goo blog サービス終了のお知らせ 

スコッチダイアリー

盛岡の小さなショットバー「スコッチハウス」のサトコママの日記帳です。

 ウイスキーセミナー「土屋守 IN 盛岡」 (2013年12月1日 日曜 開催)

2013年11月06日 | Weblog
 ウイスキー評論家、土屋守氏のウイスキーセミナーが盛岡で行われます!スコッチハウスも所属する、日本バーテンダー協会盛岡支部の主催になります。

         日時  12月1日(日)
         場所  ホテル東日本(盛岡市)
         時間  開場 14時30分 開演 15時~
         会費  3,000円

 ニッカウヰスキーのチーフブレンダー佐久間氏もお呼びしての、中身の濃いセミナーです。懇親会の予定もあります。問い合わせは、スコッチハウス関まで。(℡ 019-604-5577)

 東京からは、盛岡は日帰り圏内です。この機会に皆様盛岡においでくださいませ!

生牡蠣にボウモア

2013年11月01日 | Weblog
 スコッチハウスの常連M氏が、毎年「生牡蠣にボウモアをかけて食べる会」を行っています。第四回目となる今年は、M氏ご本人と奥様、スコッチハウスママ(私です)、自家焙煎のコーヒー店を営むW氏の四人会でした。いつも何かを主催する側の私ですが、今回はお呼ばれだったので、久々に楽しい時間でした。

 実は、毎年とても楽しみにしていて、会が近くなるとお客様に、ついお話してしまいます。先日、川越からスコッチハウスにお見えになったIさんは、ちょっと質問しただけなのに、私に力説されました。「普通、牡蠣にはシャンパンとかシャブリを合わせますよね。生牡蠣にボウモアって、どうやって食べるんですか?」「殻付きの牡蠣にボウモアをたっぷりかけて、身を食べたあと、残ったつゆもそのままいただくんです。おいしいですよ!本当においしいですよ!!機会があったら是非試してください!!!」・・・書き起こして気づきました。Iさん。うるさかったですね。すみませんでした。

 「よく生牡蠣にボウモアをかけて食べる話を聞くけど、本当に美味しいのか?」という素朴な疑問から、2010年11月に、この会が始まりました。スペイン料理の店「スパニッシュライツ」に生牡蠣の調達をお願いしたところ、見事に肉厚な三陸の牡蠣を取り寄せてくれました。おそるおそる殻付きの牡蠣にボウモアを注いでみたら、本当に美味しい!生牡蠣の塩分とボウモアの塩気が上手くまじりあい、食べ終わった後口の中にほのかな甘みが残る・・・。レモンも添えられていましたが、レモン味の牡蠣は野暮だと思えるほど、ボウモアと生牡蠣の相性は抜群。味見をしたスパニッシュライツのS店長も「いやぁ、これはいいですね。また来年もやってください!」と言ったほど。当然、全員一致で定例会となりました。

 ところが、ご存じのとおり2011年の震災で三陸の牡蠣は全滅しました。スパニッシュライツでは「三陸は無理でも、他から探しますよ」と言って第二回目は広島の牡蠣。2012年の第三回目は北海道サロマ湖の牡蠣を取り寄せてくれました。

 今年も、夏頃からM氏は、スパニッシュライツに打診していたようで「10月29日に牡蠣の会をやります。少し早いけど三陸の牡蠣が入荷できるよう頑張ってみると、S店長にも言われました。」とスコッチハウスに報告にきました。そうです。2013年は三陸の牡蠣が復活したのです。そして当日、山盛りの牡蠣が私たちの前に出されました。「10月なので身が薄くて・・・」というS店長。しかし、分量はいつもの倍はある~!結局一人1ダース(12個)の生牡蠣をいただきました。「いろいろな所の牡蠣を食べたけど、ようやく三陸に戻ってきたね」と全員で喜び合い、会はお開きとなりました。

 皆さん、生牡蠣にボウモア、本当にいいですよ。是非、お試しあれ!

5月18日(土)TVに出ます!

