船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

10日目・小樽出航・姉妹船行き交い・最後の夕食・下船・帰郷

2024年07月11日 | 旅行の話

昨夜は夜も遅い乗船だったのでただ船室で寝るだけです。

朝は朝食を食べる予定もなく船内放送だけが聞こえます。

結局9:00頃起床

波も無くゆっくり眠れました。

朝食はパンもコーヒーも自前で対応です。

朝10時前船内放送が有り本船「あかしあ」と姉妹船の「はまなす」が行き交うとの事

毎回小樽と舞鶴は潮の流れを計測し同じような時間に出港し翌朝10時ごろの秋田県酒田市沖の飛島沖で行き交います。

舞鶴南行きの本船あかしあは本州側を西に進み北行きの姉妹船はまなすは本州から離れたロシア側を東に向けて航行します。

我々乗船のあかしあは進行方向右舷側をはまなすが通る事になります。

何しろ二隻とも日本一の高速フェリーで航海速力30.5ノット(時速56.4キロ)で信号無しのノンストップで高速航行します。

この船は後部甲板以外のデッキは風圧による事故防止の為ドアーは締め切りです。

デラックス以上の客室は部屋の外に専用デッキが有るので部屋からすれ違いを見ることが出来ます。

姉妹船のはまなすが見えてきました。

客室デッキに戻ります。

真横に近づき行き交う時北行きの「はまなす」が大きな汽笛を「ボー」鳴らします。

汽笛が止む直前には本船「あかしあ」が「ボー」っと汽笛を鳴らし返します。

毎日とは言え絶妙なタイミングの汽笛は船の好きな私にとって思わず感激の涙が出ます。

今もこの画像に文章を打ち込みながら涙しています。

家内は何で!と言いますが言葉では説明できない感激です。

お互いこの大型船が時速55㎞同士ですれ違うのです。

すれ違い速度時速110㎞mです。

両船とも波が低いとはいえ高速で航行しているので波切、水切りが最高に良さそうです。

ちなみに私の愛艇YURAKU3は最高速度21ノット(巡行速度は18ノット)時速33.3㎞です。

倍近いスピードでこの大型船が側を追い越すと思うと恐ろしい限りです。

あああ過ぎて行ってしまった。

一杯頂き昼寝です。

午後3時、さあひと風呂浴びてさっぱりしよう!

洋上を進む船の風呂は格別です。

九州航路と違い北海道航路は日中航行が多く流れる海を眺めながら湯船につかるのは最高です。

風呂ギライの私でもいい気分です。

夕刻になりました。

18:00からはレストランで夕食タイム

何時もの残飯ばかりでごめんなさい。

勿論ビールはノンアルコールです。

夕食後も1時間ほどおねんねです。

無事定刻21:15分に東舞鶴港入港接岸です。

私の車は私の列では最後尾です。

無事岸壁に上陸です。

陸も今日は雨です。

結構強い雨が降っています。

夜で前も見にくいのでゆっくり走行で城崎に向かいます。

コンビニでつまみを購入し城崎に23:30分帰着

長い海上陸上合わせて4.390㎞の旅でした。

お疲れ様でした。

又行こう!

ではでは 

▲城崎温泉の温泉宿。和モダンなロビーや美しい日本庭園などまさに癒しの宿。

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