アレクサンドリアは10月18・19日はエジプト議会選挙の投票日です。
エジプト全体ではで596議席を争います。
日本のように街頭演説こそありませんが、
街中やスーク(市場)のいたるところに候補者のポスターや横断幕がみられます。
道路の真上や街路樹の間に勝手に横断幕をかけたり、ビルの壁面や街路灯に直接貼り付けたり
なんでもあり。
もちろんその大きさや形、枚数も制限ないようです。
見ているとそれぞれの候補者とともに 「ラムズ(シンボルマーク)」が描かれています。
ときには候補者本人よりもシンボルマークのほうが目立つほどです。
じつはエジプトの非識字率(字の読み書きができない割合)は26%で、なかでも年配者が多く、
60歳以上は65%にものぼります。
このシンボルマークは字の読めない人のためのものだったのです。
候補者は届け出の時に選挙委員会に行き、リストの中からシンボルマークを選ぶのだそうです。
動物は人気のようで、鳥やライオン、トラも。
ゾウの候補者の前にかかっているのはロウソクの候補者。
ポスターの形式も自由ですが、シンボルマークもさまざまです。
電車、飛行機など乗り物も見かけます。
この候補者は自動車ですが、それより選挙ポスターが黒いサングラス姿というのも何か不思議な気がします。
(そういえばこの国の大統領もよくメディアに黒いサングラス姿で登場していました)
ライフル、大砲、潜水艦というちょっと物騒な?シンボルマークもあったりします。
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