2013年05月13日 | Weblog
 5月18日(土)、朝9時半からのテレビ朝日「いいコト!」にスコッチハウスが出ます!テーマは「芸能人の来た店」。福山雅治が来店した時の事を、2時間半にわたり取材していきましたが、実際TVで放映されるのは5分だけ。うーん短い。今回はマスターが一人で取材を受けたので、私もどんな放映になるのか楽しみです。ドラマ「ガリレオ」の新作も始まりました。スコッチハウスのためにも、いつまでも福山人気が続けばいいなと思う、今日この頃です(笑)。

成田一徹さんの思い出

2012年10月18日 | Weblog
10月14日切り絵作家の成田一徹さんが亡くなられた。ご活躍中であっただけに早すぎるご逝去が惜しまれる。

2001年秋に成田さんは初めてスコッチハウスに来られた。転勤で東京からきてスコッチハウスの常連になったO氏の紹介である。事前にO氏から成田さんの切り絵でコースターを作ったバーがあると聞いた私は、まねをしてみたくてたまらず、思い切って成田さんにコースターの図柄をお願いした。成田さんは、この唐突なお願いを快く引き受けてくださった。「何を描きましょうか」と言われ、主人がエディンバラクリスタルのグラスをお願いした。成田さんは酔っ払いながらスケッチをして上機嫌で帰って行かれた。

「コースターは3周年の記念に作ります」と成田さんには言ってあった。あと1年半あるので余裕だと思っていた。ところが何の音さたもないままスコッチハウスは3周年の2003年8月を迎えてしまった。O氏は東京に戻り成田さんとのつながりも途絶えたかに見えた。

その年の暮れのことである。成田さんから「これから行きます」と電話が入った。店に入るなりなり「すいません。もう一度スケッチをさせてください!」聞けば酔っ払って描いたスケッチが不確かで、どうにも気に入る下絵が書けなかった由。成田さんは、今度は飲む前に念入りにペンを走らせた。その時お願いしてサイン帳にサインをいただいたが「僕は実はハイボールが一番好きなんです」といって泡のたったハイボールグラスのイラストもさらさらと書き添えられた。

完成までにその後一年はかかったように思う。ある日送られてきた美しい切り絵には、ご自由にお使いくださいというメッセージが添えられていた。スコッチハウスは2005年8月5周年を迎え、オリジナルのコースターをお客様にお披露目することができた。そのとき5000枚作ったコースターは、2012年現在残りわずかとなっている。原画どおり黒白で作ったが、今度作るときは、色をネイビーブルーかボルドーにしようと思う。

ご縁ができて、いつでも会える人だと思っていた成田さんは、あっというまに帰らぬ人になってしまいました。ご冥福を心からお祈りいたします。

TV取材がありました

2012年10月10日 | Weblog
先日テレビ岩手から取材がありました。インタビューの他に、今回は自宅のウイスキーも撮影していったので、ちょうど良い記録になりました。

放送は10月11日夕方6時15分からのニュースプラスワン「いきいきライフ」のコーナーです。今週の月曜からそのシリーズが始まっているのですが、結構年配の方が登場されています。我々夫婦は若い方かも。


よかったらTV見てくださいね。関家お宅拝見は必見ですよ!(笑)


祝 改訂版発売!

2012年07月30日 | Weblog
どうなるかと気をもんでいた改訂版ですが、7月29日に無事発売になりました。盛岡以外でも入手できます。取扱いは以下の通りです。

仙台・国分町レサシエルバール、ルバールカワゴエ、水戸・太萬川屋、東京・キャンベルタウンロッホ、田中屋、リカーズハセガワ、スコッチモルト販売、スコッチ文化研究所、そして信濃屋ネット店です。

皆様よろしくお願いします。

改訂版は7月29日発売予定です

2012年06月21日 | Weblog
「スコッチオデッセイ改訂版」発売のお知らせです。当初6月の予定でしたが、一か月半延びた7月末になりました。最終校了が7月10日なのでそれに向けて作業しています。出版が伸びると、マスターの頭の中で構想がどんどん拡大するので、キリのいいところで早く本を出したいです。(←切実)

