エジプトの道路事情

こちらの交通渋滞は年々ひどくなっていると、エジプト人の友人は言います。

道路整備が不十分なままタクシーやマイカーで移動する人が増えたこともその理由のひとつでしょう。
地下鉄がカイロの中心部に通っていますが、まだまだ十分ではありませんし、アレクサンドリアの路面電車も自転車のような速度なので（？）急ぐときには不向きです。
朝の８時前後の通勤、通学時や午後２時から５時の帰宅時間（学校はだいたい２時ごろ終わります）にはなかなか車が動きません。
横断歩道がほとんどないので、この時間帯は人々は止まった車の間を縫うように道路を横断します。

路面バスもよく利用されていますが、かなり年季の入ったバスが多く、窓ガラスやドアがないなんてことも・・・。

エジプトのベリーダンス衣装

ベリーダンスの先生といっしょに衣装の展示会に行ってきました。

日本でも衣装は買ったことがありましたが、さすがにエジプトです。
その華やかさに驚きました。

値段は１０００ポンド（約２万円）ぐらいから。
こちらの物価から考えるとものすごく高いですが、手仕事でたくさんのビーズを縫い付けたりしているので、
観光客やベリーダンスをしている外国人にはたくさん売れるそうです。

ただし、縫製の関係でしょうか、ビーズがすぐとれてしまうのと、トップのサイズが日本人には大きすぎるのが残念なところです。


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「定点観測」します

　

私は「定点観測」するように場所を決めて写真を撮ることがあります。

この写真はカイロのタラータハルブ広場というところで撮ったものです。
背景には「グロッピー」という古くから有名なお菓子屋さん（喫茶店）の建物があります。

人物の写真がどうしても撮りたい。
そのために勇気を出して声をかけたり、いろいろな所へ突撃で出かけてきますが、あまりうまくいかずに落ち込んで心が疲れてしまうことも多くあります。

そういうときにこの方法を使います。

コツは背景（または前面）に観光名所やきれいな場所やかわいい動物を入れること。
そこで撮っていれば、面白い人や、中東では撮りにくい女性を比較的楽に撮れます。
先に陣取って撮っているのですから、どうしても写りたくない人はよけて通ります。
また、通りがかった人は景色（または動物）の写真を撮っていると思って、黙ってあたたかく見守ってくれるという訳です。

もうひとつのコツは（コツと言えるかどうかわかりませんが）覚悟を決めて長時間撮ること。
私の場合は２時間以上、長いときは日没でシャッターが押しにくくなるまで撮ったりもします。


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エジプトの働く人々 その３

スーク（市場）の中にあるジーンズショップです。

ちょっとのぞいたら、食事中にも関わらず「写真撮っていって」とポーズをとってくれました。
気さくで陽気なエジプト人はいつもドキドキしながらカメラを向けている私に声をかけてくれます。

撮り終わって「シュクラン（ありがとう）」という私の気持ちも明るくしてくれます。


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アレクサンドリアの猫

アレクサンドリアです。

エジプトの第二の都市、クレオパトラが住んだ街として知られていますが、住んでいる日本人はわずか１５人ぐらいしかいません。
カイロと違い、地中海性気候のため冬の間は雨がよく降りましたが、３月の半ば頃から雨も滅多に降らなくなり、新緑が輝いています。

この地中海に弧を描くようにのびる美しい海岸線は、私のお気に入りの散歩コースのひとつです。
途中に私が「ネコ村」と密かに呼ぶ場所があります。
１００匹近くの野良猫が釣り人の釣った魚のおこぼれをもらい、のんびりひなたぼっこをしながら暮らしています。
エジプト人がたいへん猫をかわいがるからでしょうか、カメラを構えても全く逃げる気配を見せません。

アレクサンドリアの街をじっと見つめているようでした。


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