SEIKO’s photo gallery from ALEXANDRIA 

エジプトの第二の都市、アレクサンドリアで暮らしながら中東の写真を撮っています。

アレクサンドリアの本屋にて

2012-02-19 02:37:00 | 写真


   



カイロもアレクサンドリアも人や車が多く一日中喧騒に包まれています。
そんな街なかでエジプトにいるのを一瞬忘れるような静かで落ち着く場所が本屋です。

私が書店でいつも心ひかれるのがアラブ書籍の背表紙の美しさです。
それぞれの本には個性的な文字が書かれ、独特の色やデザインは見飽きることがありません。









アレクサンドリアにある主に宗教関係の書籍を扱うこの書店は、天井まで本がびっしりと置かれています。






本を見るときはどうするかというと、店員さんに声をかけてこんなふうに取ってもらいます。





ちょっとタイムスリップしたような時間が流れていきます。





いつも元気で明るいエジプト人女性もここではちょっと違って見えるから不思議です。

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ライオン橋を渡る人たち

2012-02-08 14:16:15 | 写真





橋の上を発煙筒がゆっくり動いていきます。

ここはエジプトの中心部、カイロのタハリール広場にまっすぐに通じる橋、通称ライオン橋。
2月3日。ポートサイドのサッカー暴動で多数の死者を出したことをきっかけとして、軍政に反対する人々がまたたくさん集まりました。

死傷者の多くが人気サッカーチーム「アルアハリ」のサポーターであったこともあり、この日の人々はチームの旗を持ってタハリールに向かいました。
300メートルほどの長い橋を発煙筒を振り回しながら行く人たちはまるでサッカーのサポーターのようです。
私はこの光景を見ながら以前にこのブログにアップした「心をつなぐということ」の試合前のサポーターたちのことを思い出していました。
http://blog.goo.ne.jp/seiko-k84/e/f9dde9405422de564ad252d19734c278







人々の中には再び犠牲者を出してしまった悲しみに加えて、なかなかうまく進まない「新しいエジプト」に対するいらだちのようなものがあるのかもしれません。
しかしエジプトは混乱していて、治安が悪いかというと私はそうは思いません。
様々な葛藤や熱い想いを抱える人々の傍らでは落ち着いた日常も同時に存在しています。






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ラクダで散歩

2012-02-02 11:43:04 | 写真




ラクダに乗ってきました。


場所はピラミッドの砂漠です。
約1時間半のラクダの散歩です。
ラクダの背中から見ると目線が高いので、何となく優雅な気分。
今の季節は砂漠は暑くなく、快適です。

この日は現地のガイドに付いてもらい、110ポンド(約1500円)でした。
運動不足の私は翌日には内股が筋肉痛になるほどいい運動になりました。

ラクダは立ち上がるとき下の写真のように、まず後ろ足を伸ばすので、上に乗っていると最初は転げ落ちそうになりますが、だんだん自分の乗っているラクダがかわいく思えてきて、一体感で病みつきになります。

それにしても観光には最もいいシーズンなのに人が少ないのが気になります。

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