5月の連休明けから取り掛かっていた旅館湯楽の貸切風呂棟リニューアル工事
元々ガラスの仕切りが無く半露天の形式でスタートしました。
カップル、家族に人気で湯楽の売り物の一つです。
しかし冬は風も冷たくイメージと異なり体を洗うのも大変です。
そして解放状態の為、隣の浴室の声も聞こえる状態でもありこの問題も解消する必要が有りました。
良い部分も多くあり冬以外はこの開放感が喜ばれ多くのお客様にすべての時間帯予約が一杯の状況で喜ばれていました。
この困難な問題を一気に解消しようと新型コロナ感染予防で休業し、今回3カ月余りの改修工事が始まりました。
第一に隣の浴室の声を止めることです。
外に植えてあった植木や灯篭などを撤去し小さな流れる池を作り滝のように水を落とし「ジャアジャア」と水の音を出し隣の声を打ち消す方法です。
そして斜面には四角形の枠のようになった瓦を貼り付け幾何学的な模様で所々に緑も配置し以前の竹を張った壁面から一気に今流の壁に！
LEDのダウンライトや壁面のライトアップで夜は奇麗な壁画の様です。
第二は全面開放からサッシを入れてガラスで解放と閉鎖の可能な窓の仕様に
これで冬の冷たい風の時は締め切り必要に応じ開放します。
隣の声と夏の虫なども侵入を防ぐことが出来ます。
お客様の好みに応じて対応して頂けます。
主に外部の工事が中心でした。
内部は天井の梁のむき出し状態設計から天井も張り壁面も今流に変更です。
湯壺は今まで通りの特徴ある3種類の湯壺です。
天然石切り出しの大きな石の湯壺「風」
大理石切り出し湯壺「月」、畳敷きです。
信楽焼の陶器製の湯壺「竹」、木製板敷きです。
浴槽自身は7月21日からの再オープンに備えお客様に開放していました。
外部の池などの工事に人夫手間がかかり昨日の全面完成と遅くなりました。
21日からはお客様の利用時間外の朝9時から午後3時までの限られた時間での工事状況に成って居ました。
業者の皆さんご苦労様でした。
ではでは
▲城崎温泉の温泉宿。和モダンなロビーや美しい日本庭園などまさに癒しの宿。
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