります。成長期はもちろん、一流のアスリートを目指す方は常に身体の調整が足、身体の健康に役立ちます。  中高年の方は、足・腰がしっかりし転倒しにくくなります。

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