東京からいらしたY氏にアバフェルディを所望されました。UD社「花と動物」以前のもので、マスターもついに封切か・・・と感慨深げでした。1990年頃に入手したものを大事に持っていたのです。
アバフェルディは、ながらくオフィシャルとして販売されていませんでした。蒸留所のマネージャーの努力でまずこの一本が1990年頃シングルモルトとして発売され地元(南ハイランド)でだけ飲まれていたのですが、その味の良さが評判となり後のUD社「花と動物シリーズ」が誕生するきっかけになったのです。
東京のY氏は「濃いですね。そしてフルーツの味がする。プレーンカスクの良さを感じます。」マスターも「厚みがあって力強い。」
私はY氏の「プレーンカスクの良さ」という言葉が印象に残りました。あとでマスターが「このアバフェルディはこびないウイスキーなんだ。前にシェリー樽批判のこもるウイスキーだと評した記事を読んでなるほどと思ったことがある。」と言いました。
その記事は1990年に書かれたものです。その当時からシェリー樽礼賛の風潮に批判の目を向けていた人がいたことに脱帽です。2008年の現在ますますシェリー樽偏重に傾く中、こういう見識を持つひとがどれほどいるのでしょうか。
アバフェルディは、ながらくオフィシャルとして販売されていませんでした。蒸留所のマネージャーの努力でまずこの一本が1990年頃シングルモルトとして発売され地元(南ハイランド)でだけ飲まれていたのですが、その味の良さが評判となり後のUD社「花と動物シリーズ」が誕生するきっかけになったのです。
東京のY氏は「濃いですね。そしてフルーツの味がする。プレーンカスクの良さを感じます。」マスターも「厚みがあって力強い。」
私はY氏の「プレーンカスクの良さ」という言葉が印象に残りました。あとでマスターが「このアバフェルディはこびないウイスキーなんだ。前にシェリー樽批判のこもるウイスキーだと評した記事を読んでなるほどと思ったことがある。」と言いました。
その記事は1990年に書かれたものです。その当時からシェリー樽礼賛の風潮に批判の目を向けていた人がいたことに脱帽です。2008年の現在ますますシェリー樽偏重に傾く中、こういう見識を持つひとがどれほどいるのでしょうか。