船の好きなじいじの絵日記 愛艇アルビン28クルージング

瀬戸内海相生マリーナを定係港に愛艇の航海や日頃の出来事を船の好きなじいじの絵日記として印刷製本して保存しています。

真鍋島へクルージングです。

2009年05月15日 | 瀬戸内海クルージング

13日14日瀬戸内海真鍋島にクルージングに行ってきました。
相生野瀬ボートパークを出港、左に家島群島を眺めながら1時間弱で小豆島シータイガーアイランドインの専用桟橋に到着です。



ここは船が桟橋に近づくとレストランの係員が桟橋に出向き係留ロープを取ってくれます。
ありがたいです。

早速昼食です。
クルージングでの生ビールは最高です。









昼食後は針路を四国方面の南にとり本船航路に入ります。
久しぶりに二十四の瞳記念映画村に行こうと言うことになり映画村桟橋へ
所が連絡船が係留していて係留不可能です。
やもなく近くの漁港岸壁へ槍付けし徒歩で映画村へ
間もなく連絡船が出港です。
もう少し海上で待機していれば・・・・・・




昔懐かしい学校風景を堪能







再び本船航路に入り西へ
瀬戸大橋を通過し一路宿泊地の真鍋島 三虎を目指します。
本島、広島の南、本船航路を通過します。
左柳島から針路を北にとり真鍋島に向かいます。
海上は波一つなく鏡のようです。

今晩の宿泊場所 三虎 には専用桟橋があります。
所が現在新しい桟橋と取替え中で係留できないので荷物だけを下ろし島の裏側の漁港の公共桟橋に係留して欲しいと聞いていました。

漁港からは山越の人間の通れるだけの巾しかない一本道でこの年齢ではきついのです。

不安を抱きながら真鍋島の三虎専用桟橋が見えてきました。
主人が一生懸命桟橋の工事作業中です。
所が桟橋に到着するとほぼ出来上がっているようです。
上部の板張りだけが固定されていないだけで係留は可能なようです。

主人がもやいを取っていただき何とかお客様の到着に間に合わせようと一生懸命頑張りましたとのこと。
係留OKとのこと
早速係留し旅館のほうへ
2ケ月ぶりです。









この旅館は真鍋島の南部海岸に一軒だけポツリと建てられた建物で島の集落は反対側です。
絶海の離島の一軒やど・・・・・最高のロケーションです。
周りにはやしの大木が一杯生えています。

ここはロビーでコーヒーは飲み放題
宴会後のくつろぎには最高です。
真鍋島の夜は海辺のテラスでゆっくりと海を眺めます。
沖には福山水島航路の貨物船や本船航路の貨物船が頻繁に行きかいます。
異国情緒満点です。

朝は山越しの一本道を越えて反対側の集落へ
約300戸の集落があり高齢者ばかりです。
駐在所もあります。

JA出張所、郵便局、漁協出張所、小中学校もあります。
食堂も何軒かありましたがやっているのかいないのか?・・・・・・
漁港近くで缶コーヒーを買ってほっと一息
村の皆さんは親切で愛想もよく清々しい朝でした。

学校の見学に行きました。
保育園は別の場所にあります。
小学校は2.3年の複式学級だけのようです。
中学校はよく判りませんでしたが同じような生徒数ではないかと思います。
この中学校の校舎は映画の撮影によく使われるそうで、生徒さんがエキストラで出演もしているようです。

真鍋島の本浦港には岡山の笠岡港から三洋汽船の連絡船が通っています。
約1時間程度です。
本州側には島がいっぱい、連続的に続きます。

写真は真鍋島本浦漁港です。



いよいよ出港、旅館のご夫婦での桟橋からの見送りを受け出港です。
いつまでも手を振ってくれています。
又きます。
有難う・・・・との思いで、汽笛を一発鳴らします。

真鍋島より北木島、白石島、高島と通過し目指すは差出島
ここは笠岡市の目の前の島で個人所有の珍しい島です。
大阪の大阪学院大学の所有で生徒の合宿やキャンプに利用されています。

電気は来ています。
水は船で運び大きなタンクにためているのです。
大きな貯水タンクが4本ほど見えます。

専用桟橋に接岸して上陸しようとすると突然番犬の登場です。
大きくほえて我々を威嚇します。
すると間もなく管理人らしき人物の登場です。
ここは学院大学の所有で立ち入ることは出来ませんとのこと。
大きな看板でそのようなことが掲示もされています。

大阪学院大学の専用連絡船です。





結局上陸をあきらめ・・・・桟橋に上陸しただけ
で差出島を後にします。
なぜこの島に来たかといいますと弟が大阪学院大学の学生時代、少林寺拳法部に所属しており合宿できたことのある思い出の島なのです。
色々交渉しましたが大学の許可書がなければダメですとのこと。
残念・・・・・

いよいよ相生港に向けて出港です。
瀬戸大橋の与島サービスエリヤのある与島フィッシャーマインズ港に入港買い物と小休止です。





帰りは本船航路から離れ鷲羽山、宇野港を通り三井造船の造船所の見学です。
自衛艦も建造されていました。
造船所には新船が建造されてから一回も走る事無く係留されている超高速大型客船があります。
飛行場のない小笠原諸島との時間短縮を図るため、東京から小笠原父島二見港までの航路に利用する為、建造された客船です。

省エネ時代に入り燃料垂れ流しのジェット推進の大型船は完成後も使われることなく寂しく係留されています。
今後どうなるのでしょう。

途中小豆島北浦港にある海の駅で小休止
大阪城石垣積み出し記念館の見学です。

再び相生港に向けて出港です。
相生まで1時間強です。

追記
最近風に無関係にヨットで帆を張らず機走しているヨットを見かけます。
なぜでしょう・・・・・・?


ではでは






コメント (2)
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