SEIKO’s photo gallery from ALEXANDRIA 

エジプトの第二の都市、アレクサンドリアで暮らしながら中東の写真を撮っています。

スークのおいしいもの 4

2010-05-29 22:36:17 | 写真




エジプトのスークで見かけたレストランの店先。
おいしそうなチキンがどんどん焼けています。
それほどお腹がすいていなくてもおいしそうな色と香りにつられてつい立ち止まってしまいます。


その手前にあるのが「マカローナ」。
エジプトの食べ物というと、カバブやシャワルマのようなこってりした味付けの肉料理を連想しがちですが、「マカローナ」も代表的な庶民の味です。
スークのたいていのレストラン(というより食堂といった感じでしょうか)にあります。

見た目はグラタンで味も似ています。
グラタンのようにクリーミーではありませんが、牛乳とマカロニだけで比較的あっさりと作られていて、こげたチーズが食欲をそそります。
値段も庶民的で、5ポンド(約100円)ぐらいからあります。




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ネコとスーク

2010-05-26 16:57:52 | 写真




アレクサンドリアのスーク(市場)は海が近いこともあって、ネコの多いスークです。

ここで働く人たちは自分の飼っているネコでなくても当たり前のようにえさをやってかわいがります。
ネコはこそこそ逃げ回るようなことはありません。

スークのレストランの裏でジャガイモの皮を剥いていたおじさんは時々仕事の手を休めてはネコと遊んでいました。





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壁の国

2010-05-23 02:19:20 | 写真




イスラエルがヨルダン川西岸につくった分離壁のパレスチナ側に立ってみました。

ここはアイザリアです。壁の向こうはエルサレム。
でも、壁ができるまえは、ここはエルサレムの郊外でした。
いまはエルサレムに行くためにはバスに30分も乗らねばなりません。
その上、イスラエルの許可証がないとエルサレムに入ることはできません。
壁によって、生活は分断されてしまいました。
その壁に、たくさん落書きがありました。
落書きの中にエルサレムのイスラム聖地の黄金のドームが描かれていました。
壁によって、聖地とも切り離されしまったのです。

パレスチナの子供たちはその不自然に隔てられた空間で遊び、そして育っていきます。
下の写真は平和そのものに見えるテルアビブの海岸にいたイスラエルの子供です。
一緒に公園にいたら共に遊び始めるような子供たちも、ここでは壁によって隔てられています。




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あちらとこちら

2010-05-20 22:05:39 | 写真




 この通りは、ユダヤ人が住む西エルサレムと、アラブ人(パレスチナ人)が住む東エルサレムの境界です。
 イスラエルが戦争で東エルサレムを占領する前は、ここは停戦ラインとノーマンズランド(無人地帯)がありました。
 右手にエルサレムの旧市街の城壁がみえます。
 上の写真の横断歩道の左側が西、右側が東です。
 ユダヤ人は旧市街の城壁の中にある「嘆きの壁」(写真下)に祈りに行くためにこの横断歩道を渡り、アラブ人は主に仕事に行くために、西エルサレムを目指します。
 この交差点が、二つの世界をつなげているのです。



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ラザルスの家 その2

2010-05-18 15:08:53 | 写真





ヨルダン川西岸の孤児施設「ラザルスの家」では様々な理由でやってきた27人の子供たちが暮らしています。

低学年の子供たちの部屋に案内してもらいました。
敷地の中には女の子だけの施設らしく、色とりどりのかわいい色の洗濯物が干されています。
案内された部屋ではままごと遊びをしていました。

 



カメラを向けながら、子供たちと片言のアラビア語で話しているうちに、かわいい笑顔を見せてくれました。

 

ひとりだけままごと遊びに加わらず、テーブルの下に人形の「家」を作って黙々と遊んでいる子がいました。

中には人形のベッドや洋服や食器がきれいに並べられています。
「自分だけの空間」、それを持つ自由もここにはあると感じました。
小さい頃に押し入れの下の段を自分だけの秘密の空間にしていたことを思い出しました。




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