SEIKO’s photo gallery from ALEXANDRIA 

エジプトの第二の都市、アレクサンドリアで暮らしながら中東の写真を撮っています。

エジプトのクリスマス

2010-12-22 12:14:58 | 写真





エジプトはイスラムの国なのでクリスマスなんてないと思われがちですが、この時期、カイロの巨大スーク(市場)のアタバにはちゃんとクリスマスグッズを専門的に扱っている店が軒を連ねた通りがあります。

実は全人口のおよそ10パーセントほどはキリスト教徒なので、それなりに需要もあるようです。
東京の「アメ横」のような感じのするにぎやかな通りには所狭しとクリスマスツリーやオーナメントが並べられています。

イスラム暦と日本の暦は違うので、イスラムの新年はもうとっくに終わっています。
なんとなく年の瀬もニューイヤーもピンと来るもののないエジプトですが、ここにいると師走のわくわくとした感じがして、もう今年も終わりなんだなあと感じます。

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エジプトの働く人々 その7

2010-12-10 10:38:50 | 写真






 エジプトはもちろん日本から遠く離れた中東にある国ですから、いろんな珍しいものや見たこともないものが売られています。

 その一方で、日本でも見かけるものが普通に売られていて、なんとなくおかしいような懐かしいような気分になることがあります。
このブログでも「焼芋屋さん」や「綿菓子屋さん」を紹介したことがありました。

ここスークアタバにも思わず立ち止まってしまうものを売っている人々を見つけました。

 上の写真は「ヘチマ屋」です。
私は幼いころにお風呂で使っていましたが、ここの人はどんな風に使うのでしょうか。
しばらく見ていましたが、「一本が2ポンド(約30円)」と言って客と値段の駆け引きをしています。

 下の写真は北海道出身の私には特に懐かしい「とうもろこし焼き屋台」です。
しょうゆを塗って焼くわけではないので、香ばしいにおいとまではいきませんが、ぱちぱちという音と炭火(!)の煙で立ち止まらずにはいられませんでした。

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運ぶ人~その2

2010-12-03 11:15:25 | 写真



引き続き、エジプトの首都カイロのスーク(市場)アタバです。
たくさんの人が行き交う混沌としたアタバですから、伝統的な衣装を身に着けている人がいるかと思えば
おしゃれないまどきの女性が歩いていたりします。
それでもダウンタウンの中心街を行く若い女性たちの顔よりも生活感があり、力強さを感じます。




ここではもちろん子供も働きます。
すぐ目の前を台車に大きな氷を乗せて元気のいい男の子が通りました。





「運ぶ人」はひっきりなしに行き交い、そのまなざしは真剣に一点を見つめているようにも見えます。




そのまなざしの強さは、私たちが忘れがちな生きる強い意志を感じさせさえします。
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