もうすぐイスラム教のラマダン(断食月)がやってきます。
イスラム暦で計算するため、毎年11日か12日ほど早くなり、一巡するのには32、3年かかります。
今年は8月10日か11日から一ヶ月間といわれています。
まさに真夏のラマダンです。
ラマダンには多くのイスラム教徒が、商店やマンションの玄関や家の中に「ラマダンランプ」を飾ります。
金属やプラスチックの枠でできていて、ろうそくや電球で明かりをともすことができる、たいへん華やかなものです。
この時期は新しいランプを買いにくる人も多いようです。
ラマダンといえば「断食」がすぐ思い浮かびますが、全く食べない訳ではありません。
断食は毎日、日の出から日没までで、日が沈んでから次の日の出の時間までは食事を撮ることができます。
空腹で食べ、夜中も食べるため、普段の月よりも肉の消費量は増えるそうです。
毎日の断食後の夕方食べる食事(イフタール)では、ナツメヤシやイチジク、アプリコットなどの干した果物を使ったメニューがあり、
市場にも豆、米、パスタとともに、ドライフルーツが大量に並びます。