SEIKO’s photo gallery from ALEXANDRIA 

エジプトの第二の都市、アレクサンドリアで暮らしながら中東の写真を撮っています。

アレクサンドリアの雨

2011-11-14 14:09:53 | 写真




アレクサンドリアに雨が降りました。

エジプトといっても地中海性気候のアレクサンドリアはもともと冬には雨が多いところです。
今シーズン初めての雨が昨夜からの雷とともにやってきました。
冬の訪れを告げる雨です。

雨に対する備えがほとんどないので、たった数時間の雨でスーク(市場)もあっという間に冠水してしまいました





スークの入り口は特に水はけが悪く、市場の男性もあきらめ顔ですが、それでも商売はふだん通りなのがここのたくましいところです。





女性は長いスカートが多いので、ちょっと憂鬱そうです。

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アレクサンドリア 革命後のイード・ル・アドハー その2

2011-11-06 13:24:08 | 写真






イード・ル・アドハー(犠牲祭)初日です。

アレクサンドリアの私の住んでいるところは昼前ごろからスーク(市場)だけでなく、通りのあちらこちらに人が集まりはじめました。
事前に頼んでおいた羊や牛の肉の解体を待っている大人達で肉屋はにぎわいはじめます。
子供たちはというと「ミニ動物園」に入り込んで羊たちといっしょにはしゃいでいます。



羊の顔をよく見るとじつに個性的でかわいい顔をしています。



ですが、犠牲祭なので数時間後にはこういう感じになります。



昨年と比べるとそれでもやはり少し静かな犠牲祭のような気がしますが、エジプト人にとっては楽しみであり、大切な祭りの一日が過ぎようとしています。







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アレクサンドリア 革命後のイード・ル・アドハー

2011-11-03 08:59:45 | 写真





アレクサンドリアの街が活気を帯びてきました。


エジプトでは土曜日からイード・ル・アドハー(犠牲祭)が始まります。
「肉の祭り」とも言われるこのイードでは牛や羊などを屠るわけですが、祭りの数週間前からスーク(市場)の一角や街の空き地に「ミニ動物園」ができはじめます。

いつもは何もない所に突如として現れるこの場所からは、強烈な動物のにおいが立ちこめています。
そこがスークの真ん中だったり、サンドイッチの食べられるレストランやみんなが集うお茶屋の隣だったりと、生活の場の中にあるのにちょっと驚かされます。

革命後、経済もなかなか軌道に乗らないエジプトですが、イードを迎える人々の表情は明るいようにみえます。
写真を撮っていると肉屋のおじさんたちが「日曜日に屠るから(首を切るポーズ付きで)また日曜日においで」と誘ってくれました。

それでも昨年と比べると「ミニ動物園」に飼われた羊の頭数も少なく、代わりのチキンや七面鳥の数がかなり増えているようです。
エジプトでは一般的でとても好まれる羊肉ですが、厳しい経済状況で1500ポンド(約2万円)前後の一頭買いには手が届かない人も増えているのかもしれません。

そんなことを知るはずもなく、たくさんの肉が吊るされた肉屋の前では、羊たちがおとなしくえさを食べていました。

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