SEIKO’s photo gallery from ALEXANDRIA 

エジプトの第二の都市、アレクサンドリアで暮らしながら中東の写真を撮っています。

ラマダンが明けて

2010-08-31 15:55:52 | 写真


エジプト、アレクサンドリア。

厳しかった真夏のラマダンが明けた9月10日です。
街は思ったより静かで、正午ごろの海岸通りにはそれほど人は多くありません。

今日からの4日間の休日を家族でのんびり過ごしたり、お菓子を持って親戚を訪ねたりしているようです。
まるで日本のお正月です。

女の子たちは新しい洋服を着せてもらって、ちょっぴりうれしそう。




小学生の男の子たちもちょっと大人っぽくおしゃれして海岸通りを友達とはしゃぎながら通っていきました。
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ラマダンが始まりました!

2010-08-11 17:02:24 | 写真




今日からラマダンが始まりました。

ここはアレクサンドリアの市場、スーク・イブラヒミーヤです。
イスラム教徒はラマダン中は断食をしますが、日没以降、日の出までしっかり食べるので、
かえって肉の消費量が増えるといわれています。
市場の中に数軒ある肉屋の店頭には、いつもはそれほど見かけない生きた羊がつながれていました。
この羊も数日中には解体され、売られてしまいます。




たくさんのエジプト人のお母さんたちが、お腹をすかせた家族に腕によりをかけて作る料理の食材を求め、市場に集まります。
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ネコですが・・・魚市場のお客さん

2010-08-08 03:22:40 | 写真





ラマダンまであと数日。
アレクサンドリアの魚市場にやってきました。

この日は少し時間が遅かったこともあり、セリは終わっていましたが、いつものようにまだたくさんの魚が売られていました。
少し違うのは、ラマダンのためにでしょうか、市場の中で大きな魚やエビを大量に処理をしてもらってから買う人がいたことです。
ふだんは魚市場は魚を売るだけで、スークの魚屋のように内蔵を出して切ったりすることはめったにしてくれません。

エジプト人のネコ好きは魚市場でも同じです。
ときどき小さな雑魚をあげるので、いつもたくさんのネコがうろついていますが、この日は目の前で大きな魚が次々処理されていくのを
めずらしそうにじっと見ていました。






いまにも手が届きそうな距離にいるのに、市場のおじさんは気にせず魚をさばき続けます。
ネコの方も手を出したりしません。
まるで魚の処理が出来上がるのを待っているお客さんのようです。

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ラマダンがやってくる

2010-08-01 17:17:14 | 写真




もうすぐイスラム教のラマダン(断食月)がやってきます。

イスラム暦で計算するため、毎年11日か12日ほど早くなり、一巡するのには32、3年かかります。
今年は8月10日か11日から一ヶ月間といわれています。
まさに真夏のラマダンです。

ラマダンには多くのイスラム教徒が、商店やマンションの玄関や家の中に「ラマダンランプ」を飾ります。
金属やプラスチックの枠でできていて、ろうそくや電球で明かりをともすことができる、たいへん華やかなものです。
この時期は新しいランプを買いにくる人も多いようです。




ラマダンといえば「断食」がすぐ思い浮かびますが、全く食べない訳ではありません。
断食は毎日、日の出から日没までで、日が沈んでから次の日の出の時間までは食事を撮ることができます。
空腹で食べ、夜中も食べるため、普段の月よりも肉の消費量は増えるそうです。
毎日の断食後の夕方食べる食事(イフタール)では、ナツメヤシやイチジク、アプリコットなどの干した果物を使ったメニューがあり、
市場にも豆、米、パスタとともに、ドライフルーツが大量に並びます。

コメント (1)
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