今回、ウイスキー評論家の土屋守氏から序文をいただきました。とてもうれしいです。スコッチハウスのホームページで、ネット予約も受け付けております。

待っていてくれる方々がいなければ、ヘタレの私はとっくに投げ出していたことでしょう!ご期待に沿えるよう頑張ります。そして、できれば初版と改訂版の二冊を並べていただきたいと思います。

続 写真撮影

2012年04月19日 | Weblog
前回の記事は12月でした。一気にワープして、今は4月です。年も明け、なんと年度も変わりました。「続きます」で締めたのに、こんなにひっぱってしまい失礼いたしました。

さて、スコッチオデッセイ改訂版のための写真撮影がいよいよ始まります。といっても約30コマを新しく撮り直すだけなので、2~3日ですみそうです。それから誤字脱字の訂正。新たにエッセイを書き下ろし以前のものと差し替える。長瀬さんのイラストもできれば使う方向で。こんな感じで作業をすすめ、6月中旬に改訂版発売!という計画です。

新しいエッセイはほぼ内容が決まっています。テーマは「スコッチのラベルから歴史を覗く」です。マスターからネタが提供され、それを私が書くといういつものスタイル。マスターのコレクター目線の発想がとても面白いので、あまり気張らずにまとめようと思います。

例年のことですが、寒いと体が全く動かない!春になるまでとても長かったです。気温が上がり活動的になったので、5月5日6日に東京で行われるウイスキー・マガジンライブ(今年からバー・ショーと名称が変わった)に参加します。たぶん最終日の方に行くと思います。日帰りするほど体力がないので、一泊の予定。東京へ行った時は、あまり歩き回らずに神社や庭園でのんびりするのが習慣になりました。

予定が決まると、なにか張り合いがあります。いろいろ刺激を受けてきたいと思います。

久々の写真撮影

2011年12月07日 | Weblog
スコッチオデッセイ改訂版に向けて、盛岡在住のイラストレーター長瀬正明氏に、新作を何点か描いてもらいました。もちろんボトルの絵ですが、これがなかなか良い出来で、マスターはすっかりご満悦。早速盛岡出版コミニュティの栃内氏に写真撮りをお願いしました。前の作品と合わせて7点。これに文章をつけて、スコッチオデッセイ掲載の旧エッセイと差し替えです。

栃内氏と四方山話をしてから、いざ撮影。「照明は全部つけろ(←最も明るく、ということらしい)、違う!天井の照明は、ウイスキーが熱を持つからつけるなって言ってるだろう、何べんやったらわかるんだ!」とがんがん指示を出すマスター。

栃内さん。にっこり笑って「なつかしいですね、このやりとり。」

さて、改訂版、夏頃には出るんでしょうか。

もう少し続きます。


ラジオ出演その後

2011年11月18日 | Weblog
前回のラジオ出演の報告もしないまま、気が付けば11月です。ブログをご覧になっている皆様、申し訳ございません。

さて、私たちのラジオ出演は、午前10時の放送にもかかわらず、聴いてくださった方が多く、その後よく声をかけていただくようになりました。また、スコッチオデッセイの中から、「伝説のモルト・ウーマン」をプロのアナウンサーに朗読していただいたのが、私にとってはうれしい事でした。

ところが、記念にもらった番組のCDを聞いていると、この話を無性に書き直したくなるのです。ベッシ―が所長だったころのラフロイグ15年(ビッグ・レッド・レター)を飲む機会があったのもそれに拍車をかけました。あまり資料がない中、唯一ラフロイグの味だけを頼りに物語を紡いでみようと思います。幸い盛岡在住のイラストレーターである長瀬さんが素敵なラフロイグを描いてくださいました。それに文章をつけてスコッチオデッセイの改定第二版に載せたいと思っています。

そう、私たちは改定版を出すつもりなのです!マスターは完全主義者なので直したい部分がたくさんあるようです。が、これは来年の話。進展がありましたら、また報告いたします。

私もすこし元気になったのか、いろいろなウイスキーの行事に出かけることが多くなりました。そんなことも少しずつ、ブログでお話ししていきたいと思います。